このめちゃ暑い夏休みに次女がかねてからやりたがっていたことを実現させました。
夏の集中講義みたいな形で、社会人向けの大学のアートのクラスを受講することになったのでした。
十回分の授業の代金は$250だとのことでした。VCUというアートでは全米有数の大学の先生の十回分の手取り足取りの講義をこの金額で受けられるのならそれは「破格」と言っても良い安さだと思います。
クラスのサイズは10人ほどで、ほぼ全員が女性だというのも興味深い話ですが、第一回目のクラスに行った段階でこの先生ともどもクラスが大いに気に入ったようで何よりでした。
もともと今の高校に行き始めて最も娘が不満を持っていたのはもっとアートに自分を浸す時間が欲しいというものでしたから、こういった夏休み中の上のレベルのアートに自分が参加していくのは願ってもないことのようで、嫁さんによるとウキウキ、ワクワクしながら自分の作品を仕上げていっているようです。
異常に絵のディティールに拘る子供だったのですが、日常生活はうなぎ犬のようにだらけています。(よう判りませんがイメージ的にそんな感じ。w)嫁さんと一体この落差は何なのかと訝っているのですが、明らかにアナログ系の人間でして、これは我が家の伝統かと感じています。
無論、絵の細密さやデザインに異常に拘るからといって日常生活がカチッとしている!なんて言う繋ぎ方は明らかに関連を求めるほうが間違いっていうのは常識的には理解できるんですけどねぇ。
こんな次女が将来なりたがっているのは、美容上問題のある先天性奇形を持った人達や怪我や事故で容貌を失った人達を外科的に美しくして幸せにしてあげたいというもの。
もしかしたら意外とこの細部に対する異常なコダワリはそういった仕事に向いているのかもしれません。
しかし、いまはとりあえずSATのスコアがどれくらいなのか気にすることのほうがその夢を実現する近道なんでしょうかね?
勉強の合間も暇さえあれば画を描いている娘。不思議な子供を授かったもんです。子が親を選べぬように親も子を選べません。
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