2011年7月29日金曜日

カレッジ・大学巡--第二ラウンド総括

今回のツアーで幾つか頭の中ではっきりしたことがあった。
幸いにも、多くの大学関係者、もしくは娘が考えている大学に行っていた人物などと話す機会があったので、それらの話の中から幾つかの要素を箇条書きにしてみたいと思う。ここに書くことはまあ、個人的な感想の範囲を出ないもので、大学進学を済ませた子供さんを持たれる方、もしくはもう既に多くの大学を調査済みの方にとっては当たり前のこともあるだろうし、何を言ってるんだこのアホは?と思われる方もあるでしょうが、そこはブログ。書いた者勝ちなのでした。(笑)という訳でここは完全な放言録です。
1)大学は訪れてみないことには雰囲気はなかなか掴めない。
2)出来れば授業を受講してみるに如くはなし。
3)大学の良し悪しはランキングだけでは到底決められない。
4)リベラルアーツ系が合う子と、総合大学が合う子が居る。
5)外国人、グリーンカード保持者にはなかなかスカラーシップは提供されていない。

こんな感じでしょうか。ネット上でのバーチャルツアーを提供している大学も現在では数多くあり、「あたかも」その大学を廻ったかのように感じさせるところもありますが、実際には大学のアドミン自身が大学を訪れる重要性を何度も口にしているのを今回実際に見ましたし、特に「本命もしくは準本命」等の大学は是非とも訪れるべきだと私も強く思いました。実際に回らないと、そして実際に行こうかなと考えている学部の授業を見てみないとその雰囲気を掴むのは相当無理があると思います。実際、今回の旅の後、これは良いかもと思った大学の一部は、実際に授業を見学させてもらえるよう考えているというメールをアドミンに出して、その確認作業をした方が良いと思いました。実際、そのような積極的な動きはアドミンのほうも歓迎してくれるとのことです。
皮膚で感じた大学の空気は、例えランキングが高くても、自分に合わないと思ったらかなりの確率で合わないのではないのかと思います。こういうのは結婚と同じではないかと思うんですが、どんなもんでしょうか。教えることに炎のような情熱を示してくれるところなら少々ランキングなど気にせずとも、自分が「これは!!」と思える教授と出会えたなら、それが一生の宝になるのではないかと思います。そういう点で、ハイランクの研究大学系の大学がある種の子には最適だろうし、それが見つからず、かつ、積極性を最初からは発揮できない子はその手の大学に抱いていた強い期待があるぶん、入学後に大きく落ち込むこともあるかと思います。(実際に、トップクラスの大学でも、早々に辞めて、他の大学に移っていく学生は少なからず居るのが実情で、それを許す土壌がアメリカには当然のようにシステム化されています。)
最後に悩ましいのはスカラーシップなんですが、特に私学系のリベラルアーツの所はなかなか外国籍の保有者には厳しいですね。これは今回廻ってみて思いました。しかし、それでもまだスカラーシップが0ではないので、今後の短期・喫緊の研究課題です。これに関しては又報告できる時が来るかと思います。
UVA,W&Mに続く第二ラウンドの纏めでした。

2 件のコメント:

yamao さんのコメント...

そうですか…
やはり、外国人にはスカラーシップは難しいですか。頭が痛いです。
家はそれがないと大学には行かせられない…
でも、あきらめずに探してみます。なにかいい情報があったら教えてくださいね。
私もお知らせします。

small G さんのコメント...

実際にいくつかサイトがあるみたいです。まだまだリサーチはじめたばかりですので自信を持ってお奨めできませんが、機会あるときにこのサイトに上げたいと思います。お互い頑張りましょう!