2011年7月10日日曜日

娘の運転の練習に付き合う

以前、長女が車の仮免を取ったまま放ったらかしになっていたので、最近再び長女からのリクエストで運転の練習を行なっている。近くの小学校の駐車場に行ってクルクルクルクルと同じ場所を条件を変えて走らせている。前に教えたことは取り敢えずチャラということにして再びゼロからの挑戦ということにしているのだが、やはり前に十時間ほど練習しただけあって、まあ、少しは上手くなってきている。
だからと言ってこの状態で普通に道を走らせられるかというと「親としては」まだまだ怖い。何と言っても現実の路上の複雑さは到底学校の駐車場のようにシンプルではないし、予想もしない動きをする車や人、そして動物が幾らでも周りからやってくるから。こんな事は車を日常的に運転している人間にとっては息をするほど当然の事実なのだが、彼女はそういう事を身を持って経験したことはない。頭の中では解っていても、それが実際に自分がステアリングを持ってそのような「予想もしない」状況が自分の周りで出てきたらどうなるかということを経験していないところが親としては、、、。
しかし、実際にはある程度のところから先は自分達がそうであったように子供達にも外に出て自分で運転してもらうしか無いわけです。近所の免許取り立ての友だちが、鹿を跳ねて車を廃車にしてしまった話とか、数年前に近くで起きた、高校生の子供が運転したトラックによる死傷事故とかを思い出すたびに複雑な気持ちになります。こうやって自分の子供達が免許を取る歳になってみて初めて解る親の気持ち。自分という人間の学習能力の低さにガックリです。

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