2011年8月31日水曜日

新たなグラント

NCIから最近出された24のProvocative Questionsとそれに付随するグラント群。
今日は同僚のH先生とこのグラントの事で話が盛り上がった。端的に言って実に良い癌研究関連の質問が24個並んでいるのだ。まあ、中には??と言いたくなるのもあるのだが、その殆どは今のレベルの研究では結論が出せない、出されていないものばかり。しかも質問のコンテンツ自体は初学者でも理解できる素直なものばかりで、質問を作った研究者たちが一流であることを十分に意識させるものばかりだ。一つ一つを眺めてみても、「う~ん」と唸るような質問も幾つかあり、確かにそうなんだけども、大局的過ぎてとてもではないけど答える為の道筋が幾筋もあるだろうと予想されるもの、そして一部の質問はその解決法に関して私の専門分野での知見からは仲々予測することさえ困難な「他業種」的なものまで包括的に含まれています。
この変則的な質問数「24」なんですが、思うにこれは明らかな「ヒルベルトの23の問題」(実際は24用意されていた!)を意識したものと見て間違い無いと思います。1900年発表のこの提議はその後の数学界に大きな影響を及ぼしていますし、実際にその内の多くが今ではいろいろな形で解決されたり、その後の新しい数学を形作る良い問題であったものも含まれていたとのことです。
正直なところ、今回のProvocative questionsはハロルド・バーマスというノーベル賞の輝きと御威光が確実にこの良問を書く癌研究分野から集めさせたのだと思いますが、数学と同様、これから100年経った後のがん治療、癌研究においても、まだ解決されていない疑問も当然のように(残念ながら)残るのでしょうね。
ああ、100年後の癌研究のデータベースを見てみたいもんです。ビックリするような知見と発見の連続なんだろうな、、、。私も正面から参加したいものです!というわけで、このグラント当たって砕けろ式に出すことに致しました。(笑)

2011年8月30日火曜日

デカッ!!

スペースシャトルから見たアイリーンの映像と、NOAAが写してた写真があったが、そのびっくりするほどのデカさに驚愕してしまった。まさかこれほどの規模だったとは、、、。これでさえカテゴリー2の強度だったから(この程度て言っては語弊があるが)済んだ訳で、もしこれがカテゴリー3や4だったら、冗談抜で家はぶっ壊れてたかも。
あんたデカすぎ!
日本なら完全にすっぽり入ってしまいます、、、。コワ。
今日ラボに行ってみたら、わずかに全く停電を経験しなかったラッキーな人も居たようだが、殆どの人は数時間から半日、人によっては未だに電気回復せずという人もいる状態で、中には未だに大学に来られない人たちも沢山居ました。教え子は少なくとも電気は未だに無くて、冷たいシャワーを浴びてきたとのこと、、、。可哀想。ラボからの帰りしなにも、信号の消えたあちこちの交差点で未だに大量の警官達が回転灯を点けながら警備と誘導に当たっている状態です。それにしても、何かホントに来るハリケーンの単発毎のサイズがでかくなってきてるような気がします。毎度毎度、「歴史的な」ハリケーンが来たら私も困ってしまいますよ、ホンマに。

2011年8月29日月曜日

ハリケーン・アイリーンの翌日

台風一過ならぬハリケーン一過というべき今日の晴天は、例に漏れず美しいものでした。
しかし、庭は落ちた小枝と葉っぱでかなり埋め尽くされて、近隣の家々では皆、家の主人+奥さん若しくは男手が出て来て各家庭の大掃除をしていました。
家の裏のポーチ
玄関前のアプローチの一部
可哀想なのは二軒隣のお宅で、エリアで最も美しかった西洋梨の木が、樫の木と併せてドッカリと倒れて逝ってしまってました。毎年楽しみにしていた当方としても非常に残念ですがこればかりは自然が相手なので仕方がないですね。うーん、本当に残念。
午後は週末のお楽しみということで、急遽バーベキューのセッティングをするために、少々遠いところにあるcostcoに行って肉や野菜を手に入れてきたのだが、その道の行き帰りに見た光景は結構「お~」というものが多かった。最も目立ったのはやはりアチラコチラで倒れている大量の木々。数は一見すると大したことなさそうに見えるのだが、数十メートル置きに傾いていたり倒れていたりという具合なのだからバージニア全体では数千の単位では全く追いつかないレベルの倒され方だと思います。間違いなく「軽く」数万本でしょう。コスコの行きしなには背の高い樫の木が三階建てのタウンハウスの屋根にぶつかっているのも見えました。
地震といいハリケーンといい、最近、何だか東海岸は災害づいてますね。これ以上は何事も大きなものは起きて欲しくは無いのですが、自然はこっちの都合はお構いなしだし、巨大地震や巨大ハリケーンとは言うものの、地球という超巨大なシステムにとっては、それでさえクシャミ一回分にもならないものだというのが正直なところだと思います。
自然の前では、人なんて言うのは本当にちっぽけなものなんだなというのがよく解る最近の災害連発の日々です。準備をいくらしていても、想定外の規模のものに襲いかかられれば、最後の最後には逃げるか祈るくらいしか無いのでしょうかね、、、。

2011年8月28日日曜日

ハリケーン・アイリーン、、、騙されたw

何ともこれが自然の力なんですね。
昨日は「ああ、逸れた逸れた」と安心していたこのハリケーン、北上する速度が異常に遅くなりほぼ一日半以上の遅れを伴っての居座り状態。IBMのスーパーコンピューターを使っての気象予報ってどうなってんの?Earth Simulatorには敵いませんか?取り敢えず、それなりの被害は沿岸部を中心に出ているようです。ここは内陸部なので、巨木が数本倒れたというようなニュースも出てますが、、、。近所では根の腐っていた直径20センチの木が倒れてました。風の弱い頃に近所のOld Navyに行ったときはまだ倒れてなかったんですけど、帰って来る途中、二件隣の家のその木が倒れていたので驚きました。 あれが家の真ん前の樫の巨木だったら、、、やばかったです。
夕方には二時間弱のアメリカ名物「停電」がやって参りました。日本と違ってほんとにアメリカの送電インフラは弱いです。これはメリーランドに居た頃から感じてましたけど、日本にいると経験できないほど頻繁にちょっとした強風、結露、その他不明の理由で停電しますね。スマートグリッドとかいうのはこれを助けてくれるんでしょうけど、、、まずは基本的に日常の停電無くせよ~!(笑)
停電は極短いもので、予め準備していた懐中電灯とロウソクでこの短時間の停電は何ということも無く乗り切りましたが、その間下の娘の大はしゃぎすること甚だし!改めてガキであることを痛感しました。(笑)電気が戻って、明るくなるとロウソクも使わなくていいし、懐中電灯も要らなくなっていきなり面白みが減ったせいか無口になってしまいました。修学旅行の枕投げ状態とはこの事です、、、。何というか電気が切れて闇が訪れると、改めて我々の生活というものが如何に電気というものに頼っているのかということを「痛感」します。冷蔵庫、給湯器、コンロ、ライト、コンピュータ、ネット、テレビ、、、数え上げればきりないです。こういうことが長引くと緊急発電装置なんかを購入する家庭が増えるんでしょうね。考えてもいいかな?5000ドルくらいの初期投資だけで丸一日発電してくれるシステムというのが素晴らしいのだがその初期投資のお金が、、、。
今回は内陸部外れてくれたから良かったけれど、これがハリケーンの目玉の東側だったと考えると実に恐ろしいです。保険の見直し必要かも。まじで。
それにしてもうちの母ちゃん、アメリカを訪れてる時にいろんな経験します。あの9.11然り、今回の巨大ハリケーン然り。事件に遭遇しがちなんだろうか、、、。

2011年8月27日土曜日

ハリケーン・アイリーンさようなら!

何のことはない、オバマ大統領を恐れさせたハリケーン「アイリーン」は何の目立った爪痕も残さずにバージニアから去ろうとしている。
しかし、今世紀の地球の温暖化にともなって予想される、ハリケーンの超大型化に伴い、今年も何度かやって来るであろうハリケーンに備えておく必要があることは間違いない。取り敢えず、停電に備えて懐中電灯と電池の確保だけはしておこうとあちこちのストアに走ったが、薬局その他を含めても、規格D(日本で言うところの単一電池です。)の大型電池は全て売り切れ。規格Cでさえ、WalMartには最後の1パックがあったくらいで、他は薬局にちょろっとその規格Cが最後の一個とかいう状態であったくらいでした。やはり大型ハリケーンの来る前というのはこんな感じでみんな水や電池を買い込んでいきます。今回はLEDライトとかが綺麗に揃ったし、前もって買い込んでおいたコールマンの電池ランタンセットとかもあったのでそう焦ることもありませんでした。何はともあれ、ハリケーンが来なくて良かったです。
しかしながら本来はこんなことをする日ではなく、母親を連れての遠足二日目だったはずなのですが、、、。それは母親がハリケーンが万一DCからの帰りがけにでも車に乗っている我々に遭遇するようなことになったら、、、という可能性を恐れて昼前に中止になってしまいました。というわけで、夕方に母の大好きなバッフェに行って嫁さんと息子とともにバッフェを戴いただけでした。残念!