結局、あのブログを書いた後、夜中の二時過ぎまで先輩と酒を飲みつつ、、、ウニを食しつつ、、、昔話や現在の生活について色々な話に華を咲かせた後、一風呂浴びて床に就いた。
翌朝八時に起きてきた後、寝違いで首をやられていることに気づく。とりあえず借金で首が廻らない人のようになってしまった。まずは霧ケ峰高原へと向かい気温が20.5度と諏訪湖周辺よりも10度も低いことに気づき驚いた。ゴンドラに乗って霧鐘塔まで昇り、その周辺のどこまでも美しい風景に感激するのだが、ゴンドラを使って降りてくる途中であることに気づいた。何だか朽ち果てた二軒の巨大な旅館が視界の中に否が応でも入ってくるのだ。長野県の方には申し訳ないのだが、この醜い廃墟は新幹線の誘致云々などと言う前に、まずは迅速な撤去にお金を使うべきではないでしょうか。美しい自然の観光資源を逆に汚しているこれらの構造物を眼の前にして地元の役所は何も感じないんでしょうか。きっと個人所有のヒュッテの破産後の放棄物なんでしょうが、自治体的にも撤去費用もないのかな。さらに強清水を発って山の上から白樺湖を眺望できるところへと移動。ビックリする位の美しい眺めに心を奪われた。しかし、残念なことに白樺湖自体に到着してみるとその周辺は醜い観光開発でランダムに構築されたと思われる色々な観光客目当ての建物が乱雑に建ち並んでいて、声には出さなかったが悲し溜息が漏れた。最後に八島ヶ原湿原(八島湿原)に行くとコオニユリ、ニッコウキスゲ、シシウド、ワレモコウ、ヤマホタルブクロ等、今までお目にかかったことのない植物群が大量に自生していた。これには二度感激する。更に下りながらの帰り道にはグライダーが優雅に滑るが如く飛んでいるのが真近に見えました。長野は素敵な観光資源を持っていると感じ入った私です。さらにここは中山道の関も上諏訪に下る途中にありました。今回生まれて初めて諏訪湖周辺を訪れて感じたことはその観光資源の豊富さとその活用度の低さ、、、。そしてその呆れるまでの色々な物の整備の不備とアイデアの無さでした。まあ、昨日の時点で諏訪湖を一周できる片道二車線の道路がここには無いという事実からして驚いていたのですが、その感想は周辺部のどこに行ってもあまり変わりませんでした。真面目にこのあたりの事を考えている人がいないのか、お金が無いのか、果てはアイデアの貧困か、、、。
最後に宮坂商店というところがやっているレトロな雰囲気の店でギョッテリラーメンという素晴らしくコクのあるラーメンをごちそうになり先輩と上諏訪で別れました。本当に素晴らしい上諏訪訪問でした。そういえばこの店に入る直前に珍走団が諏訪湖の周りを走ってました。これも日本の風物詩ですね。(笑)アメリカで同じことをしてたらFREEZE>SHOOTとなってあっという間に問題解決か?
帰りがけの特急の中からあのリニア新幹線駅誘致の看板が見えて苦笑してしまいました。そういえば今日は長野県知事選の投票があったみたいですが結果はどうなるのかな?
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