2010年4月29日木曜日

さらば日本航空!自業自得だね

衰退していく組織というのは客観的に自分というものを見る事が出来ないのが一つの大きな特徴なんだなということがわかる。
誰もが納得行く客観性を持った評価スケールに常に晒されていない組織がどうなるのか、今の日本航空の末期のあがきを見ているとその事が嫌というほどわかってしまう。
日航が来年度の職員採用を全職種でゼロにするというのはまあ、わからないでも無い。しかし、撤退する路線の数も極僅か、、、。おまけに早期退職募集も三割どまりで組合に守られた働かない高給取りは居残る。最後のトドメは下の産経の情報である。
日航は人員削減にあたって退職金の割増額を抑えており、家族向け航空券の支給は退職希望者を募るための苦肉の策ともいえる。しかし、これにより、コスト負担が増加するのも事実で、すんなりと受け入れられるかは不透明だ。日航は現役社員の福利厚生制度の一環として、毎年、国内線の航空券24枚(片道)と、国際線の航空券4枚(往復、1割自己負担)などの航空券を支給している。この航空券は社員本人のほか、配偶者や父母、子ら家族が利用できる。関係者によると、日航側は、特別早期退職に応じた場合、退職までの勤続年数と同じ年数の間、現役社員とほぼ同様の条件で航空券を支給すると提示している。
かいつまんで言えば、今まで通り退職後もその退職者の家族までもが使える国内線の航空券24枚(片道)と、国際線の航空券4枚(往復、1割自己負担)の金券を与え続けると言うのである。一言言わせてもらえば、馬鹿も休み休み言えと言うこと。国民の税金を吸い続けながら何とか延命策を講じ、国民の負担のおかげで飛ばせて戴かせている組織が何をかいわんやだ。これ一つをとってももう自己自浄能力と言うのは徹底的に欠如した駄目組織だというのが明々白々。給料も半分くらいにしていいんじゃないですかね?それで辞めたければそういう方は率先して辞めればいいです。能力あるんだろうし、どこへ行っても食っていけますよ。(笑)
因みにこちらではスチュワーデスなんてキツイだけで低賃金の肉体労働者ですが。パイロットもかなりそうです。
何か飛行機と言うだけで勘違いしてる職員が多いみたいですが、所詮「エアバス」ですから。結局、人と物の運送屋です。給料の話をするのは使い込んでいる税金返してからにして欲しいもんです。退職金が未だ出るというのも不思議といえば不思議ですが。(笑)

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