日本でも結構話題になっているようだが、アメリカの方も通勤途中にラジオを聴いていると引っ切り無しにトヨタのブレーキのリコールのことを話している。
聴くのはNPR(National Public Radio)というニュースや国際情勢の解説などを流すちょい硬めの番組なのでそれもまあ多目になってる理由なのだろうが、、、。
結構、こちらでは解説する人が冷静なのが印象的で、必死でトヨタが改修に取り組んでるらしいのが良く伝わってくる、が、しかし、今回のトヨタの築きあげてきた「高品質、信頼性」と言う、一朝一夕には到底築くことの出来ないイメージに対するダメージはきついだろうな、と思います。
築くのは何十年、ぶち壊すのは一瞬。客商売って言うのは難しいですね。
まあ、奥田、張さんと有り得ない程の肥大化路線。
クオリティーコントロールに慢心があったのでしょうかね。
象のようにでかい会社でも潰れるときは潰れると言うのが最近は良く解ってきましたが、トヨタが終わるときは日本の経験してきた20世紀は終わりのような気がします。
結局、トヨタ的なものというのは日本的な「カイゼン」、「コストカット」という「日本が成功した方程式」のを強烈に写す鏡になっているのは間違いないと思うので。
これからどうやって回復するのか、、、意外とケロッと戻ってくるような気がします。(笑)
それにしてもマスコミって国は違ってもセンセーショナリズムと言う意味では何も変わらんですね。
売文屋は売文屋。影響力があるからこそ事の真実を淡々と伝える、と言うような行動が宿痾のように出来ない。
話は変わりますが、それにしても、なんといってもガバメントモータース(GM)と揶揄される会社を政府保証しているんだから米国運輸省もどうしてもコメントには何らかの偏りが出てくるのではないの?と私は思うんですが。(笑)
まあ、私の古いカローラはそんなところ以外に日常的にあちこちガレージで自分の愉しみの一環としてヘタレた部品の修理・交換をしているので、リコールされても「あれ?」と言われそう。
そうそう、そういえばアメリカらしいエグい宣伝メールが来ました。
今回のトヨタの失点にかこつけて、フォードから最大千ドルのキャッシュ付きの購入オファーが来たのです。しかも、所有してるトヨタ車を売ってくれればKELLY's BLUE BOOKというアメリカ人が新車や中古を売り買いするときに参考にするサイト価格の120%の値段で買い取りますよ、とのこと、、、。
まあ、買いませんが。(笑)
明日は写真のコピーでも載せておきますか。
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