2009年11月19日木曜日

民主党の正体

科学技術予算へ鉈の振り方で見えてくる民主党の無策ぶりは予想をはるかに上回る酷さ。「惨い」という表現が最も的を射ているような気もします。スパコンへの予算投入を巡る駆け引きは「もう何これ?」という感じ。

これ、笑う(哂う)所でしょうか?

日本の成り立ちを考えたときに想いを巡らさなければならない大切なキーワードは「人材」ではないかと強く思います。地下資源もない、土地もない、そんな国が唯一持っているのは日本という国の持つ包括的価値観と歴史、そしてそこで日々を営む人材ではないでしょうか。一度国家の形を崩すと二度と戻ってこない多くのものがある、そしてそれを取り戻すには百年では済まない時間がかかるというというのは今の中国を見れば明らかなような気がします。狂気の共産主義政策で多くの高等教育修了者と善意の人々が、上層部の権力闘争の結果、理不尽にも声も無く殺された後の中国はそれ以前の中国とは別物です。あれだけの人口を抱える国家が未だにその深い後遺症から未だに立ち直れないでいる事を見れば、日本のような小さな国がその国を誇り高き国家たらしめ続けるのは教育、研究を通じた人材育成しかないのに、、、。

アフガンにはパトカー買い揃えて現地の警察機構を育成するのに気前良く五千億円、そして途上国の温暖化対策には八千億円!科学技術には、、、書くのは止めます。国民とマスコミがこの政権を大勝させたとばっちりが今、これからの日本に100年の大禍として形を成そうとしているのを外から見ていると心の底から痛々しさを感じざるを得ません。自民党がまともだったかというととてもそうだとは言えないと思います。しかし、外国人に選挙権を与えるとか何とか恐ろしいことを言っている人間達が乗り合わせる泥舟よりかは何ぼかマシ。私の生まれ故郷が今、狂人とマスコミたちの手で沈んでいく。

リンカーンが語った言葉は永遠の真理だとつくづく思います。

Nearly all men can stand adversity, but if you want to test a man's character, give him power.(ほぼ全ての男達がその逆境には耐えよう、だがもし貴方がその人の本質を試したいのであれば彼に権力を持たせてみることだ)

脱税総理の究極のポピュリズムに幸あれ。
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