2012年8月7日火曜日

「知っていた」などと軽々しく言うべからず

女子学生の蛋白定量の結果がいくらやっても安定しないので、一体どうしたらそんなに不安定な結果が出るんだ?ということで、実際に定量しているところを横について観察。
そしたら案の定です、、、まずは試薬に添付されている「英語」が理解できていない。というより、基本的に科学が解っていない。濃度を五分の一希釈しろと書いてあるのを6の水と1の試薬を入れてるし、、、orz おまけに追加の「案の定」はパイペッティングの雑さ。例えば2マイクロの検体を定量するのに2マイクロをきちんととり切れない。基本的なことは徹底的に教えたつもりなのに、数加越も立たぬうちに完全に「我流」の出鱈目な方法をやっていて、実験の基本を無視。やっぱ性格の雑な輩、ディティールに拘らない人間はこの手の仕事には向かないですね。
良い悪いと言うんじゃなくて「向かない」。これに尽きます。
パイペッティングの際、チップの先端部を深く下げすぎて負圧をかけない、ボタンの押し下げを指できちんと感じながら作業し、吸い上げる時にも「決して」いきなり指を上へ離したり、ましてや乱流を作るような粗雑な操作をしない。コンテンツによっては粘性が水とは大きく異なるので、その点に十分留意したハンドリングを行う、、、挙げだすとまだまだ限がないのですが、何れもこれらの注意点は「ケアフルな性格」というここに至るまでに既に十分涵養されていなければならないものに担保されて初めて役に立つ注意事項なんですよね。
彼女のサンプリング時にチップのエッジを視ていると、未だ0.5マイクロほど残っているコンテンツをスパッとリジェクトしながら2マイクロ程のコンテンツを測り続けています。1000マイクロの0.5マイクロと2マイクロの0.5マイクロの全体に占める誤差としてのボリュームがどれほど測定結果に影響を及ぼすか考えれば、いや、考えずとも自然にその重大さが理解できそうなものですが、、、。
一度だけそれをさせた後、二度目にステップごとに操作を止めさせ「何故、安定した結果が出ないのか」ということに関して厳しく指導しました。
こんな事で医療現場に「自信満々」で出て行かれたら犯罪行為です。その点を時間をとって縷々説明しましたが、果たして理解できていることやら。結局、目の前で二回目に厳しく改善点を言い渡して再測定させた結果はバチッと安定した結果でした。
思わず「マスター・オブ・サイエンスと呼ぶべきかな?」と皮肉も兼ねて呟いたのですが、プロトコルの件に関して"I knew that!"とか聞き捨てならない言い訳をしたので、ハエ叩きで叩くようにもう一度ピシっと凹ませました。「知っとったといって株を買った奴を見たことねえな。知っとったというなら借金してでも金をつぎ込んで上がると知ってる株を買うよね。お前の知っとったはそれと同程度のクオリティーよ。謝るということを知らんと将来厳しいよ。」このバカタレが。
何度言っても変わらないこの娘には歯の治療は受けたくないです。w
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2012年8月6日月曜日

犬のレスキュー

今日は嫁さんと息子と三人で外出。
下の娘には内緒でリッチモンド・アニマル・リーグ(RAL)というところへ行ってうちで養子に出来るワンちゃんが居ないか探しに行ってきた。ここは、ありとあらゆる様々な理由で飼い主に打ち捨てられ、もしくは飼い主事態が疾病や老齢などの理由で手放さざるを得なくなったりして保持しきれなくなったり、、、等の理由であちこちのアニマルセンターで屠殺される寸前だった犬や猫たちの溜まり場です。ここに集められてきた猫や犬達は、善意の寄付と数百人にも上る数多くのボランティア、そして専属の獣医の手によって運営されています。隣には去勢をほぼ専門的に行う小さな建物が併設されていまして、飼う意欲も能力も欠如しているのに、増やしてしまう飼い主から守り悲劇の連鎖を断ち切るために施術をするところです。
今回、下の娘は「老いた犬、病気の犬を保護センターのような所でその一生を終えさせるのではなく、なんとか我が家で幸せな残りの一生を終えさせることは出来ないか」という希望のもとに始まったのですが、実はこれはカリフォルニアにこの夏旅行した時にお世話になった方の御自宅に二匹の可愛らしいワンちゃんがいた事から影響されたものです。
とは言え、動物を二匹家で飼うのはそう簡単なことではありません。実際に我が家は屋内動物飼育の初心者としてヨーキーを飼い始めましたが、これでも今の「家にこいつがいるのが当然!」という状態になるまでには結構いろいろと長い歴史があります。クリーニング、餌、病気、アクシデントの対処、排泄訓練、散歩、しつけ等数えだせばあれもこれも懐かしくも大変なことの繰り返しでした。おまけに、もう一匹サイズの違う犬が家に来るとなれば、今挙げたような訓練や作業の他にも、二匹の犬のインタラクションがどうなるかという問題も出てきます。
動物も、きっと人と同じで、目には見えない「相性」と言うものがあるはずで、それは実際に会わせてみないと分からないものだと思いますし、実際にこのRALのケアをされる方もそれをサジェストされていました。この、犬をRALから受けいれる方法にも主に二種類あるようでして、一つは完全な引き取り、要するにadoptionという奴です。もう一つは里親制度というもので、いわゆるfoster careですね。これは、ずっと家に引きとっていても良いのですが、ペットの帰属はRAL自身で、病院への通院や検査代、薬代などもRALが持ってくれるというものです。特に、今回のような病気の犬、老いた犬はそのような制度を利用しないと本当に大変な額のケア代と、苦労を家族が背負うことになります。
そういう意味では非常に良く出来た制度で、大変なところはみんなでシェアして、いろいろと寄ってたかって面倒を見てあげちゃおうというシステムなんですね。さてこれからどうなるのか、、、。ここ一週間で結論が出るような気がします。この話続きがあるのか?
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2012年8月5日日曜日

オリンピックを見て思う

メダルの数でワイワイ言うのは楽しみの一つではあっても、それが国威の発揚となるかといえばもうそんな時代は20世紀の共産主義国家の話であって、今でもそんな事を言ってるのは日本ではジイさん、海外では共産主義国家くらいでは無いでしょうかね。
勝利はチーム日本とか、個人の勝利などであって、日の丸が掲揚されるのを見て涙を流し、それが結果として日本人の人達を喜ばせることがあっても「国威」と言うようなことを云々する時代ではないと私は思ってます。科学的なトレーニングと勝利を引き寄せるための各種情報収集。世界最高のアスリートが集って一発勝負を繰り返す世界最高の闘いの場では、精神論だけではどうしようもない高いレベルの闘いが成層圏で繰り広げられています。
(中にはドーピングで落ちていくしょうもない輩もポロポロ出てきてはいますが。)
各競技を見ていてつらつら思うのは、其々の種目に合ったスポーツマンの理想の体型というのがある程度普遍的に存在するんだなということでした。例えば水泳なんかは背が高くて筋肉も全身浴発達しているんですが、超一流レベルだとビックリするほど胴長短足の選手が多いし、おまけに近くで撮った写真なんか見るとその発達した筋肉に比べて、意外と体脂肪もついている感じがします。(浮くのに便利なのかな?まあ、それも陸上選手の物凄い絞られた体に比してではありますが。)陸上でも短距離、中距離、長距離、フィールド競技などはこれまた「全く別種の」体型を持った人達が世界一を競い合っています。多くの競技では長身であることがかなりのアドバンテージになっているようですが、それが言うほど単純ではなく、そうでない競技も沢山あって、重量挙げ、サッカー、卓球等々は比較的そんな事に関係なく超一流の選手がワンサカ居るのは誰もが知っている周知の事実。
こういうのを見ていると、頂上を目指すのはやはり自分が「やりたいこと」をすると同時に自分に「向いたこと」をするのも大事なんだなとつくづく思います。
そういう意味では基礎研究も、、、。まあ、これ以上は自分を責めますまい。w
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2012年8月4日土曜日

バージニアで東北大震災の犠牲者のお父さんと出会う

夕方六時過ぎから十時頃にかけてウェスト・エンドのゴルフの打ちっぱなし場の脇にある屋外の広場である集会があった。
リッチモンドの日本人小中学生と宮城県石巻で東北大震災を経験した中学生の子供達の間で交流会が持たれたのでした。三々五々集まってくた家族とアメリカ側のYMCA関係者、そして日本からYMCAの石巻支援センターの方が引率されてきた中学生達がやってきた。最初にアメリカ側の代表の挨拶があり、その後みんなが自由に話し合う感じで色々なアクティビティーに参加していたのだが、途中でアンダーソンさんという方が来られていることに気づいた。
この方はあの大震災で犠牲になったバージニア出身の女性英語教師テイラー・アンダーソンさんの御尊父アンディー・アンダーソンさんでした。あの震災と、娘さんのお話の事が多くのメディアに流れていたことを話し合っているうちに、自然と二人共涙が流れてきてしまいました。自分の最愛の娘の命が、突然の災害で予期せぬ形で遠い異国の地で消えてしまうという悲劇をどうやって乗り越えることが出来るでしょうか。私には無理です。JETプログラムで派遣された彼女は半年もせずにアメリカに帰ってくるところでした。
あの日の事を記した多くのページが今でもあちこちに残っていますが、優しそうなお父さんの眼から流れだした涙を見るのは同じように子を持つ親として耐え難いく辛いものでした。
来年以降はアメリカ側から日本への派遣を検討しているそうです。今後共この交流が末永く続き、日米の新しい架け橋が次々と立ち上がることを期待したいと思います。そのために少しでも力になれるのならそのお手伝いはしますと、YMCAの日本側代表の方にはお話しました。FB経由で繋がることになると思います。
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2012年8月2日木曜日

娘が荷物をまとめ始めた

長女が荷物をあれこれパックし始めました。
とは言っても家出ではなくて、今月末に始まるカレッジへ行くための下準備です。娘が大き目のプラスチックバケット一杯に準備しているものを眺めていると、男親の自分から見れば、なんか女性の「必要」とする諸々のものは野郎が必要とするものとは随分違うな~、というのが正直な感想です。
毎週末に友達や母親とちょこちょこ外出しては買い集めていたようですが、それでも嫁さんに言わせると「殆ど何も新しいものは買っていない」とのことで、確かに新規に買ったのは小型の扇風機とヘッドフォン、ヘア・カーラー?のようなものくらいでしょうか。もともと女の子にしてはオシャレにお金を使うこと自体、あんまり好きな子ではないので驚きは少ないのですが、、、。本人に言わせると、大金をファッションに使うのではなくて、店をあちこち見てまわってオシャレでかつ「お買い得」なものでないと納得出来ないのだそうです。使う時はボソッと使うので、どうやらケチではないのですが、節約家なんですかね?まあ、成人してからどういう消費活動をするのかじっくり観察してみましょう。
JHUの入寮指定日は今月の29日。あと、ちょうど四週間です。嫁さんによると寮に入って二ヶ月は夜に泣き続けると宣言したそうです。
言うことは一人前でも、まだまだ隠れた部分では思いっきり子供です、、、。 
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