日本を離れる前から、そして日本を離れている間は勿論のこと日本的な慣習からはずっと縁遠かった我が家です。
お中元、お歳暮というようなものを貰うのも送るのもなるべく避けて生活してきました。
若い頃はどちらかと言うと正直、生活に手一杯で送ることが出来ず、歳が上がってからは今度はそのような慣習が厭わしくてその遣り取りの環の中には入っていかないように気を遣っていました。
しかし今回日本に帰ってきて、年中行事の中にこのお中元の贈り物というのがあることを思い出させられました。
日本に帰ってきてはや六ヶ月、いろいろな形で院内の職員さんの健康管理にも気を遣う機会があります。
そのなかのお一人が(職員さんの中でもかなり職位の高い方なのですが)突然私の一人暮らしの家にそのお中元というのを送って来られました。
最初はお中元のことなど頭の中からまるっきりワイプ・アウトされておりましたので、佐川急便のお兄さんがものを届けてきた時にはてっきり「俺なんか注文して受け取り忘れてたものでもあったっけ???」てな感じだったのですが、送り主の名を見てサスガの鈍感野郎も「!」と感じるものが有りました。w
しかも送られてきたその箱の重いこと重いこと、、、。50cmx20cmx20cm位の直方体のダンボールだったのですが、その重さからしてなんかの飲料かな〜位に考えていました。しかし開けてみると中には意外なものが入っていたのでした。
それはレトルトカレーのパック30個分!!でした。
そりゃ重いわな〜と思いつつ、パッケージのところを見ると、ある小さなレストランが作っているご自慢のカレーであるようでしたので、確認をと思ってネットでも見てみると確かにそうだとわかりました。
俺ってただ診察医としてこの方の健康に気を使ってフォローアップをするという日常的な仕事をしただけなんだけどな、、、と思いつつ、こうやって形を伴った感謝をされると何だか「おろろ」という気持ちです。
嬉しいのですがそういったことに慣れていないので何と表現して良いのかわからない、と言うのが正直なところでしょうか。今度会ったら直接お礼を申し述べねばなりません。
さて、このお中元というもの元々三元というものがあってその内の一つだったらしいのですが、wikiに結構詳しく書き込んでありますね。
読んでみると面白いものです。自分から遠ざけていたせいで、なんだかこういった基本的なことも知らずに年喰ってもこの調子。嫁さんにいろいろと任せきりになっていた自分がそのまんま今恥をかいている感じです。
2014年7月6日日曜日
2014年7月5日土曜日
アメリカの消費者も下のレベルは、、、
タイトルにはそう書いても実際そういったことをする連中がどういうレベルの連中なのかは知りません、、、。
単に多分下のクラスだろうというだけの身勝手な推測何ですが。
何のことかというと水着の話です。
今日たまたま私のメールボックスの中にOld Navyからのいつもの宣伝メールが入っていました。例えば下に見えるようなものなんですが。
この水着の宣伝メールを見た瞬間に思い出したアメリカの悪しき記録とはWALMARTにおける最悪の返品物品のことでした。
Walで夏場が過ぎて最も返品される季節の物といえば水着というのは有名な話です。
アメリカではものを購入してから45とか90日の間はレシートを持っている限りはタダで無条件で返品できるところが多いのです。WalなんかはSam Waltonの個人の保証のもとにこういったことを始めましたので、これが今や全米では結構ふつうのことになってきておりまして、そこに漬け込むとんでもない連中が当然のように湧き出てきます。
水着なんかは一夏使った後にsizeが合わないとか言って返すものの典型的なもので、全く恥ずかしげもなく無条件で返金してもらう連中が夏が終わると「ワンサカ」出てくるのです。しかしこれってね、、、。
まあ、これ以上は何も言いますまい。
2014年7月4日金曜日
July 4thまた来たか
日本ではなんということもない今日の一日。
名古屋はチョットだけ蒸し暑い雨が降ったり止んだりの一日でしたが、家族のいるアメリカは毎年お祭り騒ぎになる独立記念日です。半年前に日本に戻ってきたのに何だかアメリカのことが遠い国の出来事のような気がしないでもありません。w
この時期にはOld NavyではAmerican flagののった色んな種類の5ドルの安いTシャツを売り捌きまくっているんですが、こちら日本だとそんなことは全く関係ありませんし。
嫁さんとグーグルでビデオチャットしているとその手の話が少しだけ出てきましたが、やはりこちらの方としては日々の忙しさが勝ってしまい、地球の反対側のよその国の独立記念日とか何となくどうでもいい、、、的な感覚がないわけではありませんね。
大体が日本の建国記念日も?な人なので、アメリカの独立記念日とメキシコのシンコ・デ・マヨ(五月五日)以外は知らないのです。w
アメリカでは夕方からアチラコチラでバンバンと花火が上がりアメリカ中でバーベキューをする連中が湧き出る日がまた繰り返されるのでしょうな〜。
そんなこととは全く関係無く病院当直をしなければならない今晩の私でした。orz
名古屋はチョットだけ蒸し暑い雨が降ったり止んだりの一日でしたが、家族のいるアメリカは毎年お祭り騒ぎになる独立記念日です。半年前に日本に戻ってきたのに何だかアメリカのことが遠い国の出来事のような気がしないでもありません。w
この時期にはOld NavyではAmerican flagののった色んな種類の5ドルの安いTシャツを売り捌きまくっているんですが、こちら日本だとそんなことは全く関係ありませんし。
嫁さんとグーグルでビデオチャットしているとその手の話が少しだけ出てきましたが、やはりこちらの方としては日々の忙しさが勝ってしまい、地球の反対側のよその国の独立記念日とか何となくどうでもいい、、、的な感覚がないわけではありませんね。
大体が日本の建国記念日も?な人なので、アメリカの独立記念日とメキシコのシンコ・デ・マヨ(五月五日)以外は知らないのです。w
アメリカでは夕方からアチラコチラでバンバンと花火が上がりアメリカ中でバーベキューをする連中が湧き出る日がまた繰り返されるのでしょうな〜。
そんなこととは全く関係無く病院当直をしなければならない今晩の私でした。orz
2014年7月2日水曜日
知識は永遠、テクニックは短命
最近は実験道具の進歩が凄い。
とは言ってもこんなのは毎年毎年のことであって、別に最近だけが凄いことではないんですが、、、。
100年前の人からみれば今我々が何の疑問も持たず日常的に使っている道具などは文字通り「驚異的な」かつ「圧倒的な」パワーと能力を持ったものばかりでしょう。
携帯一つとってもメモリ量と応答速度、CPUのパワー、表示画面のクオリティ(そもそもカラー液晶ということ自体が実は何気に凄いのですが)、中にあ入っているソフトウェアのクオリティとモダンさ、そしてそれが電話であること自体すら。
携帯の背後にあるアンテナ基地局選択システムには完全に量子力学の理論が控えていることを知っている人が携帯を使っている人のうち何人いるでしょう。(知っている必要など全くないのですが。w)
こういった進歩というのは実に十年という単位で昔を振り返ってみると確実に大きく変わっているのが私自身の実感ですが、最初に記した如く、実験の道具も本当にスマートになり昔は我々の間で職人芸のようにして行っていた行為が、今日実験室に入ってきた人間にさえ「注意深く行いさえすれば」我々がベストを尽くしてゲットした結果と同等、下手をすればそれを上回るものが得られるという。orz
しかしここで大事なのはその道具を使ってその行為を行うときのロジックなのです。今眼の前で行った液体や装置は一体何を行ってそういった結果を得ているのかがステップごとに推測できないと実際の科学実験の中でその大部分を占める「トラブルシューティング」という部分で全くできません。
AとBを混ぜて析出してきたものにCを加えて最後にDで濾過して、、、とはいってもその組成が推測できなければ何をしているのか全く解らないままなのですが、こういったところではオッサン軍団である連中は実に強い!w
しかしそれを誇りだすとタダのロートルと成るわけで。ジイ様扱いされぬようにそこは控えておりますが。
逆に言えばそういったことを経験しなくても前進できるような便利な良い時代に育っている連中が少々羨ましくも有りますね。以前は丸一日かかっていたことが本当に30分で美しく終了なんていう実験は枚挙に暇がありません。
そういった背景のために実験の結果を出すまでの速度が加速されていることも有り「早く早く」と結果を出させることに荷重がおかれてしまい休む間もないせっかちな競争が世界中で繰り広げられています。
その為には良い道具とキットを揃えて、、、そのためには金と人をたくさん集めて、、、その為にはたとえウソでもデータを作ってパブリッシュして、、、どこかの誰かさんのような人間も登場する下地が十分に醸成されているわけで、、、。
そういった世界に身を置いている人間たちから見ると今回の捏造実験も当然出るべくして出てきた必然の賜物だったのではないのでしょうか。
またまた脱線してしまいましたが、今は若い諸君が先端的と思っていることも二十年も経てば、、、の繰り返しってことで。w
知識を使い推理を繰り返し、今眼の前にあるテクニックを組み合わせて仮設を検証!前進するのみです。
がんばれ若人。科学はこれからも今は名も知れぬ諸君の力で幾らでも進歩するぞ!
とは言ってもこんなのは毎年毎年のことであって、別に最近だけが凄いことではないんですが、、、。
100年前の人からみれば今我々が何の疑問も持たず日常的に使っている道具などは文字通り「驚異的な」かつ「圧倒的な」パワーと能力を持ったものばかりでしょう。
携帯一つとってもメモリ量と応答速度、CPUのパワー、表示画面のクオリティ(そもそもカラー液晶ということ自体が実は何気に凄いのですが)、中にあ入っているソフトウェアのクオリティとモダンさ、そしてそれが電話であること自体すら。
携帯の背後にあるアンテナ基地局選択システムには完全に量子力学の理論が控えていることを知っている人が携帯を使っている人のうち何人いるでしょう。(知っている必要など全くないのですが。w)
こういった進歩というのは実に十年という単位で昔を振り返ってみると確実に大きく変わっているのが私自身の実感ですが、最初に記した如く、実験の道具も本当にスマートになり昔は我々の間で職人芸のようにして行っていた行為が、今日実験室に入ってきた人間にさえ「注意深く行いさえすれば」我々がベストを尽くしてゲットした結果と同等、下手をすればそれを上回るものが得られるという。orz
しかしここで大事なのはその道具を使ってその行為を行うときのロジックなのです。今眼の前で行った液体や装置は一体何を行ってそういった結果を得ているのかがステップごとに推測できないと実際の科学実験の中でその大部分を占める「トラブルシューティング」という部分で全くできません。
AとBを混ぜて析出してきたものにCを加えて最後にDで濾過して、、、とはいってもその組成が推測できなければ何をしているのか全く解らないままなのですが、こういったところではオッサン軍団である連中は実に強い!w
しかしそれを誇りだすとタダのロートルと成るわけで。ジイ様扱いされぬようにそこは控えておりますが。
逆に言えばそういったことを経験しなくても前進できるような便利な良い時代に育っている連中が少々羨ましくも有りますね。以前は丸一日かかっていたことが本当に30分で美しく終了なんていう実験は枚挙に暇がありません。
そういった背景のために実験の結果を出すまでの速度が加速されていることも有り「早く早く」と結果を出させることに荷重がおかれてしまい休む間もないせっかちな競争が世界中で繰り広げられています。
その為には良い道具とキットを揃えて、、、そのためには金と人をたくさん集めて、、、その為にはたとえウソでもデータを作ってパブリッシュして、、、どこかの誰かさんのような人間も登場する下地が十分に醸成されているわけで、、、。
そういった世界に身を置いている人間たちから見ると今回の捏造実験も当然出るべくして出てきた必然の賜物だったのではないのでしょうか。
またまた脱線してしまいましたが、今は若い諸君が先端的と思っていることも二十年も経てば、、、の繰り返しってことで。w
知識を使い推理を繰り返し、今眼の前にあるテクニックを組み合わせて仮設を検証!前進するのみです。
がんばれ若人。科学はこれからも今は名も知れぬ諸君の力で幾らでも進歩するぞ!
2014年7月1日火曜日
人は突然亡くなる事も当然あるのだという事実、、、
昨日の朝は驚くようなことで朝の一日が始まりました。
朝ナースステーションで仕事をしていると、何となく病棟が落ち着いていません。あちらこちらウロウロしながら何だか涙を拭っている人達がちらほら、、、。
一体全体どうしたんだろうと思いつつも、自分の仕事をしていましたがあまりに涙を拭う人の姿が目立ったので看護師長さんに「何かあったんですか?」と手短に伺った所「XXさんが突然亡くなられました、、、。」という驚愕の一言でした。
それを聞いた私も顎が落ちるような驚きに襲われました。
XXさんというのは病棟に先週末まで元気に来られていた看護師さんの事で、癌で闘病されていた方なのですが、治療の甲斐あって癌は大幅縮小し毎週のように嬉しそうに私に検査数値を見せては子供のように喜ばれていたのでした。
ただ、血圧だけはなかなかコントロールが上手く行かず苦労されていたのですが、どうやら彼女の命を奪ったのはもともと心配された癌ではなく血圧による突然の循環器系統への打撃のようでした。
看護師さんのお通夜に今日の夕方から参加させていただいたのですが、大勢の方が詰めかけて、亡くなられた彼女の死を悲しんでいました。祭壇にはデジタル写真のフレームに彼女の生前の写真が映し出されており喪主である御主人がその横に立ち尽くされておりました。
五歳前後の彼女のお孫さんと思われる男の子が、喪主であるお爺さんに抱かれて声もあげず泣いていたのを見て胸にグッと迫るものが有りました。
人間何時かは死ぬ。そして必ずやってくる。
何時やってくるかは誰も知らないし判らない。まさに神のみぞ知る。それが突然であることも本当に良くあることで。
大酒を飲み、タバコを吸いまくり出鱈目な生活をしていても百歳過ぎまで生きる人間もいれば、健康そのもので食生活にも運動にも気を配り、節制して生活していた人間が朝起きたらぽっくりとか癌に襲われる等ということもごくふつうの日常的な出来事です。
私は死は特段悪いことだとは全く思っていませんし、やがては誰にも平等に訪れることだと「頭では」解っています。
しかし、その死は苦しみなく平穏であるものが最もあらまほしいものであり、かつまた生まれた順に亡くなっていくのが理想でしょう。
子が親より早く亡くなる、親が子の小さいうちに亡くなってしまう等ということは出来る限り、出来る限り、本当に出来る限りこの世からは無くなって欲しいと思います。
そうなってしまった方のために社会や人がどれだけ手助けしてあげられるのか、個人で準備できるもの以上に社会の側が残された方々に対してケアできることの選択肢の多さこそが文明の成熟度と思いたいのですが、そう簡単なものでもないのは皆が感じている通りで、、、。
難しいものです。
俺もいつの日か家族の体温を感じて死ぬことが出来るのかな、それとも、、、等と考えてしまった夜でした。
朝ナースステーションで仕事をしていると、何となく病棟が落ち着いていません。あちらこちらウロウロしながら何だか涙を拭っている人達がちらほら、、、。
一体全体どうしたんだろうと思いつつも、自分の仕事をしていましたがあまりに涙を拭う人の姿が目立ったので看護師長さんに「何かあったんですか?」と手短に伺った所「XXさんが突然亡くなられました、、、。」という驚愕の一言でした。
それを聞いた私も顎が落ちるような驚きに襲われました。
XXさんというのは病棟に先週末まで元気に来られていた看護師さんの事で、癌で闘病されていた方なのですが、治療の甲斐あって癌は大幅縮小し毎週のように嬉しそうに私に検査数値を見せては子供のように喜ばれていたのでした。
ただ、血圧だけはなかなかコントロールが上手く行かず苦労されていたのですが、どうやら彼女の命を奪ったのはもともと心配された癌ではなく血圧による突然の循環器系統への打撃のようでした。
看護師さんのお通夜に今日の夕方から参加させていただいたのですが、大勢の方が詰めかけて、亡くなられた彼女の死を悲しんでいました。祭壇にはデジタル写真のフレームに彼女の生前の写真が映し出されており喪主である御主人がその横に立ち尽くされておりました。
五歳前後の彼女のお孫さんと思われる男の子が、喪主であるお爺さんに抱かれて声もあげず泣いていたのを見て胸にグッと迫るものが有りました。
人間何時かは死ぬ。そして必ずやってくる。
何時やってくるかは誰も知らないし判らない。まさに神のみぞ知る。それが突然であることも本当に良くあることで。
大酒を飲み、タバコを吸いまくり出鱈目な生活をしていても百歳過ぎまで生きる人間もいれば、健康そのもので食生活にも運動にも気を配り、節制して生活していた人間が朝起きたらぽっくりとか癌に襲われる等ということもごくふつうの日常的な出来事です。
私は死は特段悪いことだとは全く思っていませんし、やがては誰にも平等に訪れることだと「頭では」解っています。
しかし、その死は苦しみなく平穏であるものが最もあらまほしいものであり、かつまた生まれた順に亡くなっていくのが理想でしょう。
子が親より早く亡くなる、親が子の小さいうちに亡くなってしまう等ということは出来る限り、出来る限り、本当に出来る限りこの世からは無くなって欲しいと思います。
そうなってしまった方のために社会や人がどれだけ手助けしてあげられるのか、個人で準備できるもの以上に社会の側が残された方々に対してケアできることの選択肢の多さこそが文明の成熟度と思いたいのですが、そう簡単なものでもないのは皆が感じている通りで、、、。
難しいものです。
俺もいつの日か家族の体温を感じて死ぬことが出来るのかな、それとも、、、等と考えてしまった夜でした。
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