2014年10月27日月曜日

一生勉強

どんな仕事をしていても、どんなエリアの研究をしていても、プロと呼ばれる人達は常に学習、勉強、研究、研鑽をしていなければ、進歩どころか確実に退歩と能力の低下を来してしまうものではないでしょうか。

私の住む世界で言えば医学、医学生物学の事になります。この世界に集積された知識や技術、経験は膨大なもので、到底一人の人間がカバーすることなど出来ません。
しかも、それらの知識は20世紀からこのかた益々速度を上げながら集積し続けているのですから、エッセンスだけを学んでいったとしても「とても無理」という程の量の爆発的な知識が溢れだしてきます。

結局のところ、基本的で重要な知見を覚えこんで国家試験に通った後は、各々が各科に分かれていってその専門性に更に磨きをかけることで生き残りをかけるとか、広く浅くジェネラリストとしての道を歩み、専門家との連携を極めることで生き残るという生き方があるわけです。

こんな事を書くのは、やっぱり最近、御高齢の先生の中にはそういった意欲を無くされてしまわれたかに見える方がいらっしゃるなーと感じることが有ったからでした。
年齢が上がって、自分が新しいことを学ばなくなってしまったらやっぱりそこが職業人としての潮時なのかなと「自覚」出来るような自分でありたいなと思いますね、、、。まあ、学ぶことを止めない気力が残っていたら尚良しなのでしょうが・・。

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