2012年6月22日金曜日

遂に素敵な結果 :)

共同研究者とこの一年近く構想を暖めて、何度もグラントにチャレンジしてきては、講評で「未だデータがプレリミナリ」だと蹴られてきた実験に、新たに追加出来る、今までに無い重要な結果が今日出ました。
コレで先ずはクイックで短い論文が出せると感じました。何よりも、これから先のグラントに大きな穴を開けずに連続して提出し続けられるであろう面白いネタが揃ったことが何よりです。
単純明快な結果で、且つ今までリポートされていた事に反するような事実が検出されることはなかなか巡ってこないのですが、今回はその数少ないチャンスの一つだと感じています。何より同一薬剤をアプライした2つの異なったセル・ラインの反応が全く正反対に出てくるのがたまりません。
既に、この薬剤の受容体をノックダウンしたもセルライン達も準備ができてきているところなので、これは十分に素早い結果報告ができそうです。この実験をマスターの実験の一環として行なっていた(昨日も話した)インド系アメリカ人の女の子はその結果の意味するところの重大さを良く理解していないようですが、その分邪心無く素直にデータを出してくるので、我々指導陣にとってはかえって変な偏りがない素直なものなので大変好都合です。
最近は土日もなしでパートナーと頑張って実験を巻いてくれているので大変嬉しい私でした。
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