2011年8月14日日曜日

TOEFL

今日はハンプトンのOld Dominion Universityに上の娘を連れて行った。
目的はペーパーでのTOEFLを受けさせるため。何で受けたいのかは特に聞かないのでわからないのだが、本人が試験を受けて何かのサーティフィケーションを取りたいというのだから、そこには少々とは言え、お金と労力を使ってあげるのが親というものかということで。
初めてカレッジバスケットの仇敵であるOld Dominion Univ.に行ってみたが、申し訳ないくらい校舎棟は見栄えがしなかった。今回の訪問でちょっとODUの諸君が可哀想になった感じというのが正直なところか。(笑)取り敢えず試験開始は8時30分、試験自体は約三時間半で12時直前に修了した。校舎の中に入ってみてみたら約7人の受験者が居て、娘もその中の一人として試験を受けていた。
私は、外でずって待っていたのだが、待っている間に本を二冊読了。一冊は児玉教仁の「パンツを脱ぐ勇気」。もう一冊は、城山三郎の「そうか、もう君はいないのか」。どちらの本も、お金を払う価値のある読み応えのある本だった。人の情熱を語る児玉氏と、終生の愛の形の意味を語る城山氏、それぞれに語ることは違っているのだが、何事かを成し遂げる人の人生というのはその目的に突進していく推進力という意味において刮目すべき何物かを「常に」持っていますね。ほんとうに羨ましい。羨ましいと言っているだけではダメと判っているのですが、それでも羨ましい。持って産まれ、かつ、育まれたエンジンとガソリンの質の違いを強烈に感じさせてくれます。
私の尊敬する城山先生は既に亡くなられて居りますが、新田次郎と並んで城山三郎という人物には常々並々ならぬ尊敬の念を抱いていたので、このような「奥様との日常」そして「奥様との別れとその後」を書かれた記録を読むとその作家のもう一枚内側にある素顔を知た気になったという錯覚を起こさせてくれました。ありがとうございます。

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