2011年6月19日日曜日

アンドロイドは電話界のウィンドウズに?

ニールセン発表による2011一月時点でのアメリカでのスマートフォンにおけるOSの普及率
最近のスマートフォンの競争の中では、そのプラットフォームの多さからその普及台数だけを純粋に見ると、明らかにアンドロイドがその増殖速度を上げているんですが、どうやらそのシステムを作る親分であるグーグルの「オープンネス」(悪く言えば放ったらかし)が携帯の製作者側に幅広く受け入れられているネガティブな面が、「セキュリティー問題」という形で現れてきているようです。
実に数年前までは電話を介してバイラスが感染を拡げたり、情報を盗まれたりするというような時代が来る「可能性」が大々的に語られてはいたのですが、最近はそれが本当に日常の脅威になってきたことが良く解ります。スラッシュドットの記事をたまたま読んだのですが、これが21世紀初頭の一つの景色になってきているということなんでしょう。これからセキュリティーの問題はますます大きくなって、ある収束点へ向かって進んでいくと思うんですが、それが果たしてカタストロフィックなところなのか、ある解決点へ向かっての進行するのか。今の私にはその答えは到底わかりませんけど、もうこれはまさしくPCで起きた歴史の焼き直しですよね。
ウィンドウズで起きた寡占がスマートフォンでも起きるのか、それともそれに対抗するiOSと(今では息も絶え絶えの)BlackBerryとSymbianがそれをある程度押し戻すのか、、、それともそれらとは違う世界から流れ込む新しい何らかのシステムが登場するのか。これから十年後にこの記事を読んだ時にはある程度新しい流れというものに決着が付いているような気がするんですけど、どんなもんでしょうかね。何でも寡占は良くないのは繰り返し歴史が証明している通りなんですが、マーケットの現実がそれとどれほど拮抗するのか、興味深いところです。(まあシンビアンとBBはもうアウトという気がしますし、WindowsはPCの時のような勢いは全く無しで、時代は変わってしまいました。)

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