鳩山「このたび皆さんにより当飛行機の新機長に選出された。鳩山です。」
乗客「?誰もお前を選んでないぞ。前の機長に不信任を出しただけだぞ」
鳩山「民意です。」
乗客「お前を選んだ訳じゃねーっつーの」
鳩山「がんばれという叱咤、応援の声と受け取ります。」
乗客「目の焦点合ってないぞ。あたまイカレてんぢゃねーか。コイツ」
鳩山「機内でおくつろぎ中のお客様にお知らせがございます。
私は飛行機というものが何だか良く分からない。」
乗客「おい。こいつ頭おかしいぞ?」
鳩山「私は愚かな機長かもしれない。ですが愚かでいいじゃないですか」
乗客「誰か機長を交代させろ」
鳩山「一生懸命やっていきますので交代はいたしません。
せめて前々機長よりかは長く機長を務めたい。」
乗客「愚かな機長に命を預けられるか!機長の座にしがみつくな」
鳩山「そういうつもりで言ったのではない。愚かかもしれないという
仮定の話をしただけで、愚かだと決定したわけではない」
乗客「おいおいホントに頭おかしいぞ。この機長。」
鳩山「ご安心下さい。機長が大馬鹿者であれば、そんな飛行機がもつわけない。」
乗客「他にまともなパイロットはいないのかー?」
鳩山「トラストミー。私を信じて下さい。」
乗客「どうするつもりなんだ?このまま飛ぶのか?引き返すのか?」
鳩山「腹案があります。」
乗客「どんな?」
鳩山「それは申し上げられない。飛行経路も含め、これからゼロベースで考えます。」
乗客「考えてる間に燃料無くなるぞ」
鳩山「燃料が無くなる前に必ず決着します。」
乗客「だから、どう決着させる気なんだよ!!」
鳩山「ここで申し上げる話ではありません。今日は大変いい天気です。」
自「左舷針路に氷山がある。右に舵を切ろう」
民「そんな事したら船が揺れて船酔いに弱い人がかわいそうだろ!」
自「腕を掴むな、邪魔だ!すぐに右に避けないと大変な事になるんだよ」
民「俺に任せろ!安全運航で避けてやるぜ!」
自「無理だろw」
民「無理じゃない。俺を信じろ」
乗客「そうだ、自民ひっこめ!」
*****舵取り交代************
民「よーし、左に面舵いっぱい!」
自「は?」
民「あれ、おかしいな…」
自「衝突コースじゃん。避けられるんじゃなかったの?」
民「いままで操舵してたのお前だろwwwお前の責任な」
自「そんな事どうでもいいから避けろって」
民「避けるの無理だって言ったのお前だろ!」
乗客「どうしてこうなった…」
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