2009年9月29日火曜日

行け行け日本!

外国人参政権。
夫婦別姓。

こんなとてつもなく大きな問題を孕んだ法案が今、まさに国会に出て行こうとしている。
今回の選挙、外国から見ていて思うのだが、本当に今回の民主党に投票した人たちはこういう点を理解した上で投票をしたのかね、と訝しんでしまう。
本当に日本の脈々たる伝統を完全に無視し、かつ国家の主権を国籍を持たない人間に売り渡そうとするキチガイ沙汰。
夫婦が同姓か別姓かというのは戦後民主主義とか外国はそうだとか言うような底の浅いレベルの問題ではなく、その国の文化の本質に深く根ざしたものではないでしょうか。
ましてや外国人参政権などというのはもう、主権国家の論理としては完全に破綻。(笑)
法案提出者は売国奴かスパイではないかとしか到底思えません。

どうしようもなく制度疲労を起こしている上層部を持った自民党に対するアレルギーがあったとしても、民主党の中に居る面々を良く見ると結局は旧自民党から枝分かれを繰り返し、離合集散を重ねてきた挙句の「最も利益団体を代表するような連中」の巣窟に対して投票を集中させたという事実。
(比例代表で、最も当選させたくない長老連をゾンビを復活させる自民党も酷いもんです。)

マニフェストに書かれているありえない数字の羅列。
何だか殆ど中学生の生徒会長選びレベルの公約にしか見えないと正直思います。
25%の炭酸ガス削減とあわせた高速道路の無料化、各種支援の大盤振る舞い、そして極めつけは埋蔵金という名の所在不明の金子(きんす)。
炭酸ガスの削減期限は2020年とか、、、。花火を打ち上げるのは勝手ですが、どうやって技術的革新を捻り出すんでしょうか。
人口が単純に25%減ってもかなり無理な数字だと思いますが。
ちょっと書き出すだけでも、これを引き継いだ数年後の政権は「地獄」だなと思います。(笑)
金も無いのに今の状況に耐えることを知らず金を使い続けるとどうなるかは今の夕張が雄弁にその近未来を明示してくれていると思うのです。こういう点では旧与党であった頃の自民党も全く褒められませんが。

今がよければいい。

口当たりの良いものだけを口にして耳に優しい言葉だけ聴き続けたらどうなるのか。
金の支給額だけ増やしてその財源となる増税はせずに借金のかたとなる国債を増発して「その場をしのぐ」ことの繰り返し。
壮大な実験の結果は遠くない未来に出てくると思います。
その頃に真の弱者を助けるだけの余力が日本に残っているのか否か。

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