2009年9月1日火曜日

笑ってしまう英語教育

今度の夏休みは自分とは別に日本に娘を一人だけ一ヶ月ほど先に帰らせて日本における最後の公教育というのを受けさせた。15歳という年齢なので一時帰国とはいえ、地元の教育委員会の配慮で娘にもそのチャンスが巡ってきたのだ。
いきなり期末テストを受けさせられて社会は20点台、数学は80点台とか取れたらしいのだが、問題なのはそれが娘にとっては習熟度のチェックではなく、日本語のテストであったということだ。
笑ってしまったのだが英語のテストは80点台しか取れなかったという、何故かと聞いたところ、英語の問題にある文中の単語を日本語でなんと言うのか解らなかったとの事だ。
例えば頭の中で英文の意味は当然のように翻訳無しで理解できているわけだが、日本語にあたる単語が出てこなかったという話で大笑い。彼女にとって数学や英語のテストは日本語のテストになる訳です。
例えば不等式や二等辺三角形のことを英語では理解していても日本語学校にでも行っていない限り知らないという事。
英語の授業でも先生が二人居て、一人は女性もう一人は男性だったのだそうですが、その中年の男性の先生の発音が酷くてあんまりおかしいと思った単語の発音に娘が訂正の発言を求めたところ怒り出したのだそうです。
そのおかげで他の宿題を忘れていた数人の子供たちがとばっちりを受けたとか、、、。
何とも度量の小さな先生、、、。
しかし他の生徒達はみんな「行け!もっと言ったれ~!」と囃し立てていたそうですが。(笑)

何歳になっても、どんな地位に居ても間違いを素直に認める人でありたいものです。

娘に聞いたところやっぱり日本の英語教育は未だに逐次訳の授業がメインだそうです。私達の頃から変わったのは教科書が驚くほどカラフルになったということ位でしょうか。

そうそう、書き忘れるところだった。
昨日嫁さんに電話で頼んで作ってもらっておいたみたらし団子は味付けは良かったのですが、家に帰り着いたときは既に時間が過ぎていた事もありやや固めでした。次回は早めに帰れる時か週末に作ってもらおうと思います。

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