2020年5月5日火曜日

テレワークって何してるんだ?

日本人なら誰でも知っているある大手飲料系の会社で営業をしている御主人が「テレワークで一日中家にいて苛ついて居ます」という看護師さんの話を伺っていろいろと考えさせられました。

アメリカで研究者として生きていた頃はいわゆるテレワークというのはごく普通で、秘書に一本電話を入れて「今日は家で論文の仕上げをやる」と言えば済むことでした。車を運転することもなく、ゆっくりと食事とコーヒーなどをテーブルに運んで朝からPCのモニタに出した論文などをみながら必死で仕上げていくことも良くありました。

特に予算獲得のために研究計画書をNIHに向けて仕上げているとき等は、既に自分の手もとにあるデータを整えていきながら眼がシバシバするまで「あーでも無い、こうでも無い」という感じで文章とフィギュアを弄くり回す一日でした。実際は気分転換の為に逆に自分のラボに行ったりもしていましたが。

所変わってここ日本。私の今の職業ではテレワークという言葉はちょっと使えない世界ですが、私の友人たちで他業種に就いている人間などでも大手の商社などで働いている友人はテレワーク状態と言っていましたが、一体何をどうしていることやら・・・。

では看護師さんはなぜ自分の御主人の「テレワーク」と言うのに文句を言っていたかというと、家で何もしないんだそうです。w
要するに営業職の御主人は今までそんな事をしたこともないし、会社からも何をして良いのか指示もないから家で特に何かをすることもなくボーッとしているとのことでした。その話を聞いて思ったのは「さもありなん」という一言。

一般に日本人がこういった仕事の形態に慣れているわけもなく、生まれてはじめて経験するという人が殆どじゃないのかと思うんですね。そこで、もう少し会社からの指示その他に関して奥さんである看護師さんに伺ってみると、案の定「会社も何をもって仕事として良いのか決めかねているんだそうです」というお話。w

結局、多くの会社で”ただの休み”になってるみたいです。大手だからこそ、それでも許されるのでしょうが、ビバレッジ産業ですから、製造現場や下請けの配送などの物理作業をする人達はそういった親方の仕事には関係なく働き続けなければならないというのは自明。今回のコロナ禍は産業内の階層構造もしっかりと目の前に晒すことになってしまってます。

今回、結局のところは奥さんが看護師として「病院で休日もリスク込みで毎日仕事しているのに旦那は・・・というのが単純に頭に来ている」というのが話のオチみたいでした。私からみると、それでも稼いでくれる御主人をもって幸せだと思うんですが?視点を変えてみては如何でしょうか。


2020年5月4日月曜日

中国・ヨーロッパの実験始まる

今回のコロナ・ウイルス伝播の発信国である中国が実験を開始しました。

少なくとも日本の10倍の人口を持っている国でほんの3ヶ月前から1ヶ月以上にわたって感染対応のなかで医療関係者を中心として地獄を見たわけですが、今は新規患者が居ないという名目のもとで人の動きを再開させるという「実験」を始めました。

そもそも感染者数の減少や死亡者のカウントそのものが「政治的に集計される」といわれ、全く信頼できないと言われている国ですので、その「真の数字」がどうなっているのかきっと内部で把握した上でのアクションなのか、それとも政治的功績を再確認するための暴挙なのか・・・。

何れにしても、今わかっている範囲でのコロナの感染と発症の経緯を逆算すると、もし再度爆発が発生することになるとすれば、これから2週間前後で病院に熱発、咳、その他の症状を訴える人々が押しかける事になりますので、我々は彼らの国家レベルでの実験をジーッと冷静に観察していくしかありません。

実際の所、日本でも日常レベルでの活動をどうやって、どのように再開していけばどういった事が起きるのかということを彼らの国民を使っての実験を通して知ることになる訳ですが、非常に参考になると思います。無論、正直にデータを出してくれればと言う前提付きですが、ここがもっともクリティカルな点ですね。少なくとも科学者のレベルでは正直であって欲しいと思うのです。

中国の他にもその制限解除の範囲は幾分制限されてはいるようですがヨーロッパ諸国でも少しずつ日常生活、特に経済活動を中心に人々が次第に家から出始める許可が出ているようですので、今現在ソフトな行動制限等をかけている日本の今後の確実な指針になってくれる事でしょう。

少なくとも本日の時点で5月一杯の緊急事態宣言の延長が宣言されたわけですが、それをどこでどうやって緩めていくのか、その頃までには中国とヨーロッパで始まったいわば「おずおず」という状態の開放がどうワークするのか、息を呑んでジッと見守るしかありません。

それまでに日本としてはきちんと患者数をダウンさせておくことこそが最重要課題となっているのは確かなことと思われます。

それにしても、日本政府は地方自治体に休業補償の責任を押し付けて何をやってるんでしょうかね。もう愚痴しか出てきませんが、今回の延長を受けていよいよ仕事を畳んでいくしかない人々の悲痛な声を聞くと「実際にお金を出すのは8月頃」とか言っているボンクラ宰相の脳味噌の中を一度じっくり観察してみたいなと思うのでした。(中身が入っていればですが)

潰れた後の弔慰金のつもりでしょうか?


2020年5月3日日曜日

ひでえ女もいるもんだ・・・

この親にしてこの子ありというのはまさにこの女の事なんだなと言う話。

東京で仕事をしている山梨のコロナ陽性女性がバスでおのれが陽性であるという検査結果の通知を受けた後に、家族と口裏を合わせて既に高速バスに乗って東京へ戻っていたという事なんですが、まるで犯罪っていうか犯罪そのものですね。w

そもそも「帰省は控えましょう」という第一ステップからみんなが我慢しているルールを破っているんですが、その前段階はさらに酷い。朝日のウェブ・ニュースでは「女性は帰省前から味覚・嗅覚に異常があったため、今月1日に県内でPCR検査を受け、2日に陽性が判明した。県は2日の発表で、女性には1日の検査後に実家で待機するよう求めていたが、結果が出る前の1日夜に新宿行き高速バスで帰宅したと説明していた。」と書いてありますが、その後の県への知人からの連絡で実際は知った後にバスに乗って家族も口裏を合わせていたという碌でも無い家族。

おまけにこのバカ、沢山の友人とBBQしたりゴルフ行ったりという凄いアクションもとっているというから行動はリミットレス、脳味噌の中身はアルティメットです。これ、バレたら会社は馘首になるだろうし、既に伝染してしまったことが判明している友人からは傷害罪で訴えられるんじゃないんでしょうか。

恐らくですが、地元では実名や住所が晒し上げられてるんじゃないかな・・・。こういう時代ですから、その手の検索はアッと言う間にSNS上にあげられていく可能性がありますから、、、って実際に今しがたネットで検索入れたら真実か否かは別としてソレと言われてる女性がガッチリFBとかtwitterとか含めて丸裸にされています。

誤爆を含めこれはしないほうが良いと思うんですが、もし間違って晒し上げたらそれはそれで法的責任を追求されますし。話しても通じないアホには人生の中で可能な限り接触しないということは非常に大切なことです。

このバカタレ、言い訳として犬が心配だったとのことですが、そもそもお前は家に犬を置きっぱなしにしとったんか?それだけでもお前のやってる事は十分動物虐待なんだけど。


2020年5月2日土曜日

コロナのせいで次女の大学入学にも影響が出てます

長女の大学の授業がオンラインオンリーになってしまい、ガックリしていた事は少しだけ以前ここに書きました。

実際に、オンライン授業になったことで娘達学生は揃って大学側に授業料の減免などを求めたらしいのですが、oncampusで生活している学生のみに居住費の減免のようなことが一部認められたとかで、二重に怒っておりました。まあ、仕方ないです。

ところが影響はこれだけではなくて、次女のこの次の入学先として検討しているPrattやSAICなででも出てきているのです。

実際問題として、数学や文学は未だ他の実学に比べればオンラインでも比較的マシな授業はできますが、工学などの実習、医学や歯学などの実技研修と患者との接触が必要な学部、そして娘が行こうとしているアートなどのヒト・ヒトで密接に実技を習得教授しあう学部などはとてもそんなオンラインだけで済まされない部分も多いのです。

知識の習得には座学と実習の部分がありますが、これらの学部では本当に実習の部分が巨大なウェイトを占めますので、日本の学部と同様にどうすれば良いかに関してこれらのアメリカの学部もいろいろと頭を悩ませているようです。

娘の方に届いた既に受け入れOKと言われている大学からは今後もし州政府レベルで命令が出るようであれば、大学の新入生受け入れを少なくとも数週間単位、場合によっては春の受け入れにすることも十分考えられるし、更に長引くようであればまるまる一年延期することも考えているという文書が来ていました。その上で、merit baseの奨学金の給付の権利も時期に合わせて延長するし、入学の権利も合格者には柔軟に保持させ続けさせるとの事。

これ、全く今の日本の9月入学問題などと一緒なんですが、アメリカの場合はこういった感じでより現実的で、既に来春もしくはそれ以降までのコロナウイルスによる大学の開校事態の延期もあるという考えをストレートに出してきています。仕方ないことですが、科学的にはよっぽどこちらのほうが理性的ですから「そうか~、あり得るわな~・・・」とため息をつくしかありません。

バカな日本政府が「9月に新学期をずらすことも含めて検討したい」等と長閑な発言をしていますが、アメリカでは既にその次の半年後の新学期さえありうるとした上で、何の問題もなく「4月入学もあり!」と言ってるんです。行政上の制度変更や各種社会の制度が4月入学を・・・等と言って何も決めないバカ共と違って、目の前の現実に柔軟に対応することを忘れない現場の人達がいる国は、大統領がどれほど愚かでも確実に日常は戻ってくるでしょう。

「難しい」として否定から入る日本と「やってみるか」と対応するアメリカ。精神論だけで済ませない強みを持つ国は強いです。

2020年5月1日金曜日

経済への大打撃はどこまで

中国初の全く嬉しくないプレゼントが世界中を疲弊させていますが、日本の経済もローカルエリアを中心に枯れ始めているとしか思えません。

中小そして零細企業、企業とはとても呼べない家庭レベル、個人レベルの経営を行う小売り、食堂、喫茶店などを含め、まさに明日のメシ代に事欠くような人達が日本中に無数に居ることでしょう。運営資金が借りられず店を畳むところも猛烈な数に上るんではないでしょうか。

東京商工リサーチの発表数をよく見ておくようにと、昔家庭教師で教えていた女の子である大手証券会社に勤めている子から二ヶ月ほど前に言われていたんですが、その時「リーマンどころじゃない数字が出てくると思う」と言われていました。その数字が出揃ってくるのがそろそろ、そしてこれから数ヶ月はその数値に恐ろしいブーストがかかってくるじゃないかと考えてます。

国会での審議を視ていても、この政府には全く期待できないことは明白。必要な時に必要な金銭的な援助は全く届かず、これらの「本来廃業する必要はなかった優良店」も次々に潰れていく可能性がかなり強いなと思いました。国会がグダグダになっている間に中国からのウイルス流入を止めることが出来なかった責任などは何処かに飛んでいってしまっていますが、いろいろと責任論などは当然後回しにしてでも、本当に補償や援助の話、企業再生法のより進んだ運用などをサッサとしていかんとアカンでしょう。

毎度の如くこういった時に登場するのは民間企業と自助努力。本当にスピード感が全く無い政府を尻目に、給食用やホテル向けに作っていて、今回の事件で全く売れなくなってしまった野菜その他の食材をネット経由で売る農家や企業がどんどん出始めているという話。
結局、自分を助けてくれるのは自分とその周囲しか無いということに気づいた人達はさっさと次のアクションをおこし、逆に余って途方に暮れていた食材を完売したりしているという話。
いつも税金を吸い取っていく行政がいざという時には全く役に立たないというのは毎度のことですから驚きもしませんが、私企業の皆さんはネットという、昔はなかった武器を使って何としてでも生き延びてほしいと思います。それでも、ホテルとか旅館とかの「お客さんが来る」ことで利益を得る企業の存続は難しいか・・・。保養地で多くの廃業した旅館業者が軒を連ねるという景色は今後の日本全体のためにも良くないことだと思います。

それでもパチンコ屋は要りませんが。