学生が蛋白泳動が変で実験ができないと泣きを入れてきたので、お助けを出すことに。
確かに変な流れ方で、泳動に問題があるのは一目瞭然。
何か今まで上手く行っていた時からマテリアルを変えたのかどうかを尋ねたところ、特に何も変えてないし細心の注意を払っているという。(笑)
まあ、学生の最新の注意など底が知れているのだが取り敢えず信じることにして今度は私が同様にジェルを作り直してローディングバッファも最新のものに変えて流す。
やはり駄目、ということで犯人がSDS-PAGE泳動バッファに決定。
だいたいサンプルの部分のBPBがクランチしていかないところからして泳動バッファが怪しかったのだが、それを作ったのがいつもはラボの試薬製作を一手に引き受けている信頼のおける中国人スタッフだった上に、そのバッファでこの一週間一回実験して上手く言ったと聞いていたものだからそこは「ある程度」除外していたのがいけなかった。
どうやら今回は試薬を作った際にきちんと混ぜあわせるのが完璧には行われていなかったらしい。
というわけで私自らの手で10xの泳動バッファを学生君に作ってあげて泳動したところビンゴ!と相成りました。
親役は時々示しを付けないといけませんね。
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