それは、以前からお世話になっている料理人さん。この方は次女がバイトとして一時期勤めていた近所の老人ホームの料理担当として働いて居た頃に孫のように可愛がってくれ、いろいろと料理の準備の方法などを仕込んでくれた方です。
いつもは養護老人ホームなどでカツオの捌きなどをしてみんなを愉しませてくれている方です。何でそんな事を定期的にボランティアで出来るかと云うと、料理人として魚屋さんとの深い繋がりがあるらしく、その様なネタを常に提供できる状況にあるようです。
今回の土用丑の日は次女を手伝いとして指名してくれました。朝の10時から巨大団地の前でうなぎの蒲焼きを提供し始めたようですが、当初「3時前に迎えに来て」と言っていた次女からいきなり「1時半過ぎに迎えに来てくれない?」とLINEで時間変更。どうしたんだろうと訝しがりつつも午前中に見送った小さな手作り屋台の店の前に車を寄せるとオジサンが一緒に娘と出て来ました。
挨拶をさせて頂いて、娘が御迷惑をかけていない事を確認。あちらから丁寧な挨拶をして下さっりながらも、右手には巨大なうなぎの蒲焼を二尾持っていました。それを娘に「持って帰れ!」と言って下さったので、そこはお言葉に甘えてその場を辞したのですが、何と驚く事に娘に二万のバイト代を出すと言っていたらしいのですが、娘の方は固辞してうなぎだけで十分ですと言ったらしいです。
娘によるとナントこの短時間に170匹ものうなぎを売り捌いてあっと言う間に売り切り。二匹買ってくれたお客さんに三匹目をただでつけたりとか、ワイルドなオジサンらしい滅茶苦茶アバウトな売り方をしていたらしいです。w
実は今回、ペスカタリアンの次女は頂いたうなぎを食べる筈だったらしいのですが、うなぎを捌く時に首を撥ねても、背骨を抜いても5分以上」くねくねと動いていたそうで、それを見てトラウマになったとの事でした。^^
結局、おかげさまで我々家族の中の競争者が一人減り、美味しい蒲焼の付いた土用の丑を過ごす事が出来ました!
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