2025年12月1日月曜日

人生初の体験を幾つかしました(後編)

 そういった部屋を見せて貰った後でいよいよ山へ入って行きました。

何をするかと云うと、いわゆる「お婆さんは川へ洗濯に、お爺さんは山へ芝刈りに~」の死ばかりという奴。結局薪の原料になる木々の枝打ちとその掃除です。

私達三人のオッサン達はログハウスの裏山にチェーン・ソーを二つ持って上がりました。急な山の斜面には既に切り倒した三本の杉の木が寝転がっていたのですが、その幹には大量の枝が未だ緑色の葉を蓄えたままでドサッとついています。

これはほぼ枝打ちを終えた後です
結局、上の写真の様に枝を幹から外したのですが、その時にチェーン・ソーの使い方をみっちり習ってしつこく安全講習を受けました。やっぱりチェーン・ソーを上手く使う事で恐ろしいほどに作業効率が上昇し結構な速度で三人で仕事を終了。

チェーン・ソーの種類やメンテの方法、ガソリンの注入とオイルの性質なども細かく教えて頂きました。そして作業には必ず二台のチェーン・ソーを持って行かないとドツボに嵌まるという事。要するに幹に噛み込んだ時に刃が取れなくなるのをレスキューするのはもう一台のチェーン・ソーなのだという事でした。

作業の中で最も体力を使ったのは枝打ち自身ではなくて、枝を持っての斜面の移動でした。これを繰り返すと脚がヘロヘロ。w それでも工夫を凝らして結局この斜面の上下動を「可能な限り」しないで済むように作業は上から行って下へ進行するという事に最大の注力を行いました。

最終的には作業に慣れて結構な速度で奇麗になり社長さんにも満足して頂けたようでした。

その後、どんぐりの里という道の駅の麓にある稲武の道沿いにある小さなお寿司屋にご招待いただきトンカツとビールを頂きました。更に近くの「昭和感100%」のお店で、名物のコロッケとミンチ・カツを家族分お土産に購入。

更に戻ったログ・ハウスでは薪割りの講習を受けて己が持ってきた小型の斧では全く歯が立たない巨大な薪をどのような斧でどうやって割っていくのか、注意とコツを学びました。

なんだか今日一日で野で生きていく上での知恵が大きく前進したと感じたのは私が未だ素人だからなんでしょうね。w

結局、夕方までいろいろと人生初の体験をさせて貰いましたが、本当にいろいろと話が弾み馬鹿話でゲラゲラと笑って一日が過ぎていきました。

最後はアルコールが入った事もあり、今日私自身が運転してきた車を知人に運転してもらいその知人の専門分野に関するいろいろな専門性の高い話に耳を傾け質問し、また耳を傾け質問しを繰り返しながら秋の美しい山道を家路につきました。

また近々の再会を約して今日の行動を終わりましたが、意外にも私は体が痛くなったりすることはありませんでした。謎ですが。^^

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