2025年12月16日火曜日

EV戦略頓挫

「今の時点で」絶対上手くいく訳ないと何年も前から思っていたことが現実になってきました。

この前読んだタタ・モータースが頭についているJAGUARに関する記事では、本当にこの名門ブランドはボロボロの状態で、車が全く売れない事態になっています。


2025年4月には月間販売台数49台という「驚異的」減少で、前年同期比97.5%減という恐ろしい事態に。最初に記事を読んだ時はオイオイまじか?と思ったのですが、種々の発表資料を見る限りではどうやらそのヤバさは本物の様で、2024年は1900台以上売れてジャガーランドローバーGrp.としては過去最高とか何とか謳っていたようですが、わずか一年度劇的に消滅しかける所まで落ち込んでしまいました。(サイバー攻撃による一時的工場停止があったとしてもこの大減少はそれを大幅に超えたヤバさでしょう)

VWの糞Diesel Gate事件から、何事も無かった間の様に世界一の「ちきゅうにやさしい」とかいうイメージ獲得のためのインチキブランド戦略を唱え続けたヨーロッパ勢もほぼ全社がフル・エレキをいきなり目指すなんてことは止めて先ずは非難し続けていたトヨタのハイブリッド方式を目指した車をつくって、それをEVと呼んで商売をするという方式に切り替えています。

ヨーロッパのインチキ商売人達がいつもやるゴールポストずらしですが、ホンマにどの口が言うか、というレベルの相変わらずのイカサマ商売です。

水素以外にも電池の車が大多数に変わる日が「やがて」来るのは間違いないとしても、今じゃない!というのは明白な話で、技術的な蓄積が中途半端な形で高額商品を出しても消費者が付いてくる訳でも無し。

早期に興味本位でついて来る連中は別として、その連中の購入が一巡して移転悪い点が明確になり、中古車が猛烈に値下がりしてしまう事が明白になった今、誰がそんなリスクに向き合うかという話です。

先ずは全個体電池の登場を待って、充電時間の大幅短縮と長寿命化、大容量化、レア・アース使用量の大幅低減、爆発や燃焼事故の大幅減少などを達成してから購入しても全然いいと思うのは私だけでしょうか。TOYOTAは2027年には出して来た全個体電池車を積んでくると言っておりますが、どれほどのレベルのものを出してくるのか愉しみでなりません。

現時点での絶対的な落としどころはどうみてもハイブリッドですよねと思うんですが?(そういう私はデンソ-製のディーゼル・エンジン養護派w)

何れにしても、もう暫くは車を選ぶのが難しい時期にあるのは確かなようです。

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