2025年12月11日木曜日

納税者意識を高めるような税制を

今年も終わりが近づいてきました。

今年もふるさと納税を通して年末を実感できるかなと思っていたのですが、10月でポイントを意識して色々なものを既にオーダーし尽くしているので今年のふるさと納税は個人的にはもう終了しています。

こういう時に思い出すのはアメリカにいた時の納税の事。日頃からGoodWillとかにチョコチョコ寄付していた物品を納税前に集計していたりしていた事。実際こういう行為が納税者としての意識を醸成してくれます。

更には納税の季節になるとありとあらゆる機関から「是非我が施設へ」という感じのアピールがありますので、それらを意識しながら一か月程度選ぶ事になります。自分の子供の行っている学校、お世話になっている施設、頑張ってほしい機関などを見定めながらの納税時のdeduction先を選択。

自分の税金がより目標(ターゲット)を絞って使われるという納税者にとっての「あるべき納税システム」だといつも思っていました。自分の税金の全てを地方や国家の行政システムにかっさらわれた挙句、文句も言えずに使われてしまうよりも、本来全部抜き取られるところを取り返して自分の意志でそれを振り分けるという素晴らしさ。

ふるさと納税も悪くないシステムだとは思うんですけど、持ってるお金があるのなら、社会のなかの「より充実して欲しい」と思えるところに自分のお金を注ぎ込めるというのはより納税者としての参画感が大きいですよね。

何だか良く解らないままに国や地方自治体に税金を吸い取られて役人やバカ議員達が利権絡みで策定した種々のハコモノやゴミに金を使わずに済むというだけでも響きが素敵なのですが、実際はインフラ維持などにも税金は必要ですから、まあ全額云々等と言うのはよっぽどの篤志家の指定した寄付くらいしか無理なんでしょうが。

もっともっと国民を税金の使い方に目覚めさせ、納税者意識を醸成するために更なる税制改革を行っていきたい所なんですけど、納税の壁がたったの103万から一気に160までは来ましたけど、正直もっとベースを上げてやれ!って思います。

金持ちは金持ちで沢山儲ければ良いし、それを大量に「困っているところ」に篤志家として金を落とすシステムを作れば社会的にも尊敬もされて満足も得られ、その困っている人達にも感謝されその生活が改善される訳ですから素晴らしい事だと思うんですけどね。

皆を均等に貧乏に導くような税制では無くて、もっと納税者としての意識を覚醒させるようなシステムの新設どうなんでしょうか?

政府としては納税者意識を高めるような税制改革は出鱈目出来なくなるから不味いかな?w

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