我が家に国税調査の用紙が来たのですが、二通来ています。
一通は我が家に来たもの。もう一通は私が次女用に借りている近所のアトリエに来たものです。何というか、こう云う国勢調査というのは国家の骨格たる現状把握の基本の中の基本である現実に生きる人々の名前、年齢、性別、住所、そしてその建物の種類、世帯構成、仕事の場所や仕事内容等が聞かれているようですが、これらの記入は面倒臭いので今回は嫁さんに丸投げです。
結局世帯は一つという事で我が家では1セットに全てを記入しました。
しかし、現実の問題として思うんですが、恐らく総務省統計局は「物凄い」努力をしてこの調査を続けているのでしょう。けれどもまずこの調査用紙がどの程度の割合で国民に届いているのかというのが第一の疑問。
無論その点は当然完全には埋まらなくともきちんと統計局は推定してやっているのでしょうし、大変だなとは思うんですけど…。国勢調査のバイトの人達をたくさん雇ってラストマイルのマスを埋める努力をされているのでしょうが、個人情報云々という言葉を誤って解釈している連中にしてみれば、様々な個人情報をなぜ国に提供せねばならぬ?という感じでしょうか。実際にネットを調べると、国勢調査の拒否率は4%程度との事。結構どデカい数字だなと驚きます。1億2000万の4%って500万人弱。( ゚Д゚)
あと、例え用紙が届いたとしてもそれを正しく理解して記入することが出来るのかというのも大いに疑問です。病院で働いていると、これ程までにいろいろな事が理解できない人が世の中には沢山居てこれ程までにアシストが必要な人達がごく普通に居るという事実が理解できます。
それを知ると、本当にこれ程までに細かな内容の国勢調査の質問が理解できるのかという事に大いなる疑問が…。(^^;)
しかし、そもそも統計というのは誤差を推定する事が得意な学問分野。頭の良い人達が、キチンとそこらへんも指定してくれている記事が総務省統計局のHPやネットのあちこちに散らばっているのを見て「ナルホド」と感心するばかりです。
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