実は昨日の犬山城下からの帰り道に北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)に立ち寄りました。
義理の妹の観光体験を最大化する一環で、ふと思い立っての急遽の寄り道となりましたが、幸いなことにここは犬山からの帰り道に立っている無料の博物館ですし、それ以上に素晴らしい昭和の展示物特に昭和30年代前後の「懐かしい品々」を系統立てて素晴らしい形で展示している秀逸な博物館ですから例え遠くからでも訪れない手はありません。
私自身も大好きですし、以前連れていった親父は懐かしそうにジーッと眺めるのみならず、私にいろいろと解説してくれましたからね。そのリアリティはこの博物館の展示品が名古屋の地域住民からの寄贈物を中心として成立しているからだと私は確信しています。
どこかでみた風景、確かにあったそういう飾りや店の展示品は実際に使っていた人の寄贈が猛烈にそのリアリティを底上げしています。
実は今回ある企画展としてたまたま「懐かしの学校イベント大全」という企画の最終日に当たることができて幸運でした。
何時もはおいていないはずの部屋が開けられ、企画展の出し物がきちんと展示されておりましたので、当時の夏休み、運動会、林間学校、入学・卒業式などの白黒写真を見ながらなんだかタイムスリップした感じになりました。連れてきた妹も十分に楽しんでくれたようで、実の姉である私の嫁さんとあーでもないこーでもないという感じで出されている数々の昭和の品々をエンジョイしていました。
実はその中に一点だけ私の目を引きつけて離さなかったものがありました。それは当時の小学生が記録していた毎日の気温の記録です。
昭和31年の夏休みの気温の記録ですが、良くその数字を見てみると高くても33℃前後。8月の後半に至っては軒並み25℃前後の記録です。この一年だけを見てどうこうというものではありませんけど、少なくとも私の記憶の中にある小学生時代の夏休みの気温というのはこの気温表のようなものだったと思います。昭和は遠くなりにけり。改めてそう思ったのでした。
皆さんも是非ここ訪ねてみられては如何でしょうか?


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