2026年6月10日水曜日

ロシアはどこまで粘るのか?

最近いろいろなソースを見ていると、ロシアがそろそろヤバいというような記事を見かけます。

企業から個人のレベルまで、種々の人間達がロシアの戦争の内容のみならず経済などに関しても数字を挙げながら今のロシアがどうなってきているのかを論じていますが、基本的な話の流れは①クリミアを巡る戦争の駆け引きがかなり厳しくなっているロシア、そして②いわゆる戦時経済がそろそろいろいろな面での綻びを見せ始めてきているのではないかというのを国立銀行の金利の話と絡めながら説明するものが多いようです。

実際のところは公的統計から読み解くしかないはずなのですが、こんな国家が出してくる「公式」統計などというものが信じられる訳も無いので、正直間接的に出される市場経済の中で使われる経済指標である金利や貨幣の価値を通して経済情勢を見るしかありませんし、他国がカウントしている双方の戦場でのダメージの受け具合を通してしか実際の被害の具合も出せないというのは納得がいきます。

地方紙に載せられる死亡記事の数のカウントまで淡々とやっているのはまことに驚きですが、こういうのは地道にやってこそ信頼度が上昇し、かつ正確さも積み重なるというものですからその努力には頭が下がります。

ロシアが戦争に駆り出している100万人以上の青壮年層は誰もが容易に理解できるように実際は生きていたら、そして普通に働いていたらロシアの社会と経済とを下支えしていた貴重な労働力であった年齢層。

太平洋戦争中の大日本帝国と同じで、数字を隠し戦時経済を形成させて若年労働者や学生まで借り出して国家の下支えをさせるというのは金の卵を産む牝鶏を殺して未来を先食いして体裁を整えているだけの話であって、その先に待ち構える10年先、20年先の未来は本当に真っ暗。解っている人は皆解っているのは明白なんでしょうが、自分を守る事だけが全ての狂った独裁者の下では国家は個人の意見など抹殺してきますから、本当にお気の毒です。

ソビエトも突然崩壊しましたが、ロシアもプーチンの追い出しという形で国家が突然終了しないと誰も言い切れません。

限界まで突っ走ろうとする暴走超特急が停まるのはいったいどんな事がきっかけになるのか、大変興味深い瞬間が一年以内に近づいているような気がします。

しかし、そういう政権が終わった後のロシアもまた悲惨そうでどうにもお気の毒としか言いようがありません。恐らく国家の経済は西側が戻ってくることである程度何とかなるのでしょうが、平均的な国民は…あかんでしょうな。

戦後に明確に登場してくるであろうハイパーインフレがどうやって終焉を迎えるのか。過去のいろいろな国の戦後の混乱を見る限りでは、今から「お気の毒」としか言いようがありません。

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