20年程前に脳梗塞を発症してからも猛烈なリハビリで回復してきて、再びみんなの前に元気な姿を見せてくれましたチョーさん。
現役時代のチョーさんも選手としても監督としても覚えている私、そして宮﨑の巨人軍キャンプにも来ていたチョーさんを親父が見に行った時に付いて行ってONを見たのも懐かしい思い出です。昔はユニフォームもホームとアウェイの二種類だけで、今の様にあちらこちら季節や行事で変わるような事もありませんでしたし。
74年のころにチョーさんが引退した時にゴジラか何かの映画を観に行ったんですが、その併映だった様な気もしないでは無いんですが、あの「巨人軍は永遠に不滅です」というのを視て小学生なりに時代が一つ終わったんだと感じた事を覚えています。結局本当の映画の方は何だったったのかは忘れても、そのドキュメンタリー部分は覚えていたという話。
チョーさんと言えば野獣。天才過ぎて理屈は無くて人には教えられないけど自分では出来てしまう等と良く言われていましたが、本人は猛烈に努力もしていたし、プロとしてどうパフォームしたら観客が凄いと思ってくれるのか迄計算してやっていたと本人が言っていた番組を見た事もありましたね。
結局、天然な所もあるけれど本当に恐ろしいほどの才能と努力が賭け合わさって王さんと一緒に時代を作った男でした。チョーさんの天然にまつわる話は本当にそれだけで本が出来るほどあると思うんですが、一茂を球場に置き忘れて来たとかふぐの大皿を一人で全部取って食べちゃったとかくらいは知っていますが、例えばココにはもっと笑える話が書いてあります。
何をやっても、失敗しても愛されたのはまさにその天真爛漫さ。裏表の無い無邪気な大人が一旦グラウンドに出ると無類の勝負強さを見せるというギャップの大きさが熱狂を生み出す元だったんでしょうね。
愛すべき野獣。年齢を見ると我が家の親父より2つ年上の89歳。立派な長生きだと思います。チョーさん本当にお疲れさまでした!あっちでも皆を笑顔にして下さい。
チョーさんとのお別れには涙は似合わないな。( ;∀;)
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