2025年5月31日土曜日

パズルの苦手な人

今日は変わったお願いをされました。

病棟である看護師さんが娘さんの話をしていたのですが、その娘さんがジグソーパズルが大好きで、100ピース程度のパズルを作っては悦に入っているとのお話でした。その話に絡んできたのは看護師免許を取ったばかりの女の子。

その女の子がしみじみ言うのは「もう全然パズル作るの苦手なんですよ!滅茶苦茶気に入っているアナ雪の図柄のパズルがあるんですけど、千ピースの奴でとても自分じゃ作るの無理だから周りの友達に頼んだんですけど、誰も作ってくれないんです」というお話。

そのあと、実際にこれを作りたいというアマゾンから引っ張り出してきた画像を私にみせてきたのですが、図柄の多い大して難しいとは思えないタイプの図柄。

これだったら気合い入れなくとも一日で出来るなという感想しか出てきません。こういったパズルを何時も息子が作っているのを見ているので、その難易度というのは容易に推測できます。それをベースの判断材料としてもおそらく当初感じた推測は間違いありません。

そこで私は一言「作ったろか?」と言いました。

すると彼女は大げさに「えーっ!」と言ってお金を払わなくても作ってもらえるんですか?等という訳のわからない質問を返してきました。私自身はこの質問に逆に驚いて「何を言っとるんだ?」と言ったのですが、こういった質問は想定していなかったからこその驚き。改めて金など頂く必要などないことを念を押して確認してあげました。

まあ、そのうちこの看護師さんはパズルを買ってきて私にお任せとなるのでしょうが、パズルって自分で作るからこそ面白くないのか?という最初から持つ根本的疑問は取り敢えず忘れて、この女の子が部屋に飾りたいという絵柄のパズルを作ってあげることにしました。

苦手な人にとってはそれが好きな人にとっては理解出来ない反応を示すものなんですね。でも、これってなんでもそうだという気がします。高いところから飛び降りてダイビングが好きな人には私のように自分の背の高さより高い場所にはすぐビビる人の気持ちなんて理解できるわけもありませんし。

まあ、得手不得手なんてそんなもんなんでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿