2025年7月18日金曜日

今池屋に夫婦で行ってきました

今日は息子がお泊りの日でしたので、嫁さんの御希望のお店に夫婦で行って参りました。

店内に入ると、幸いな事に今回も店にスッと入れました。二人で奥の方の畳部屋に上がると直ぐに生中を頼んで乾杯。嫁さんの頭の中では既に何を食べるのかは決まっていて、流れるように注文をしていきます。

「そんなに食えるんか?」と聞いたのですが、余裕をもって「これ食べた後で何食べるか考えとる」等という腰を抜かす様な事を言い放ちました。w

今日のデザートは何か、お勧めの一品は何かなどと次から次に手短に質問をしてはメニューを全決定。私はこういう事で悩むのが本当に苦手ですのでいつも助かります。結局次から次に注文のものを鉄板の上で焼いては切って焼いては切ってという感じであっと言う間に胃の中の収めていきました。やっぱり今池屋の食い物は最高級のB級グルメです。

最後の最後でやっぱり追加と言ってイカ玉まで注文して腹一杯。幸せな気持ちになって店を出たのでした。店を出た後で「アノ」亀ちゃんに行こうと嫁さんを誘ったのですが、流石にアノ亀ちゃんは嫁さんにはヘビー過ぎて、今回はパスされてしまいました。Z級グルメはプロしか近寄れません。w

実は店の中で店主と他のお客さんが話をしているのを横で聞いたのですが、今池屋は今年で開店75年!とのこと。店主は先代から続いており、今の若店主で恐らく三代目。

75年前と言えば下手するとまだカストリを出していた時代。終戦後五年です。当時の今池は猥雑で、間違いなく毎日がヤクザの徘徊するヤバい街だったはず。朝ドラのあんぱんを見ていてカストリの話が出て来ましたが、この今池屋でも出していたのでしょうか。

畳部屋に上がるだけで軋む黒く脂の染み込んだ畳部屋の上で粉物を食べながら、一人そんなことを考えた夜でした。

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