2018年2月7日水曜日

レジェンド畏るべし

もうすぐ始まる平昌オリンピック。

この闘いに臨む選手達の中には物凄く若いハーフパイプの少年を始めとしてスピードスケート、フィギュア、カーリングのこれまたやはりメチャ若い選手達が続々と日本から彼の国に向かっています。

それでも私にとって最も気になる選手はレジェンドの呼び名を持つ葛西紀明選手です。
何と言っても驚くのはこれでオリンピックの出場が”8回目”になるという破格の出場回数でしょう。しかも、今でもワールドカップではここ数年の大会を含めて”優勝を含む表彰台”を経験しているという意味では今でもバリバリにトップレベルの選手であるという証。

八回というのはインターバルの四年X7で28年間もオリンピアンとして活動を続けているということ。28歳以下の選手達が実際のところ大多数だと思うんですが、その子達が生まれて平昌にくるまでの間ずっと選手だったというのは想像を超えて偉大としか言いようがありません。

オリンピックというのは本当に選手達にとって過酷な大会だと思います。どんなに強く早く上手い選手でもここ一発がオリンピックイヤーのその瞬間にコンディションがあっていなければ、栄冠や歴史とは無縁の忘れられた存在になってしまう非常さ。
そしてその非情さを我々は実際に何度も目撃していますしね・・・。人目をはばかること無く涙にかきくれて消えていく選手、呆然として天を仰ぐ選手。

日本の選手達がどのような活躍を見せてくれるか全くわかりませんが、願わくば努力に見合った結果が各自にもたらされることを祈るばかりです。とは言え、どの国の選手も当然のごとく最高の努力をした上で乗り込んでくるわけですから本当は”どの国の選手も”その結果を残していくわけなんですけどね。

45歳の葛西選手にはオッサン代表として是非頑張って欲しいものです!

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