2017年7月25日火曜日

ETCカードの非合理性

IT技術の活用と言う意味でETCカードは間違いなく一つのマイルストーンだと思います。

しかし、技術はともかくそれを運用する側のシステム整備が実に文系的運用で、あちこちに穴ぼこだらけだというのが日本に帰ってきて使っていると始終感じるのです。何をどうしたらこんな文言で条文を整備するんだろうかというような説明があって、整合性と言う意味では落第レベルの条文だと思います。

例えば障がい者割引の適用に関して身体障害者と精神障害者、発達障害者の運転の常識というのが全く考慮されていない。割引を通じてそれらの方々のハンディキャップに対応するという意気や良しと言いたいところなのですが、本当に性悪説に基づいて運用されているかのような制限に次ぐ制限の文言の羅列。

非常に細かくETCを”利用できなくなる場合”と”利用できなくなった時の”割引の適用除外”は書き込まれているのですが、どうしたら便利に利用できるのかそして実際の割引の実態はどのようなものなのかということに関する細部の説明はメチャクチャ端折ってあります。w

例えば発達障害や精神障害のある人はそもそもクレジットカードの発行を受けられないケースというのがあるわけだし、それに付帯したクレジットカード会社発行のETCカードは障害のある人の”本人名義”でなければならないなどと定められていますが、そんな”クレジットカードなど作って使用するわけもない”様な人達のためのETCカードは割引を使うためにはその矛盾した条件のもとで請求したクレジットカード会社発行の”本人名義”ETCを請求しなければならないわけです。場合によっては年会費数千円を払ってでも・・・。

今は皆の突き上げを食らったETC管理会社側がETCパーソナルというのを作ってクレジットカード会社を経由しなくてもETCカードの発行が出来るようにはなりましたが、これには月平均利用額の四倍のデポジットの前払いが前提条件だったり、(例えば月の平均予想使用額が二万だったら八万!とか。)年会費も1200円とか、普通のETCカードより経費がかかる。w

こういう所はアメリカの現実に則ったflexibilityとは全く違いますね。やっぱりシステムの柔軟な現実的運用というのはシステムを活かしも殺しもするなっていうのが正直な感想です。調べてみると本当にこれ以外にも存在意義不明な除外細則多すぎ。w

角を矯めて牛を殺すというのはこのようなシステム運用そのものだと思います。

文系頭脳の皆さん、頼むからもう少し脳味噌使って・・・。
実際の所、これ作るのにベストな人はシステム作成能力のある数理計算に強い文系の人間だと思うんですが、そんな一流の文系人間はこんなマイナーな仕事にはそもそも割り当てられんか・・・。orz

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