2016年12月13日火曜日

ドル円・相場がキツイ

何だか訳のわからんことになってまいりました。

ていうか、訳はわかるんですが私にとっては実に”間”が悪い。これから送金が大変だろうという時に限って円安が怒涛のように進んでいる状況が眼の前にあります。orz

実際のところトランプが輸出を大きく伸ばして輸入を減らしたいのであれば逆の動きのほうが歓迎されるはずなのに、これじゃーアメリカも浮かばれませんわ。w
トヨタ的にはウハウハなんでしょうが、私的にはガックリでございますよ、本当にトホホ状態。1ドル100円がもっとも真の数値と思っている私にしてみればそのスポットからの乖離は一円動く毎に眼前暗黒感が増そうってもんです。

国内に人件費の高い産業を留め置いて外国からの製品に高い関税を掛けてなんて言うド素人丸出しの発言で低所得軍団に煽りを入れて勝ったトランプですが、その産業政策で確実にとどめを刺されるのはオッサンに投票した連中そのものというのが全く哀れを誘います。

減税の恩恵を最も受けるのは試算を見るまでもなく富裕層。そして、貿易鎖国下で最大の被害者として購買力が低下するのは低所得者層というのは既にあまりにも明白。

まあ、共和党は少なくともこのトチ狂ったオッサンの政策には素直にはゴーサインを出さないでしょうから一直線に狂人のアイデアが実現するとはとても思えないのである程度は安心して傍観できるんですけどね。ポピュリズムの熱狂が去ったときにそこには何が残っているのか。レーガノミクスが見せかけの成功を示した後、残った巨額の双子の赤字を次の政権がそれを引き継ぎましたが、もし今回もトランプの出鱈目な減税&財政支出を許したらもう一回ドカンと巨大な赤字の津波にアメリカ全体が襲われることになるでしょう。

その時にはこのオッサンは当然政権の座にはおりませんので、屑と呼ばれようが何と言われようが全く責任は取れないのですが、その実害と怒りの矛先とは全世界に向けられるでしょうからね。

また変な戦争とかを起こしてくれなければ良いのですが・・・。実際のところ私には意外と真剣に心配してます。

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