2016年11月23日水曜日

対米追従・・・

なんだかんだと言ってもこの前の安倍総理のトランプとの会談は、一個人としては大変”情けなかった”ですよ。

何だかポチ丸出し。金メッキのゴルフクラブとか、この金ピカ好きの不動産屋に送るのは止めていただきたい。独立した先進国の総理ともあろうものが、下衆なポピュリストの歓心を買うために擦り寄っていくなどということはあってはならないこと。(そう言えば、トランプの勝利直後だか何だかにあの”死に体”の亀井静香の亡霊が墓からノコノコと出てきて、トランプに会おうとして体よく断られたというお笑いも今回の選挙では提供されましたが。w)

例え外交能力や防衛の力で差があったとしても、それが自尊心の欠如に繋がっているのは実に情けない事でしょう。私は日本の無能な糞左翼政権などには全く何も期待しておりませんが、その対立軸であるべき保守中道の王道を守るべき自民党がこういう状態では日本の依って立つ所が無いではありませんか。

アメリカが右を向けば右を向くような状況では戦略も何もあったものではありません。今回のTPPの件に関しても、トランプが大統領に選ばれた時点で、これまでの各国の”非常な努力”は一気に水泡に帰したと認めるのが誰の眼にも明らかな事実であって、このポピュリストに本位を促すなどということはそもそも無理な話。

甘粕経産大臣が心と体を擦り減らして仕上げたこのTPPという名の協定は無残にも空中分解したと見るべきでしょう。

そして超長期的視点に立った時、”必ずや”このポピュリストの行った選択はアメリカに大きな後悔をもたらすに違いありません。自由貿易に迫るステップを外して保護主義に向かった国の末路は短期的な泡沫経済は別として、絶対に成功裏に終わるわけがないのですから。

競争、競争、競争、双方の国では必ず血が流されますが、その大きな淘汰のうねりの中からから必ず次世代の産業、最適化された産業規模が各国に残り、未来への次の扉が開かれるのですから。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本間のゴルフクラブ、実家の父も持っていますが
あんな金ピカじゃありません・・・あんなのトランプか豊臣秀吉ぐらいしか使いませんよね~笑

テレビで票の数え直し?で、もしかしたら負けたはずのクリントンが復活する可能性があるのかないのか
というのをやっていましたが、どうなるんでしょうね。

small G さんのコメント...

そうでした!
日本版トランプって確かに言われてみれば太閤様ですよネ。
金はあるけど垢抜けなくて、威張り散らすことが成り上がりの証左になっているという田舎者丸出しの感じがまさにアメリカ版の秀吉。

やっぱり”品”というのは教育が何台も続いて初めて形成されるものなんでしょうね。

私は票の数え直しは”例え有っても”クリントンは最終的にアル・ゴアの時のように受け容れると思いますよ。
結局、再度逆転で勝ったところで今度は右派から同じように数え直しの動議が出されて国政を混乱させるだけでしょうから。
このクソ親父が負けたときにどんな下品な悪態をつくかをご想像ください。w