2016年7月27日水曜日

誰も守らないスピード規制

名古屋の町を走っていると、多くの場所でその速度規制は㊵キロです。

25マイル?う~ん。まあ、それはご愛嬌としましょう。
アメリカだったら街全体の平均速度が25マイルとか、マア正直無いです。レジデンシャル・エリアであれば、30マイル(50キロ弱)、学校の傍の道なら15マイル(25キロ弱、かつ登下校時のみ)、またパーキング内では5マイル(10キロ弱)というものでしょうが、それでも街全体が25マイルとか無いっす。

おまけに都市高速の平均速度は60キロ規制(驚きの40マイル以下!)。日本晴でも豪雨でも60キロ。トンネルの中は一律ほぼ50キロ。orz さすがお役所仕事で、日本らしい羊の群れの制御方式というやつでしょうか。
これって、実際に運転するとよくわかりますけど、50キロで走ってる車なんてまず一台もないです、、、ていうのは嘘で、日本道路公団の車がソレ!コイツは路上をサーベイしながら走ってますから別格で、他の一般車と比べる意味はなし。あとは、警察の車両が制限速度をビミョーに上回る感じで親鴨、小鴨のようにそれを抜けなくて困っている皆さんを団子のように従えてノロノロ走るくらいでしょうか?

実際のところ、トンネル内でさえ50キロ前後で走っていたら現実には危ないです。極まれにそういった車があってその横を走り抜けるときに運転手を見てみるとほとんどが、携帯片手に怪しい運転。w スムースな流れという意味で、現実的に整合性の有る安全速度は少なく見積もっても高速では70キロ。そして上限は110キロ位ではないでしょうかね。

昭和30年前後の車の能力を下に算出されているこの高速道路の速度規制って実に日本らしいですよね〜。わたしは、この高速道路の”現実には合わなくても、誰もおおっぴらには文句を言わず、オカミが50年、100年かけてちょこっと規制をいじってくれるのを、羊飼いから命令されるのを待つ羊のようにおとなしく耐え忍ぶ”という、実に日本らしい、本当に最も日本らしいシステムだと思います。

50馬力、60馬力と言った馬力を振り絞るように出していた時代の規制が、軽々と200馬力を超え、シャシーから安全装備から、ブレーキ、タイヤまで軒並みケタ違いの性能変化を示す50年後の今までマッタク変えられずに誰もブ~垂れないと言うところに日本の奇跡があるのであります。w

事故の発表はいつも原因が”ハンドル操作の誤り”と”スピードの出しすぎ”の2つ。時々これに”脇見運転”がつきますが・・・。いやいや、車の事故の原因はそんな簡単なもんじゃないでしょ?日々ステアリングを握っている人だったら、事故って多くの場合は以外なことがその原因で、それを一律にハンドル操作の誤りやスピード超過なんて言う大項目などに収斂させていたら本当の事故原因が何かを皆に教えることなど出来ないわけで、これはこれで行政側の無能としか言えんですよ。ホント。

50キロ規制を120キロとかで走る愚か者も、高速で車間を一メートルまで詰めて走る基地外も、現実と乖離した規制で取り敢えず己の責任逃れをしている行政側も、もうちっとはまともに現実空間での皆様の生活様式を眺めて現実的な落とし所というのを探るべきでしょう?って、誰も聞いてねーわな。w

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

東京都下にある我が家の近所では、片道2車線のメインストリートは制限速度50キロ。
そこから奥に入った住宅が多い場所は30キロです。
実際に走るときは、それに10キロ上乗せ…これだと捕まらないみたいです。(ホントかな?)

近所に警察署があるのですが、パトカーは制限速度50キロの道路を35~40キロぐらいの
のろのろスピードで走って後ろに沢山の一般車両を従えてる感じですね。
パトカーが列を離れて警察署に入ってしまうと、皆さん元気になられます。
アレを抜かしたらどうなるんでしょう?
抜かしても制限速度内ならいいような気がしますよね。
抜かしてみたいといつも思うのですが、いきなり捕まりたくないので
誰かやってくれないかな~と思ってるだけで終わります。

small G さんのコメント...

気をつけたほうが良いですよ〜!

実は、昔、九州の山間の某追い越し禁止車線で直線の猛烈に見通しのいいところで、警官たちがグルになって引掛けをしていたことがありました。”手口”はというと、実に単純。現実世界のこう言った道の設定では当然意味のない40キロ規制。そこを、二人組のおっさんが乗った白い車が超ノロノロと35キロ程度で走るわけです。
勿論彼は「何やこの車は?」といぶかるわけですが、後ろにも大量に車が団子状態で数珠つなぎ。
それを追い越した友達の先に待っていたのは当然止まれの旗・・・。

警察というのは本当に悪いやつはなかなか捕まえきれませんので、一部の警官は犯罪を”作ってでも”ポイントを上げるわけです。
この裏には私が法医の教授から個人的に知ったS警察署長の異常に個人的なある事情が絡んでいたらしいのですが、、、。
まあ、それはもう30年程昔のことですので、やめときましょう。w

とにかく、トラップにはお気をつけて!

匿名 さんのコメント...

>気をつけたほうが良いですよ〜!

そうですね!
よく考えたら35~40キロぐらいで走ってるパトカーを追い越そうと思ったら
瞬間的かも知れませんが、50キロオーバーになるかも知れませんしね。

そういえば、北海道・道東をドライブ旅行したことがあるんですが
トラップ多かったですね~
信号がめったに無い道路を、前の車に続いて制限速度オーバーで走ってると
何台か前の車が脇道に潜んでいたパトカーに掴まっていた…というのを
何度も見ました。
雪が無くて、スピード上げられる夏場は、ポイント稼ぎのシーズンでしょうね。

「S警察署長の異常に個人的なある事情」 
なんだろう? 笑
気になります!

small G さんのコメント...

うーん、北海道はつかまえ方もアメリカンですね。

事情については〜・・・・。
深いので、闇には手を突っ込まないほうが噛まれません、w