2015年7月31日金曜日

緊急脱水警報

スマホでYahooの緊急警報システムを使っています。

最近の名古屋は危険度四つ星(満タン4/4)でほぼ毎日の様に警報警報の連続です。
実際にこれは間違いないようでして、外来には脱水症状で食思不振に陥ったお爺ちゃんやお婆ちゃんが車椅子に乗せられてそれこそワンサカやってきます。
連れてきた老人ホームなど各種施設の看護師さん達の報告のパターンはほぼ一定で、「最初は元気だったんですけど、少しずつ御飯を食べなくなって元気が出なくなりました」というもの。

血液検査をするとかなりの確率で「激しく脱水、ちょっと低栄養」と言うパターンになっている人が次々に出てきます。
老健の施設の性格上、どうしても毎日の補液は出来ないところがほとんど。仕方がないので内科病棟に短期日入院して頂いて、輸液をして摂食のレベルを戻してもらってから施設に戻っていただくことになるのですが、それが何人も数珠つなぎになると、その他の疾患の患者さん達が入院できなくなるということが実際に発生してきます。

病棟としては入院が必要というときに、どの状態や病気が優先かというよりも一度入院を決定してしまった方は優先的に予約して入っていきますので、それから溢れてしまった方はどうしても他院へ紹介転送と言う形を取らざるを得ません。

全国ニュースを見ていると次々に老若男女の緊急搬送や死亡のニュースが出ているので、実際に非常事態ではないでしょうか。少なくとも名古屋東海地方では。
しかし驚くのは少し認知症の入った患者さん達。何でかはよくわからないのですが、時々この炎天下で歩行器や車椅子で散歩に出ようとしているのですから治療している側の我々としてはガックリです。orz

どうして・・・と思ってしまうのですが、この炎天下「絶対に」出てはいけないのに!
そういう時は見つけ次第病棟の看護師さんかヘルパーさんに連絡をつけて病棟に戻ってもらうように患者さんを直接説得しています。看護師さん達の言うことを聞かない人でも通常は医師の言うことは聞いてくれますから。

ほんとうにいろいろ起きる真夏の病院です。

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