2015年7月1日水曜日

中国が爆発したら・・・

中国が爆発したら?と、最近強く考えるようにいなってきています。

別に戦争の話ではなくて中国の株価の話です。
株価の暴落が間違いなく近々中国で発生するのはいろいろな経済指標を出している記事を見るとほぼ確実としか思えません。最近の中国株式市場は実に激しい乱高下をしているようですし、リーマンショック前によくネット経由で見た国際的な経済ニュースに出てくるようなシーンにある証券会社の株価表示ボードの前で、老人たちが日がな椅子に座ってじっとそれを眺めるようになったらもう熱狂も最終段階。
後は誰がババを引くかを決めるチキンレースをやるだけの人達しか残っていません。

仕込み組は株価を睨みつけ、暴落の瞬間を今や遅しと引き金に指をかけて待ち構えていることでしょう。
中国の庶民が無くしていくお金をゴッソリと懐に掻き集める仕手筋には堪らない瞬間であるに違い有りません。
前回、リーマン・ショックの時にも、有りえないくらいの金を買い集めて逃げていった連中がいましたが、今回も極一部の人間だけは必ずや根こそぎ掻き集めていくはず。

中国政府としては経済的にも「小康」を目指しているのでしょうが、多くの人はハードランディングで息の根を止められることでしょうし、中には借金で自殺・他殺の形で命を落とす人も出てくることでしょう。

どんなに社会主義体制が下支えをしようとしたところで、株式市場というモノ自体が所詮は資本主義のシステムの中核を担う根っこである限り、もはやコントロール出来ないサイズにまで成長したこの化け物を操ることなど官僚には到底無理な話。
中国政府が前回のリーマン・ショックで無理無理の巨額の政府の金をつぎ込んで世界経済と自国の大崩壊を立ち直らせたのは誰もが認めるところでしょうが、その後遺症がでか過ぎて次の一発はまず絶対に中国政府も支えきれないレベルの崩壊が襲うと私は考えています。

その時の世界の経済の揺れ具合を想像すると、、、どう考えてもその様子を表現するとすれば「パニック」でしょうねぇ。
とはいうものの、その瞬間でさえやり手にとっては大儲けのチャンス。株式市場の崩壊した瞬間こそは常に毎度毎度の最高の儲け時。多くは大やけどを負い、一部の人間だけは賢く仕込む。やけどを負った人間の多くは立ち直れないか、二度と株などには手を出すまい等と考えるのでしょうか?そう単純でもないと思うんですが、、、。

欲の皮も突っ張りすぎると人間も社会も碌な事にならんというのを、もうすぐ中国発のビッグ・イベントとして見物できる様になりそうな暑い夏です。


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いや、普通に中国は爆発するでしょう、中国に爆発しないものは無いですカラ。
もう10年前から崩壊しつつ新たな発展先の開拓により成長しつつの繰り返しで、丁度5年前には「見せ金」のカラ回しが始まってました。
「中原」という非常に固い殻の中で爆縮を起こしている、ここ5年ほどはそんな状況。
外から見たら力強いエネルギーの塊のような中華パワーですが、既に中共に制御する術はありません。
もう後二回ぐらい大暴落すれば完全に国としての体を成さなくなります、軍区毎に経済の仕組みが違う結果、崩壊のプロセスがまばらになるために中国国内で難民が発生します。
一方でこれがチャンスとばかりに中国脅威論を騒ぎ立て大東亜共栄圏を妄想するバカも居ますがアメリカにどうにもできないものを日本ごときがどうこうできないのは過去の歴史が証明しています。
爆発に巻き込まれないようさっさと手を引くべきでしょうね。

small G さんのコメント...

殻の中での爆縮・・・中共に関して初めて見た表現ですが、これは言い得て妙!ナルホドです。

大東亜云々なんて亡霊のお話はまず「絶対」有りえないと私も考えますが、最後に書かれている「巻き込まれない」の法則はどこかの国に関しても聞いたような。w(非”X”三原則ってやつですねか!)
関与の度合いを薄めても、日本の貿易が綺麗に成り立つ状態を作り出せるような策士が日本に居てくれるのか少々心配しております。

しかし、最近の習近平の人権、経済施策のエゲツナサにはいくら中共でもこれは一歩踏み外すと一族郎党全滅させられるのではというような苛烈さが聞こえてきますが、Xデイ来ないとは限らないですよね。なんといっても西側の基準では全く測れない国ですから、、、。