2014年12月5日金曜日

帰国後初の選挙

今回の衆議院議員総選挙、何だか誰も期待しない選挙ではないんでしょうかね。

日本に帰ってきて初めて経験する選挙ですが、争点がアベノミクス?全くピンと来ません。実際今回の選挙を望んでいるのは国会議員の席の中に自分の名前を入れたい議員予備軍だけではないのかと感じます。もちろん蹴りだされるのが必死の連中は必死の抵抗でしょうが、残念ながら民主党その他のショウモナイ連中は更に今回議席を減らすでしょう。

民主党の連中はそれに相応しい悪事の限りを尽くしましたから、そいつらが議席を減らすのは全くこちらの感情の波風も立たないのですが、問題はその対立軸。今回の自民党の連中は数年周期、数十年周期で選挙にやって来る党自身が持つ「勢い」に乗って自分を国会に送り込んでくる連中がうじゃうじゃいるということでしょう。
要するに勝ち馬に乗ってやってくる連中なのですが、こういった連中は主義主張も一貫性がなく党を乗り換え主義を乗り換え、只々勝ち馬に乗り続け、過去に悪事を働いた党名をその衣装の下に隠して再出馬してくる連中がいるということです。

ネットの発達はこういった連中の過去をキッチリと記録として残し、多くの人間の目の前に永遠に晒し続けるということを可能にしていますが、そういったことを意識して選挙の投票に行く人間たちがどれほど居るか。多くのジジババには無縁なことです。w
選挙の時点では、その腐臭漂う体をピッチリとしたボディースーツの下に隠して笑顔で選挙に臨んでくる輩はわんさ買いますから、今回の選挙でもそういった行動で得票を重ねる連中もいることでしょう。

もうひとつ嫌なのは、大量の得票をした党には必ず付いてくる屑のような泡沫候補達の登場を許す比例代表のシステムです。柔道家のXX、タレントのXX、元XX選手のXX等、そいつらの政見を見聞したらあまりのレベルの低さに頭痛がしてくるような連中も「議員センセイ」として国会に入っていって、多額の歳費を使って飲めや歌えのクズ仕事に専心する訳ですから・・・。「有名=当選」という、昔ながらの衆愚選挙における鉄板の勝利の方程式。
しかし、この点は昔から全く変わりませんよね。俺達のおやじの世代も、その上の世代も、まさに衆愚選挙という名に相応しい同しようもない有名タレント達を長年にわたって選挙で選び続けてきたんですから。w

結局、そこのひな壇に上がっている連中の顔ぶれというのはその国の国民のレベルそのもの。アベノミクスだか何だか知りませんが、自民党以外に選ぶ選択肢が無いという「何時か見たような」悲惨な選挙になりそうです。
結局、恐ろしいのはその反動。これが上手くいかなかった時に、またぞろあの民主党のような連中が大量に湧いて出てくるのかもしれないと思うと、犬の糞が良いのか猫の糞が良いのかといういつも私の中に湧き上がる葛藤が再び出て参りました・・・。

嗚呼。

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