2014年12月17日水曜日

永遠の0を観た

小説を読んで泣きましたが、映像を観てもやはり号泣してしまいました。

小説のほうがズシンと来たのは間違い有りませんが、映像もそれなりに良かった。
これを観て戦争賛美の映画とか言う輩がいるそうですが、内容は真逆。決して戦争などしてはいけないという強烈なメッセージだと思います。戦争で死んだ者達も、戦争で生き残った者達も皆「非情・非常」の時を過ごし、それぞれの方法で日本の再興に賭けました。

戦後の貧困の時とその混乱は、今はなき母方の祖母の女手一つで六人の子供達を育て上げた事実と重なるところがあり、とても人事とは思えませんでしたね・・・。

政治家と言うのはありとあらゆる方法・手段を用いて血が流され命が消えていく事態を回避することに命を賭さなければならないのだということに改めて思いを致すという意味では大変意味のあるストーリーだと改めて思いました。
戦争や喧嘩は起こすのは簡単。それを収束させるのは恐ろしいほどの犠牲を伴うのだということを国家の指導者たる人間はしっかりと認識し直すべき時なのではないかと思います。

それにしても、ヤクザの親分の影浦が裏方として命がけで宮部の妻の命と生活を守り、且つそれを全く表に出さずにいる男気には、既に今の日本には消えてしまったのではないかという美学が有るような気がしました。まあ、小説の中の話ですからヤクザが義理と人情をああいった形で表現できたかどうかというのは極めて疑わしいところですが、実際に戦後の困窮者達を、戦時中にお世話になった部下や、逆に世話をした上司が戦後も影に日向に支え続けたというような話はゴマンと読み聞きしますので、あながち全くの嘘だというものでもないのでしょうね。

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