2014年9月2日火曜日

で、結局昨日の結末は・・・

脱走された患者さん、今日はどうなったか。

結局こちらの淡い期待も虚しく患者さんは帰ってはきませんでした。夜も待ちましたし、朝も期待していましたが結局病院の車椅子に乗って行ったまま帰ってきませんでした。orz
病院の社会課担当の方とは十分に話をして、当該の患者さんのお住まいの区の生活保護担当の方に事前に連絡をとっておいたので、翌朝直ちにその患者さんの内縁の御主人の住んでおられる家にその生保の担当の方が患者さんを探しに行かれたらしいのですが、姿かたちはどこにもあらずとのことでした。

一体全体どこへ行かれたのか・・・。
今となっては警察と生保の方しか探す手立ては持っておりませんし、私の方ではどうしようもありません。湯治に行きたいようなことを入院中に数回チラリと言っておりましたので、もしかしたらどこかの温泉宿に泊まりこみで向かわれたのかもしれませんが、それにしても大丈夫なんでしょうかね。気にはなります。

御自分の命の長さを伸ばすも縮めるも御自分の選択肢の中にあることですし、既に私の掌中には何の権限も方策も残されてはいないのですが、今回のことに関しては本当に私の人生の中でちょっとした心理的衝撃でした。

こんな人ってやっぱりいるんだ・・・

自らの意志で、二ヶ月お世話になった病院を何も言わずにそのまま去る。それだけのことと言ってしまえばそれだけのことなのですが、少なからぬ残高の入った貯金通帳もそのまま病院の社会課の方の手許に残してまで黙って行く場所はどこか有るのでしょうか。

世の中は本当に自分の小さな常識では測れない人達がいるということを目の当たりにした二日間でした。そのうち生保の方からまた何らかの連絡の有ることでしょう。

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