2014年8月31日日曜日

頭おかしいよ・・・サイエンス無きスポ根美談

今日医局においてあった中日新聞の一面
上の写真を見ていただければ一目瞭然の中京対崇徳の軟式野球の結果、もうね、なんかこういうことをさせる方の高野連というのはやっぱ頭おかしいとしか私には思えません。

高校生のこの超長期戦を「美談」仕立てで報道するのもマスゴミならではでしょうが、本来あるべき高校生の育成と言う意味で何を求めているのか全く理解できません。
おまけにこの試合が終わった後二時間チョットで決勝戦を同日にさせるとかもう正直なところ「気違い沙汰」としか思いません。球児の体の事とか一切無視して期日以内に終わらせることのみを考えて、只々ぶつかり稽古の如くチーム同士をスケジュールに則って戦わせるとか本当におかしいです。ヾ(*`Д´*)ノ"

球児たちはそういった既定路線に乗せられて只々黙々とやり続けるだけですし、燃焼し尽くした後は充実感というものが有ると感じさせられるのでしょうが、、、。
同じことを国外でやったらどうだったか?まあ、袋叩きでしょうね。運営側が如何に想定能力が低かったか、そして球児たちの体を壊すことに何の躊躇いもないことに関して。選手達の能力を育成するのが本来の目的ならば、その将来にわたっても彼らが野球を楽しめる体を残してあげるというのは本質的に最も大切なことであるのは間違いないでしょう。
今どき昭和スポ根で体をぶち壊すまでやらせるようなことをするなんて本当にこの高野連の連中の脳味噌には筋肉しか詰まってないんですね。ホンマに。

これがもし硬式野球だったらどうだったでしょう。
決勝戦に出てくるようなチームの投手にスカウトが目をつけていたとして、連投、連投で1047球も投げ込ませる場面を見せつけられたら?間違いなく一刻も早く負けてくれと思うでしょう。間違いなく。
野球において本番で投げ込む真剣な投球はメジャーリーグでは投手の肩の寿命から引き算でその寿命を短くするものと計算式まで準備されているようなことを何処かの文章で読みましたが、そういった方程式から逆算すると、彼は投手としての命のロウソクに自らガスバーナーを当てて蝋を溶かすような作業をしていたわけです。

野球の専門家たちの意見、特にスポーツ科学の観点から評論してくれる人の意見がネットにやがて溢れてくるはずでしょうから、早くそれを読んでみたいなという気持ちがあります。

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2014年8月30日土曜日

ど真ん中祭り(どまつり)

名古屋にはど真ん中祭りというものが有ることを初めて知りました。

別名「どまつり」というらしいのですが、私自身は全くこの手の情報に疎いので上司の先生に伺うまでこの情報に全く接したことはありませんでした。無論、新聞などというものは医局に置いてあるのをチラッと見る程度なんでページを捲ることもありませんし、、、。

これを今まで見に行ったこともないし、今もこんなことを書きながらもやっぱり見に行こうとは思っていないんですが動画を見てみると結構ダイナミックなもんですね〜。
青森のねぷた祭なんかを始めとして最近は自治体が大規模に企画してやっている大きな踊りの競技会みたいなものが有るようなんですが、どれくらい日本中でその手の催し物が開かれているのか一つ一つ調べていって、小さな規模のところから数え上げて行ったら相当のものになるんでしょうね。

上司の先生の息子さんは非常に大人しい感じで、はにかみ屋の高校生だったと思っていたのですが、大学に行ってからはこのような日本中の「踊りを大規模に取り入れた祭り」の競技会のようなところに出かけて行ってはコンペティションに参加するようになったのだそうです。
なんだか自分が知っている昔の彼のイメージとは全然違ってしまっているようで、人間変われば変わるもんだなと改めて感じ入った次第。

今回ネットでそのことを調べてみると大学によってはそのような踊りをサークルや部活動としてガンガンやっているところも有るんですね。調べてみたら出るわ出るわ、、、。取り敢えずその一つをここに貼ってみますが、なんだか皆楽しそうで羨ましい。
よさこい、ねぷた、色んな所で踊ってるいろんな大学生たちの集まりが有ることを改めて知った次第でした。日本て昔に比べて本当にいろんな意味で多様化しててかつ面白くなってるように感じるのは私だけですかね?それともそんなのとっくに当たり前で単に俺が知らんかっただけ、、、。(アメリカに居た間のブランクはやはり大きいか?)どうやら後者のほうが濃厚な感じです。w

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2014年8月29日金曜日

前立腺炎か癌か

実は今回のアメリカからの娘達の来日にあわせて一緒にやってきた私の両親でしたが、その段階で既にもしかしたら前立腺癌かもしれないようなことを言っていました。

根拠は何?ということで聞いてみました。一応私も医師ですから、診察はしていないもののその疑いが出た根拠を知っておかねばなりません。もしかしたら検診で引っかかったg-SMかPSA値かなと思って聞いてみたのですが、どちらか覚えていないらしく(まあ、無理もありませんがw)その値が5.6という微妙なもの。

たしかに何れにしても、確か正常上限は通常4程度ですから高い方にシフトしていることは確かですが、この検査値自体は擬陽性なども非常に多く高値でも癌でないことも多いし、高くないからといって癌ではないということでもないという意味では病理生検などと併せて判定しないと正解は得られないのです。
要するに非侵襲的な方法としては「参考にはなるが万能とは程遠い」程度の認識を持っています。
実際に私の友人であるインド系アメリカ人の泌尿器科医は「未だに信頼できる前立腺癌の癌抗原は無い」と言い切っております。

まあ、前立腺癌というのは幸いなことに多くの癌の中でも進行していてもそれが命を取ることになることの比較的少ない癌の一つですし、(他には甲状腺癌なども見つかって命が、、、となることが少ない癌ではあります。表面に有るため異常が早期にみつかりやすい事もある。)治療法もホルモン、放射線源の埋め込みその他、幾つかの治療効果の高い選択肢も有ります。

親父にはいろいろな意味で「安心しろ」とは言ってあるのですが、来週の月曜日に確定診断の結果が言い渡されるそうで親父様がどういった反応を見せるのかチョット心配では有ります。後期高齢者となってもまだまだ元気な親父ですが来週の結果はどんな宣託となるのか、、、。
親父のために祈っておきますかって何に祈る?ってこういう時だけ神頼みかよおい!(昨日書いたこととは矛盾してませんかね。w)

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2014年8月28日木曜日

宗教の始まりって・・・

患者さんに面白い人がいます。

面白いというのは語弊があるかもしれないですね。どちらかというと私にとっては「興味深い人」というのがより正しい表現ですかね?
この方、行動に非常に問題の有る方で、正直言って病棟の看護師さん達もホトホト困り果てておられるのですが、そのキャラクターの特殊性故に(私自身は)その問題行動を興味深いと思っています。

ではどんな問題行動があるのか簡単に言うと、この人自身は「神様」や「霊」が見えるのだそうです。
御本人曰く、「私に神様が入ってきて私の昨日のXXな行動を叱られた」とか「そこに男の人が二人立っていてこっちを見ている!」、「ほらそこに居る男の人が私のベッドの脇に立っている!」と叫ぶのです。w

まあ、精神科のドクターは診断名をつけて投薬を開始するのでしょうが、昔からアチラコチラに本当にこういうことを言い続けている「信念の人」がおられるわけで、、、。私の場合は扱いにくいpersonality をもった人だな〜位の感じで話に付き合っております。
この人の発言に周りの患者さんであるお婆ちゃんやオバサンも怖がったり薄気味悪がって泣いたり怒ったり、、、。挙句の果てにはこの人自分自身でそういったことを言い放っておきながら「怖いから自分の部屋には戻りたくない」と言って大声で文句を言ったり天を仰いだり、、、。

炭鉱の有る九州北部の街で子供をたくさん育てた挙句、子供全員に捨てられてしまった日本語が少し不自由なこのお婆さん、祖国には帰る当ても無く、、、。お金も帰る家も無く。
気の毒な方では有るのですが、私思うんですよね。こういう人がもとになっていろいろな宗教の「教祖様」となって行くんだろうなと。こういうおかしな人のいうことを頭から信じこんでそのおかしさに気づかずに「信じこんでしまう」人達があらわれ、それを庇護する人が増えてくると教祖様は神秘のベールの奥に隠されて、、、となっていくんでしょうね。
質(たち)が悪いのはこの教祖様と崇められる人達が御本人なりの「確固とした信念w」に基づいた自信に溢れた言動を取られるということ。

パナウェーブとかの卑近な例を挙げるまでもなく、明らかに頭のおかしい、しかし自信に満ち溢れた教祖様とそれを守り信じる感応精神病を発症した人達の様な人達がお金を貢ぎ立派な建物を建て・・・となってくるとそこに現れてくるものは我々のよく知っているアノ教団や、この教団の数々。

世の中にはこの方々によりますれば殆どの場合「神様は(御本人を本尊とする場合も入れて!)一人」のハズなんですが、n人の教祖様の数だけ神様がいるという謎。w 

結局n-1の数の神様は皆インチキなんですが、このインチキな神様方を巡って世界中で血で血を洗う争い事が起きているという現実。

私はそんな神様を信じてません。

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2014年8月27日水曜日

これは労災になる?w

今日はナース・ステーションでチョット不思議なことが私の身の上に起こりました。

新患さんを受け容れて、その患者さんのデータや診察所見をカルテに記載している時に左腕に何となく違和感を感じました。違和感は最初の瞬間、左上腕の外側で「何か」がゴソッと動いたような感じでした。次の瞬間に私自身は?と思ったので、記載していた右腕を左の上腕に持っていったのでした。

ちょこっと上から撫でるように触ってみたのですが何も違和感はありませんし動きません。
しかし、その次の瞬間から違いました。左上腕の白衣の布の下に確実に何かが居る!という確信を持たせるような激しい動きが感じられました。w

更にその次の瞬間明らかにチクリと言う感覚が腕を襲ったのでした!
内心ではあちゃ~~~っという状態でヤラれたぜ〜と思い大慌てで白衣を脱ぎ捨てた所、他の看護師さんが「先生、どうされたんですか???」と、当然のように聞いてきます。
私はそれどころじゃなくて蜂の姿を確認したところなんとこれがスズメバチでした〜!他の若い看護師さんの脚に飛びついたそのスズメバチを大慌てで取ってあげて、ビニール袋にポイと入れました。

すぐに洗い流し、蜂の針が残っていないことを確認した後すぐにリンデロンを塗り呼吸の促迫や喉の違和感、眩暈感が出てこないのを確認しつつ外来にすぐに行きケベラという薬を看護師さんに静注してもらって自ら様子を見ました。
時々上司の先生が心配して内線をかけてくれて安否確認をしてくださいました。

取り敢えずアナフィラキシーショックには陥ることもなく一安心というところです。

人生の中で蜂に刺されたのは何も知らずに蜜蜂を握りこんで熱くなった思いがある四歳の時以来、二度目の経験でした。
ハチ抗体ができていないか今度検査しておこうと思います。

やれやれですが、そもそもあの蜂なんであんなとこにいたのかな???謀略?w

仕事中の出来事なので労災申請できるのかな?まあ冗談ですが、死んだらそうなってたのかもね。

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疲れました〜

今日で三連直終了。

オッサンになると当直を3日続けてやると急変した患者さんが重なった時に体力的に疲れが出てきますね。
特に急変が寝入った後の午前三時、四時に起きた時、、、。
深夜の廊下を一人でパタパタと小走りに病室まで行って処置と指示出しをして当直室に戻るともう二時間経ってましたなんてことは結構あることで、そうでなくてもその時間に起きたこと自体がその後の睡眠と翌日の疲れ具合や眠気に影響を及ぼしたりすることが有ります。

看護師さん達の深夜勤も内科の救急病棟はなかなかハードで、翌朝の看護師さん達の顔は通常「老いも若きも」確実にお疲れモードです。しかし、看護師さん達の場合は多くはその翌日はお休み。それが週末だったりすると更にもう一日お休みがついて次回は平日の日勤だったりします。

しかし我々医師は(少なくとも日本では)翌日も当たり前のように働くのがごく普通ですので、、、。
最近は労働基準法のことと絡めて医師もその適正な診察能力の保持のためにきちんとした休養を取らせようという方向には動いているようですが、世の中の動きは別として、実際には医師の自己犠牲無しには病院のシステムというのはきちんと回らないというのが実情だとお思います。

実際今日の夜は夜中の二時に起こされた後は朝の5時半までかかってお亡くなりになった患者さんのお見送りをした後当直室に戻り朝の八時から再起動。
三連直が終わり、一日働いたあと家に戻って椅子に座って腕組みしたまま気絶していたところへ電話がなり、今度は自分の患者さんの容態急変とのことで再び病院へ急行。それから処置その他、夜中まで御家族の呼び出しがありずっと患者さんと過ごした後は流石にオジさん疲れました。orz

まあ、これが私の選んだ道ですからもとより自分の命は患者さんのもの、、、しかし出来るなら家族のためにも大事に使いたいものです。

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2014年8月26日火曜日

一体どこのバカが、、、

暫く前からここ愛知ではローカルのニュースにも取り上げられていたある出来事があります。

それは愛知県美術館における鷹野さんという方の作品展示に対する「死ぬほど下らない」クレームと、それに対する美術館の対応に関するものでした。
結構全国版のニュースにもなっているのかもしれませんが、これは男性同士が写っている写真の枠内に男性器がそのまま写っていることに対する匿名の通報!が警察に入って、それに対して警察が動いてこれをダイレクトには展示させぬようにしたというものでした。

一体何時からイスラム教国化?一体何時から全体主義国家?一体何時から18世紀?と何度でもしつこく言いたいのですが、こんな匿名通報をマトモに相手する愛知県警も愛知県には他にこれといった犯罪も無い故に実にヒマなのでしょうが、私は個人的にはこの糞匿名野郎の顔をマジマジと眺めたいものです。そいつの顔のほうがよっぽど「見世物」としては我々には面白いかも?タイトルは「醜悪」とか何とか適当につけといてこいつを檻の中にでも立たせておくぐらいで充分か。

匿名野郎が何を目的にこの展示に匿名で何を通報してきたか皆目判りませんが、警察に電話して私のこの世で一番嫌いなセリフ「如何なものか」とか公序良俗と風紀を守る正義の味方として仰ったんでしょうかね?この御方は股間には何もお付けになって居られないばかりか食べ物は霞で済ませた挙句に大理石の糞でも放(ひ)り出されるんでしょうか?

よっぽどレベルの低いプリミティブな倫理教育を受けたか脳内のタダでさえシンプルな回路が単線で繋がっているのか、美術に疎いか、ゲイに強い反感を持つお方なのか、はたまた?まあ、少なくとも美術を鑑賞できるそこそこの御脳はお持ちではいらっしゃらないようで、、、。
匿名通報社会とか隣の国に有る悍ましい全体主義国家の構成員なんでしょうかね?

悪書追放とか8時だよ全員集合反対とか4-50年前のPTAの皆様が、一所懸命集会開いて栓もないバッシングをしとった頃から全く脳内の進化が起きて無い方のようにお見受けしますが、御自分の匿名通報を恥じていないなら一度名乗り出てきていただきたいものです。
俺だったら美術館が置いた半透明の掛け物の代わりに特大の皮肉を込めて特大の拡大鏡を男性器の前に置いとくかな?w
こういったヌード写真を観て性器にのみ関心を寄せる人間の審美眼なんて所詮有って無きが如し。森は特定の樹の枝を見るのではなくて全体で感じるものだということを誰か教えてあげてもらいたいものです。
こんな輩に送る私からの本日の一言はUP YOURS! です。
(意味はここに載ってます。)

ああ、くだらねえ。

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2014年8月24日日曜日

効率一辺倒の行き着く先は・・・

あるウェブサイトでマクロ生物学(の中の進化生物学)をされている北大の長谷川先生のお話を読んでいて大変面白かった。

この先生のお話というのはウェブの上では時々私自身の眼にもとまっていましたし、多分テレビや他のメディアでも度々取り上げられていると思いますので改めて私などがお話をするようなものではないと思います。
しかし、この先生のお話の中に出てくる働かないアリ、ルールに従わないアリの話は実に興味深いです。

組織が全体として効率良く働く事を極限まで追求し続けていくとどうなるかということを実に「淡々と」誰もが理解できる形で納得の行く形で説明されているのを読んでいくと思わず「ナルホドね〜」と心のなかで頷いてしまうようなお話が満載です。
それが独断に基づいた哲学的なものではなくて、「科学的観察」に基づいたものから導かれた仮説だということが面白い。
長い長い、本当に長い時間かけて進化して繁栄してきたアリ達が築きあげてきたアリの作る社会構成が全員働き、全員戦い女王様を守り、、、というような我々の単純な想像から導かれる単線の物語を遥かに上回る、予想を超えた幾つもの複雑な「一見すると無駄に見えたりするredundancy」が巣という社会を可能な限り長持ちさせるベストなシステム構成の枢要なのだというお話。(だと私は理解しましたが。)

兵隊アリと言われている有りが実は真っ先に逃げ、2割のアリは全く働かず、遠隔地の未開の地を探検するのは元気な若手では無く老いたアリで、生物学的なマーキングシステムに則って歩かない変わったアリの存在が結果的に全体のシステムの効率性を上げる可能性を常に持っている等々、、、。

これらのお話を読んで私が個人的に頭の中に思い浮かべた言葉は「奇貨居くべし」というものでしたが、効率だけを求め続け、効率的に働かないものを排除した時に最後にその組織に起こるのは「効率的に働き続けた働き者の死」による組織の崩壊。人材というのは実は代えがたいもののようにあっても殆どの組織の場合は歯車。歯車として常に替えが効くものをストックし続け置き換えが効く状態でアイドリングさせ、イザという時にその成長を待って投入。(そういう発想が良いか悪いかは別として!)

更には組織の中での役割がというような疑問符がつくような者でさえも、全体の中に要員として取り囲い込んでおいて、その「他の個体には無い」珍奇な行動が起こす珍しい動きが残りの全体に影響を及ぼす場合を待つというのは非常に面白い話だなと感心しました。

良くGEなどはボトムの10%を切ることで成長をしていく話が持ちだされますが、切り取られた残りの10%と言うのはウェルチに言わせれば他の仕事をしたほうがその人の為にも〜等という風に語っておりますが切りだされた人を受け容れる残りの「社会」の包容力がなければ、その多くは超長期的には結局は非情に切りだされただけの負け犬として「最後には」GEと言う会社自体をも養っている人の社会の中でGEにとってのネガティブ・ファクターになって行くことは考えないのでしょうかね。(スマートと言われる一連の連中が如何にも考えだしそうな文句をつけることの難しいスマートな解雇理由ですね。w)

まあ、世界最高の経営者などと言われ、実績を出している人の言説にアリの行動観察から私が勝手に感じた言をここに書いても地球の裏側の蝶の羽ばたきの喩えほどの影響もありませんが。

私は企業や文明の真の成熟というのは「効率の外」に置かれた人をどれほど包容できるかというその余力の大きさだと常々考えているのでアリの話は心の底から染み入ってきたのでした。GEは企業としては凄いけど、良く働く能力のある人を集め続けることができれば別にGEで無くても同じようなoutputを出す企業は出来るわけで、特に人として尊敬できる凄さがその経営観の中にあるとは思いません。無論、ウェルチの著作は読んだこともないのですが。w

同じ重電や重工業の会社でGEと同じようなものを作る会社は日本を含め世界中にあるし、、、。例えば飛行機のエンジンもGEのものでなければ!なんてことは無いし。(PHもRRも強敵ですし。)MRIもCTも発電機も然り。

まあ、今後もせっせとボトム10%の首を切り続けることに精を出されてください。

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2014年8月23日土曜日

看護師さんと話をしていると、、、

この前ナース・ステーションでふとしたことからテレビ・ドラマの話になったのですが、「テレビを見ないからドラマの話とかふられてもわからん」と言ったらその女性に「ウッソ~!」と言われ、挙句の果てに珍獣をみるように「何で?何で?」としつこくテレビを持たない理由を聞かれました。

前にもここで少し書いたのですが、私の家にはテレビ自体がありませんしテレビみなくても世の中の動きはネット経由で入ってくるし特に何も困らないんですけど、その女性にとってはテレビが家に無くてどんな生活をしているのかが不思議でたまらないようです。w

アメリカにいた時からテレビにケーブルテレビが接続してないことを娘が他の友人に話したら、これまた大笑いされたらしいのですが、実際子供たちもテレビというものがなくてもネットが接続されていれば何の問題もないという状態で育っています。
我が家でテレビがないと寂しがるのは嫁さんのみ。昭和の人ですな〜。w

私自身はNHKが受信料徴収の為に我が家に来ぬかとワクワクしながら待っているのですが、私自身が家に居ることがほぼ無いために一回だけNHKから訪問のお知らせというのが入っていただけでそれ以降も一切連絡を取ってきません。
NHKの人間が来たら部屋の中を隅々まで見せてあげてもよいのですが、8ヶ月経っても一度きりしか来ない(少なくとも来訪したという痕跡を残しているのは一回のみ)のですから見せようもありません。

(´ε`;)ウーン… まあ、もしテレビ買うとしたらプレステ4用のモニターとしてなら買うかも?と言うくらいです。
とは言ってもプレステ4自体持っていませんが!w
もう少しプレステ4の値段が熟れて、面白いゲームがクラシックとして安く出回りだしたら買ってもいいかも?

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2014年8月22日金曜日

娘達もアメリカに無事到着

娘達も無事リッチモンドに到着しました。

やはり21世紀の便利さというものでしょうか、無料のWiFiさえ繋がっていれば海外から持ち込んだスマホであろうとも普通に使えて普通に話せるという便利さ。まあ、今回娘達はスカイプなどは使わず基本的にiMessageで連絡をしてきましたが、それでもいまは成田で買い物してて云々。そしてアトランタに到着してからはあちらのcareerに普通に繋いで連絡を送ってきますし、リッチモンドに着いてからは母親にピックアップして貰った時の車内の様子を写真で送ってくれて、、、という風に時々刻々とその移動の様子を送ってくれます。

まあ、最近は米系の海外便を中心に普通にpaid WiFiが普及してきていますので、もうすぐ「普通に」機内の様子を映したやりとりを始めるのだと思います。そのうち、そういった通常の機内写真やネットの遣り取りのみならず、ネガティブな衝撃画像等も地上に送られてくるのではないかとふと思ってしまいます。
技術有るところにイベントが重なればそういうことも当然可能性としては有るわけで、、、。自分で書いていても実に嫌な空想ですね。

ともあれ、起床からカウントすればほぼ24時間の移動という娘達にとっての初の国際的大旅行(笑)は無事に終わったのでした。嫁さんからは早速おみやげに入れていた博多の「ひよこ」や練り物であるちくわやかまぼこ、それと日本の美味しい菓子パン類に対するお礼のメールが入ってきました。
さすがにこの長大な旅行には若さの塊である娘達も疲れたようで、時差とのダブルパンチでメタメタのようです。

しかし上の娘は週明けから早速JHUのプロジェクト、下の娘も同様に来週月曜からAPのhistoryが始まるとのことで、日本を愉しんだ後はまたまた厳しく激しい勉強が待っているようです。
まあ、このバランスこそが大事だということは本人たちもわかっているようですので、ガッチリ頑張っていただきましょう!

楽しい日本も日頃の諸々のことを頑張ってこその報酬ですから〜!w

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遂に娘達が帰米 (T_T)

遂に最後の日がやってまいりました。

二週間ちょっとにわたった娘達の日本滞在もようやく今日で終了。終わってみるとあっと言う間の出来事でしたというしかないような短さでした。
毎日が行事のような感じでして、娘達は娘達でそれぞれに行きたい目的地や行事を消化し続けました。私は私で彼女たちが藤が丘の方向に帰ってきたりした時に「名古屋にいるからこそ」食べられる変わってはいるけど美味しい夕食・夜食をどんどん食べてもらおうという段取りを次々セットアップすることに大忙しでした。

正直なところ結構な額の出費があったのですが、それはまあこういった数年に一回の行事ですのでじっと目を瞑って粛々と出費です。(・∀・)

ところで今日は出発時点でやらかしました〜!
夜寝たのは皆一時過ぎ、朝起きるのを四時にセットして待たせている5時10分のタクシーに乗り込むつもりにしていたら、起きたのは5時7分!しかも起こしたのは夜通し起きていた次女でした。あとで聞いたら5時30分にスタートだからそろそろという感じで起こしたらしいのですが、そもそも昨日娘達に話していたのは5時30分のバスで藤が丘出発というスケジュールだったんですが!
もう、みんながみんなトンチンカンな感じだったのですが、取り敢えず「消防士の出動」状態で三分で一階まで降りてタクシーに荷物を運びましたが、この期に及んで下の娘は日本でしか食べられないと言いはる卵かけごはんを食べないと心残りとか言い出す始末。w

呆れ返りつつもササッと飯をついでやり卵を割って醤油をポトリ。
娘は何と立ち食い状態でした立ち食い蕎麦っちゅうのは聞くけど立ち食い卵かけご飯とか、、、。まあ、とりあえずタクシーの運転士さんに謝ってから藤が丘駅へ言ってバスに乗り込み無事出発。
朝早くではありましたが中部セントレアから旅立つ娘達の出発カウンターまで一緒に行って一緒に手続きを済ませました。

あとはお約束の長女の涙。何だか悲しくなってしまうのだそうです。それでも最後は二人の娘達とハグをしてお別れ。またすぐにアメリカで会えるではないか!
人混みの中へ後ろを振り返りもせずに消えていく二人の娘達を見ながらその成長に頼もしさを覚えるとともに寂しさが急激に大きく膨らむのを禁じ得ない親父なのでした。

帰りはバスの待ち合わせ時間が良くなかったのでミュー・エクスプレスという快適な列車に乗って名古屋駅経由で病院まで戻りました。またこうやって名古屋で会えるのはいつの日かな。
なんか長女が冬場に名大で少し研究でもしようかななどと言っておりましたが、、、。多分UCLAのほうに行く可能性のほうが大きいのではないかなと思っています。

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2014年8月21日木曜日

家族の人数と家の変化モロモロ

今回娘と自分の両親が家にやってきて「改めて」感じたのは人の数と家の変化でした。

こういった感覚はアメリカを離れて一人暮らしを始めて以来、久しく忘れていたものなのですが、まず娘が家に二人来日してきて気付いたのは「落ちている長い髪の毛」の量の爆発、、、。もうこれ、本当に半端ではありません。
取り敢えずコロコロの粘着テープで頑張って取りまくるのですが一日一回そのコロコロを走らせるだけで数枚のテープを剥がさないと追いつかないようなレベルです。
女の子っていうのは髪の毛が伸びるのも早いけど代謝っていう意味でも凄いんだなっていうのを実感させられました。多分今くらいの時期が彼女たちの人生の中でも最も毛根の代謝が活発な時期なんでしょうね。

あとは家の中に五人の大人が居ると使われるトイレットペーパーの量がこれまた独りで暮らす私の日常の使用速度からは想像もつかないものですね。多めの16ロール入りを買ってきていたのに数日で、、、。
普段は当直で家を空ける日も時々ある上に家でそんなにトイレを使わない人間の私にとっては例え12ロールのトイレットペーパーであっても余裕で数ヶ月持つものなのですが今回の家族の数の増加ではそれはやっぱり大所帯では「全く」通じないのだということを「思い出し」ました。

それと、女の子が家にいると訳のわからん小道具がやたらと増えることも再確認しましたね。
シャンプー、ソープは当然のこととして、脇の毛を剃るT字カミソリ、産毛剃りのカミソリ、ありとあらゆる化粧品の道具、洗顔用のいろいろと細かく別れたシャンプー、、、。もうお父さんの理解をはるかに超えた世界です。w
最悪石鹸一つでも生活できる人間からすると「何と効率の悪い」となるんですが、女の子にとってはそんなのはどうでもよいことのようで、、、。

冷蔵庫の中もはち切れんほどに物が増えるのにもうんざり。
一人用の冷蔵庫でさえスカスカの状態で慎ましく暮らしていた私にしてみれば、野菜や他の食べ物が多すぎて奥の方にある食べ物に手が届かないなんて言うのは有りえない現象でして、実際戸惑っています。
洗濯の回数も娘二人と私が居るだけで確実に一日一回はしないといけないし。

さて、夜は再び藤が丘へ行って一日中栄をエンジョイした上の娘と合流です。
三人で暫く駅の北の方をウロウロしたあと「牛たん料理」の店を見つけて入りました。次々に出てくる美味しい料理を腹一杯食べたのですが、店の雰囲気も良くてこれはリピーターにならないかんなと感じるようないい店でした。
そこで働いていた若い女の子を見て娘達に「俺は一生懸命裏表なく働く若い女の子をみると心の底から応援したくなるんだ!」と言ったらゲラゲラ笑うのでカチンと来て「何がオカシイ〜!」と息巻くと、一言「まるっきりオッサンやん」と言われてしまいました。w 

労働は美しい!オッサンで悪いか!?と小さく心のなかで叫びました。

帰りしなに娘達のリクエストに応えてタピオカティーを買ってミスドに寄って帰りました。これでこの夏最後の日本での夜食も終了。いよいよ明日は娘達もアメリカへの帰国です、、、。

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2014年8月20日水曜日

すき焼きかしゃぶしゃぶか・・・

「温野菜」というお店のことは上司の先生に伺うまで全く知りませんでした。
これを知ったのはその先生に「美味しいすき焼きってどこに有りますかね?」と伺ったことがきっかけで、下の娘に米国帰国前に美味しい日本の肉を食べてから帰りたいと言う希望の言葉を投げかけられたことに応えようというものでした。

実際には藤が丘駅の近辺で既に彼女自身は「忘れられない」というほどの美味しい焼肉を食べたということで喜びの言葉をもらってはいたのですが「すき焼き」というものにも思い入れがあったようで今回はそこを切り口にお店探しだったのですが、、、。私自身に土地勘も知識もないためにグーグルでサーチしたり、上司の先生に伺ってということを繰り返していた所「本当に美味しい肉」を食べたいのなら三重まで行ってではないと食べられませんという情報を頂いたので次善の策ということで近場の温野菜というお店へと歩いて行きました。

入っていってチョット驚いたのは店の作りがオシャレだったことでした。
何となくオッサンがやってる煙モウモウの店を想像していたので拍子抜け。簾越しにお互いの顔が見えないような感じになっていて軽くプライバシーが守られています。

娘達が席について始まったオーダーは何とすき焼きではなくてシャブシャブ。w
おいおい、話が違うぞと思いつつもこれはこれで美味そうだということで頭のスイッチを直ちに入れ替えてオーダーに集中。黒毛和牛のシャブシャブセットを三人前注文して娘達との話に花が咲きます。
何だか娘達もいつまでも子供子供と思っていた感じが無くなっていて、段々と大人の話にも首を突っ込めるような感じになってきました。

いつの日か自分の子と並んで酒を酌み交わしながら人生の話をしてみたいな〜という、世間並みのオッサンの小さな夢がもう少しで叶いそうですね。娘も未だ酎ハイ二杯くらいまでしか呑みませんが、どうやら少なくともまたくいけない口では無さそうで、親父としては小さくホッとしつつも「酒は呑んでも呑まれるな!」という基本を、特に女の子には大切な基本を教えていくことの重要性を感じる二十歳の娘の親でした。

ただ、娘もアメリカに帰ってしまえば21歳になるまでは公式には(大学の友人は結構普通に飲んでるらしいです。この辺りは日本も同じですね!)お酒を飲めませんので、あと一年ほどは日本に帰らない限り飲めないことになりますよね。

さて、シャブシャブの方ですが、やはり美味しい日本のお肉〜!と言う感じで頂きました。子供たちは皆日本の食べ物にはハズレがない!と言っていたのですが、内心私は「アメリカと比べるのが間違いよ〜w」と口にこそ出しませんでしたがついつい歯の裏くらいまでその言葉が出てきて、音声として言い出しそうになってしまいました。
美味しい日本の食べ物を次々に食べさせることが出来てお父さんの株も少しは上がったかな?

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2014年8月18日月曜日

アメリカ娘と俺の母ちゃん

今日は田舎の両親が名古屋へやってきて5日が経ちいよいよ田舎へ送り返す日です。

本当は昨日の夜は名古屋の東山動物園で行われるこの夏最後のNight Zooに下の娘がお婆ちゃんと一緒に行きたがっていたのですが、雨模様の天気予報だったので断念して近所の「南風」に連れて行って美味しいご飯を食べさせることにしました。

南風は前にもこのブログに書いたように何を食べても美味しいところですので、私としても安心して家族にいろいろな単品を注文して振る舞えます。両親も娘達も美味しい美味しいと言いながら次々に皿を空けてくれましたが、下の娘は唯一「馬刺し」が食べきれませんでした。
やっぱりアメリカ生まれかつペット好き、動物好きの娘にとっては馬を食べるということには大きな心理的な抵抗があるようで「美味しそうなのは判るけど、、、」といったっきり、その馬刺しには箸をつけませんでした。
それを横から「それでは!」とばかりにジジババが、、、。w

実は下の娘は食事の後も私の母親にこっそりと「ナイト・ズーに行きたかったよ〜」とブツブツ言っていたらしいのですが、まあ気持ちは解ります。まあ、いつかまた日本に来た時の夏休みにでもナイト・ズーは有るでしょうからその時にでも経験していただきましょう。
あれもこれも全てが叶えられるわけではないのはどんな行事でも共通ですからね。何回も小分けにして経験してもらうのがいいと思います。彼女にとってお婆ちゃんと訪れるのが大切な事のようですから、お婆ちゃんには元気で居てもらわないといけないということですかね!

取り敢えずこれが昨日の夜の事だったのですが、歩きながら帰る時に楽しそうに話している下の娘と婆ちゃん(私の母)を見ていると、この二人はなんか似たところが多いな〜と感じました。住む場所と時代は違っても隠し切れない隔世遺伝というやつですかね。w

そして夜が明けて今日は昼のバスに両親を乗せるためタクシーを予約しての藤が丘駅までの見送りでした。
バスが到着してお金を渡して乗り込んでもらい、帰れと笑いながら手を振る両親を無視して両親が座った座席側がある道向かいのブロック塀のところに座り込んでバスの出発を待つこと五分。

ガラス窓の向こうで私の方を指さしながら子供のように笑っている母ちゃんを見ていると何だか複雑な気持ちになりました。俺は今回も満足に親孝行できんかったんじゃないかな、、、と。

バカ息子 幾つになってもバカのまま

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2014年8月17日日曜日

親は元気が何より!

明日で自分の両親も田舎へ舞い戻る。

ハッキリ言って私は親と居ることにとても疲れてしまうのです。これはもう高校生の頃から私自身にとっては非常に明確に認識されている事実で、残念ながら「母親といる時がとても幸せ」とか「父上お慕い申し上げております」などという感情は殆ど持つことが出来ませんでした。

どちらかと言うと親から遠くに遠くに、、、できるだけ遠くに離れて一人の人間として住むことが私の今までの生き方だったと言っても過言ではありません。(最後には家族揃って地球の反対側まで逃げちゃいましたからね。w)まあ、そうなるまでには人には話せないような(嫁さんにしか話したことがないような)いろいろな出来事が親子間でもあったのですが、私は自分と言う人間が強くそういった親の影響を受けていることを痛感しつつも、その受けた影響の中でも「特にネガティブな体験」というものを決して自分の子供たちには経験としてコピーするようなことはすまい、ということを子供たちが生まれる前から決意していました。

大部分は上手くいったと思うのですが、今思い返すと一部「うーん、反省」というような面もあれば嫁さんのキャラクターに全面的に助けられたな〜という点も沢山あります。
しかし、ポジティブなものにしろネガティブなものにしろ、親からは影響を受け続けます。私自身も良く理解できる自分自身の中にある「色々な面」で、間違いなく母親のコピーに当たる所、そしてまた父親のコピーに当たる所をいつも感じます。遺伝子、育てられ方、育った地域の環境等など、今の自分というものを作り上げてきた色々な因子はいろいろとあるのでしょうが、それらのうちの大部分を自分の親の中に色濃く見るのは私だけではなく、多くの人も同じなのではないのかなと思います。

今回、自分の両親に名古屋に来てもらって色々なところに連れて行って食べたり行動したりしましたが、ホントにもうね、、、。色々とやっぱり疲れました。w
疲れるから相変わらず一緒には住めんな〜と言うのは再確認したんですが、自分の原点というのはこの両親にあるのかと思うと色々と複雑な気持ちになるとともに、一緒に歩く両親の背中を見つめて思わずニヤリと笑って苦笑モードに入ってしまうことも度々でした。

しかしやっぱりその両親を見ていて更に思うことは唯一つ。
元気で居てくれて有難いこと限りなし!
本当にこれに尽きます。

70半ばを共に過ぎた老親を見ていて思うのは、なんだか昔の激しくファイトしていた二人の面影はどこにもなく、本当に見ていて仲睦まじいとはこのことよ、、、と、思わされるほどの仲の良さ。
一体何があったんでしょうね?というくらい仲良くなっちゃって、、、。w 若かりし頃、その激しい夫婦喧嘩に挟まれて大変迷惑を被った息子を差し置いてのイチャイチャぶりを眼の前で見せつけられるのは複雑ですな。あ〜あ!

故郷は遠くにありて思ふもの 室生犀星
両親は遠くにありて思ふもの smallG

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2014年8月16日土曜日

今日は犬山へ

今日は娘達と父親を連れて犬山へ。

目と鼻の先に有るレンタカー屋へ行って何種類か有る車の中から、まあ一生自分では買うことはないだろうなと思った面白いデザインの車を借りました。車は日産キューブ。
まずもって日産車を運転したのが生まれて初めてだったのですが、ナリは小さくても中は十分に広くて運転しやすかったです。日本に帰ってきて初めての車の運転だったたのですが、九州でチョロっと運転したのを一回と計算しても数年振りの右ハンドル運転でしたが、取り敢えず行きも帰りも問題が起きなくて良かったです。
さて、犬山に着いたらいきなりの凄い大雨でゲゲッと言う犬山観光の始まりでしたが、待ち時間もそれほどなく城の中に入って行くことが出来ました。
昨日は名古屋、今日は犬山と連続しての城めぐりですが、昨日訪れた名古屋城とは異なりそれなりの小振りの城でした。しかし、犬山城は歴史と由緒で言えば全く名古屋城に劣らぬお城。中に入った後は以下の写真のような級で狭い階段を登り降りする連続でした。
これは年寄りと子持ちにはキツイ!
中もそれほど広くはないのですが趣は有りましたね〜!
ナリは小さくとも綺麗で立派なお城でしたね。
昭和昭和昭和!いい感じのお店群でしたよ。 
同じ筋にある実に「昭和」風のお店でした。
昔、私が行っていたお店といえば皆こんなかんじだったんですけどね。
娘達も興味津々という感じで眺めておりました。
こんな感じの昔風の街並みが「ある程度」保存されていました。
しかし、車が狭い道を入り込んでくるし、、、
とても全力で知恵を使っての町並み保存とは思えませんでしたね。 
ここでは娘と一緒にふくろうの飾りを買い込みました。
暫くここで買い物や食事をした後「明治村」の方に向かいました。
ここは犬山に有るモンキーパークと並んで犬山城+アルファの一つの候補だったのですが、ここは40年ほど前に親父が今は亡き伯父さんと一緒に観光バスで行ったっきりのところだということだけを知るのみで、具体的に訪れてその全容を知る機会は今までありませんでした。
という訳で入村したのですが、そこには浴衣割引のお兄さんお姉さん達がそれこそわんさか居りました。娘達にもそれを前もって話していたのですが、クスッと笑うばかりでとりあってもくれませんでした。orz
中に入るとそこにはフランク・ロイド・ライトの旧帝国ホテルを始めとした各種の建築群が立ち並んでおりました。私や親父は興味津々で一つ一つ眺めていったのですが、娘達は雨と蒸し暑さでバテバテ。本当に情けない連中です。w

かの有名建築旧Imperial Hotel!
しかし、この明治村も相当広い上にあんまり歩行者に親切には作られておりませんのでナカナカ移動が大変なのは私も解ります。おまけに村内を走るバスは余計に500円払わなければならないという代物、、、。結構阿漕な課金システムです。
北門から入ってきたので、坂を下り続けたのですが、三丁目?のハワイ日系移民の境界辺りまで来たところで下の娘がギブアップ。
残りの1,2丁目の沢山の展示物はまた次回嫁さんが日本に帰ってきてからの観光とあいなりました。w

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2014年8月15日金曜日

初めて名古屋城に行きました

自分が名古屋大学にいた頃は一度も行ったことのなかった名古屋城。

天下の名城の一つとは言われてはいても、見たことなければ無いのも同じ。足元に住んでいる住人が東京タワーに登ったことがない!なんて言ってるのと同じなんですけどね、、、。実際に嫁さんたちは私が大学院でヒーヒー言いながら実験している合間も嫁さん達は娘と息子を連れて実にアチラコチラの名古屋巡りをして楽しんでいたようで、今でもその17、8年前の思い出を楽しそうに話してくれます。

当時は未だ結婚していなかった妹も、度々九州から遊びに来ていましたし、一番下の娘も未だ産まれていませんでしたから、(当時は若かったw)大人の女二人で小さな子供達を抱えながらということで、そういった「周遊」をする余裕があったのでしょう。しかし勿論のごとく、当時チビ助だった上の娘は名古屋城のことなどこれっぽっちも覚えておりません。当然ですが。

今回は私の実父たるジイ様が二人の孫と行動を共にしてくれることになったのですが、親父と一緒に行動していて私、何とも気恥ずかしい、、、。理由は簡単で、私と親父が似すぎているから。w
体型から顔の形からソックリでただ加齢を加速させただけという顔立ちで、遠くから見ても普通に「はは〜ン、( ̄ー ̄)ニヤリ」と言うレベルの親子です。まあ、これは私と息子の間でもそんなもんですから天皇家の遺伝子のように何だか判りやすい特徴部分が受け継がれる傾向を持っているんでしょね。
城に入る前にやっていた猿回し。お姉さんもガテン系で話も訓練も良く練られていました。
これが客人を寄せた間だったかな?いや、違ったような、、、。
やっぱデカイ。天下一とは良く言ったもんです。
やっぱ木の文化の国は基本からして石の文化の国とは違いますね。
これぞ名古屋のシンボルたるシャチホコ!
最上階に登ったところで恐る恐る手を突き出して撮った写真。
キXタXが縮みましたよ。マジで高い所ダメなんです。
去り際にパチリ。いいバランスとれてますよね〜!
やっぱ日本人のお城のモデルといえばここ名古屋城か大阪城なんでしょうね。
勿論白鷺城の美しさはまた別格なのでしょうが?(行ったこと無い!w)
城の展示を見ながら徐々に上がっていったのですが、名古屋大空襲でB-29が焼夷弾を落としていった際に組んだ櫓に火が延焼してアッという間に焼け落ちとというところの説明を読んだ時には怒りと悲しみが一気に躯に沸き上がってきましたね。

まあ、起きてしまったことは巻き戻せませんが、、、。

この後は娘達の名駅地下街のショッピングに付き合ったり名鉄ビルの9階の和風レストランで中トロ丼定食を食べたりしてあちらこちらを引っ張りまわされた挙句、男軍団も疲れ果てて家路へと帰り着いたのでした。
こうなることを予想していた婆ちゃんの方は最初から家でクーラーにあたって涼んでおりましたとさ。

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