2014年6月22日日曜日

当直で疲れた

今日はなぜかバンバン呼び出される当直。

オジサンになると夜の遅い時間に呼び出されると結構翌朝に響くような疲れが残ります。
看護師さんで夜勤の人なんかの場合には夜の仕事の後は「通常」そのまま仕事に入っていくということは「形式上は」無いことになっていますが、医師の場合はほぼ「関係なし」で、多くの意思は当直でいくら働こうが翌日は当たり前のように仕事をしなければなりません。

労働基準法なんかはまあ有って無きが如しというのはこのことで、これって最近どこかでニュースになってたと思うんですが、そんなことで医師側が文句を言っていたら日本中で患者さんが亡くなられてしまいます。

この点に関してはアメリカの方は厳然としていて、5時になったらきっちりレジデントや当直との引き継ぎが行われて、少なくとも「責任」はその時間に担当だった人間のもとに存在することになります。
おおくの大病院においてはコメディカルも多いし、エコーの実施などもそれ専門のパラメディックがやってくれますし、何しろ患者あたりのドクターの数が違いすぎます。

オマケにドクターサイドなどの数は多いのに平均給与は明らかに日本のドクターより上ですから。
こういのを見ると日本の医療は看護師さん達や医師側の肉体的犠牲で成り立っているな〜とつくづく思います。
実際MDの平均寿命は短いですしね、、、。
友達や先輩医師の中には若くしてクモ膜下血腫になったり髪全部が若白髪になったりなんていう例もありますから、個人にかかってくる精神的肉体的負担、社会的責任の大きさを考えると一部のコンタクトレンズセットアップ専門の眼科医なんかを除けば、(いろいろ意見はあると思いますが)金銭的には割にあわないと思います。

テレビドラマに出てくるような、アホ面した金満イメージ満載の美容整形外科医のような連中は少なくともごく僅かなもので、多くのドクターはしっかり勉強して頑張り抜いてると思います。
多くの開業医は現実問題として周りの人間が思ってるほどリッチでもありませんしね、、、。

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