2014年4月22日火曜日

看護師さん達の激務

看護師さん達の仕事は激務。

これは特に重症患者の多い内科病棟では間違いない事実です。
中でも夜勤の仕事は実質的に最もキツイものの一つではないでしょうか。世界各地で今日も明日も毎晩患者さん達のケアをする無数の看護師の方々の献身的な働きが病院というシステムを日々支えているわけですが、多くの職業の中でもリスクファクターという意味で、疲労とその原因となる昼夜逆転、長時間労働というのはやはり健康の維持を妨げるリスクファクターと言う意味では非常に大きなものと考えられています。

私が見てきた中で最もきつそうに思えたのは小児科重症病棟の夜勤さんでした。
その病棟から出てきた看護師さんは翌朝本当に「ゲッソリ」と言う感じで出てきて、肌の艶もなく目も腫れぼったい感じで、こんな仕事を四十代以降も続けられるはずがない、、、と内心思ったものです。
一晩中子供さん達の喀痰吸引を順番に繰り返し、朝を迎える。それをしないと子供たちの喉に痰が詰まって窒息してしまうという状況の中で強い義務感と責任感のもとで文字通り身を削って献身的に働く方々を見ていると本当に頭が下がります。

私の病院には小児の重症病棟はありませんが、老人や末期の重症疾患の方々も同様に看護サイドに大きな肉体的精神的な負担を要求するものです。しかしそれは絶対に必要なもの。なるべく多くの看護師さん達がヘルパーさんとともにその負担をシェアできるのが理想なのですが、、、。
なかなかそうはいかないのが現実。介護サイドの人的パワーを揃えるには、莫大な資金とともに永遠に続く看護師の募集と補充を繰り返しているのがどの病院でも日々のリアル。

日本の医療費負担は大きいのは間違い無いのですが、世界の先進国間の比較で一人あたりの人的負担という比較を行えば常に医師や看護師の「個人」の犠牲に頼っているのが現実だということが丸わかりなのがこの日本という国なのです。
こういったことはいつかどこかで大きな破綻が起きるような気がしないでもないのですが、結論はいつでるのでしょうか。

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