2013年11月6日水曜日

留学の決定

今の時代、多くの国の人がいろいろな国でいろいろな分野で留学を経験する機会があります。

どの国に留学するにしても、自分の得た情報、コネ、チャンス、意志、運、等などの要素を組み合わせて、どのラボで何をするのかを決めていく訳ですが、人によっては教授からもらった赤い糸をそのまま引き継ぐ人も沢山いるでしょうし、自分の手でネットや雑誌などから情報を集めてシコシコと自分からアプリケーションレターを出す人もまた沢山いることと思います。

昨今の厳しいグラント状況ですから、なかなか景気が良い時のような良い条件での留学は見つからないでしょうが、それでも(実績を含めた)アプリケーションレターの内容や付帯する推薦状次第では「意外なほど」素晴らしいラボに自分の身を投じる事に成功する人がいるということもまた事実です。

大切なのは人の言いなりになって後悔しないことではないかと思います。無論、ボスがしっかり自分のことを見ていてくれて、研究者としての可能性をしっかり見通してくれていて言われた通りにレールに乗っていれば、そのままかなりの確率で留学が成功することもあるでしょう。

しかし、その反対の時には、、、。

果たしてその人は「後悔すること無く」費やした数年の貴重な時間に関して諦めきることが出来るのでしょうか。ボストン界隈で数年前に起こった教授への傷害や殺人事件程の酷いことはなかなか起こらないでしょうが、「高所から身を投げるような人達」や「首をくくる人達」が報道されないだけで、沢山いるということをわすれてはならないでしょう。

それほど、厳しい競争をして必死の努力を行った末に努力が報われないことも幾らだってあります。そして、そういう報われない事自体も本当に沢山、普通にあるのです。それが留学における研究の真実だと思います。

しかし、その留学先の選択を「自分の力と意志で」行った人には、留学期間が終わった時にどのような形であろうと全力を尽くし、その重要な選択は自分で行ったとすれば、後悔は本当に少ないと思いますし、むしろ誇るべきだと思うのです。例え大きな成果が出なくても、得るものは研究結果に限らず沢山あると思いますよ。

自分の運命はできるだけ自分の強い意志で切り開きたいものです。

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