2013年11月29日金曜日

サンクス・ギビング・デイでパーティー

今日はお隣のいつも親しく付き合っている御夫婦にThanks Givingのパーティーに呼ばれました。

今日はサンクス・ギビングで、アメリカの多くの人達がクリスマス休暇並みに休みをとって親戚や家族で皆が一つの家に集まって食事や会話を愉しむのです。毎年毎年この後に起こるShopping Spreeに関しては書いてきたのでもう詳しくは書きませんが、今回のパーティーは本当に楽しかったです。

呼ばれたのは午後5時からでしたが、その時間になると待ちきれなくなった隣の奥さんが我々の家の玄関まで来て「早く来てきて!」と言って呼びにきました。
家に入って行くと隣の御主人の次男の息子さんとそのメキシコ人の彼女、それといつも遊びに来る他の御夫婦が居ました。既にターキーやマッシュドポテト、その他のちょっとしたいかにもアメリカの家庭料理といったものが全部で10皿ほど並んでおり、そこに我々の家からは手作りのティラミスを加えてのパーティーです。

先ずは全員がテーブルに並んだ後、席についてお祈りの言葉。神に対する収穫の感謝と家族の平穏を感謝します。私達は別にキリスト教徒ではありませんが、こういった自分以外の何かに対する感謝の気持を持つ様な習慣を育む行為というのは謙虚さや慎ましさといったややもすると忘れがちな気持ちを持った人間を育てる上で必要な基本的な習慣なのではないかと言う気が最近特にしますね。

でも、こういうのはごはんを食べる前に発する「いただきます」という言葉の中に凝縮されているはずなんですけど、そういうのはどうも我が家では形骸化してる気がします。良くないですね。

さて、パーティーはやはり会話を愉しむのは本番。皆で会話を盛り上げようとするのが本当に大切で、私もありとあらゆる会話と経験を皆の中に持ち込んでこのパーティーでの集いをおおいに楽しみました。
本当にこういった集まりで、みんなが面白い話、興味深い話を集めて会話を愉しむというのはどういうシチュエーションでもこの国では基本だと思います。
というか、そうすることがマナーであるという感じで、これが出来ない人は優秀な聞き役に回る事が出来ればそれでよし、もしくは途中でウイットに富んだジョークを短く返して笑いをとるというようなことが出来るとパーティーは楽になると思います。
それが全てできないと、パーティーに出ること自体が苦痛になるかもしれません。

このパーティーでの会話の内容はそれぞれの仕事に関わったもの、人生に関するもの、病気、家族、教育、、、本当に色々でしたが実に楽しかったのだけは間違いありませんでした。
名残惜しかったのですが、数時間ほどでパーティーを辞して近所のOLD NAVYに行って今年のpre-black Firiday Saleを見てきましたが、入った瞬間に馬鹿げたほどの長いショッピングのラインが確認できて、嫁さんと二人で「出よう。アホらし。」といって出てきました。w

やっぱ、ブラックフライデーのショッピングは「金を時間で買う人達」が集うパーティーのようです。我々が金持ちであるという訳では全くありませんが、どうみても通常より10%のディスカウントを得るために二時間も支払いのラインに並ぶ意味があるとは思えませんでした。

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