2013年9月13日金曜日

素晴らしい日米癌治療関係者によるミーティング

今日は朝の5時に起き出して6時過ぎには日本人の他の先生我と一緒に車に乗り込みワシントンDCにある日本大使館へと向かいました。
実は日本大使館、NIHその他が合同で開催したワークショップ2nd US-Japan Clinical Trials in Oncology Workshopに出席することが目的でした。タイトルから分かるようにクリニカルトライアルですから、自分が日常的にやっているレベルの研究のかなり先の段階の仕事に関することですのでそれほど期待せずに行ったのですが、行ってみてびっくりの非常に有益な会合でした。
昨日早く床についた割に何故か遅くまで全然眠れず、困った状態で出席したので最初は眠かったのですが、セッションが始まってその話の面白さに思わず刮目。昔臨床に居た頃のこともあり、その興味深い話に引きこまれました。
アメリカ側の製薬会社、NIHの多くの治験担当部局のヘッド、そして日本からはNCCとPMDAから来たヘッドの方が私にとっては「へー、ほー」というような話ばかり出てきました。その上、それぞれ違う立場から同じものを解説してくれるので、その視点の違いがよく解りこの点も非常に面白かったです。
実際に、昼飯時やその他のコーヒーブレークの時などに個別に代表本人に伺って話しこんだりすると、本音や裏話がいろいろと出てきてそれも大変面白かったですね。
昼過ぎからのセッションは今度は個別のグループに分かれての直接の質疑応答などが出来るもので、このセッションでは自分の知らないことがさらに説明されたり、聞けなかった事をグループ内で聞けたりしてよかったですね。

日本の臨床治験、アメリカの臨床治験、そして日本で製剤が医薬品として認められるためのステップの混乱ぶりなどの話も多かったのですが、中国その他の治験と比較して日本はカネがかかりその上なかなか認証されるまでに時間がかかることおあるのですが、データの信頼性と細かさに関してはダントツだということで、安かろう悪かろうという信頼性の著しく低いデータをいくら集めたところで屑拾いと一緒だなという感想を強く持ちました。

旧大使公邸で行われたこの会合も今年で二回目、不定期開催ですが、6時過ぎに全日程を終えたあと大使が出てこられて短い挨拶をされ、会食とワインなどが供されました。ここでも個人的に色々な方から個別の話が伺えて本当に面白かったです。
やっぱりこうやって直接顔と顔とを突き合わせて話をすることはアタリマエのことですが「非常に大事」だなと再認識した次第です。
旧大使公邸入り口です。セキュリティーチェックを通らなければなりません。
二階にある今は主なき部屋の一部です。歴史が作られてきた部屋なのでしょう。
多くの珍しい本もおいてありました。
告知の時間が足りなかったことも有り、なかなか人の集まりという意味では少なめでしたが、50人ほどの人間でのこのサイズの家族的ミーティングこそ却ってよかったのではないかと思いました。大成功だったと思います。時間があればまた出たいものです。
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