2013年3月3日日曜日

圧倒的な差で叩き潰す

今日の相手は二年前に我々をFinal Fourで止めた憎き相手、かつ大物を次々沈めることでも有名な若きBrad Stevens率いるButlerとの試合でした。
試合は始まる前から殆んど虎の穴に入ってくるネズミを待ち構えるような雰囲気でした。(笑)なんというか、この状態で試合をするのも気の毒でしたが、この試合にかける情熱や準備の差がそのプレーの一挙手一投足に「全て」出てきたようなものになりました。
一言でいえば、相手にバスケットというゲームを全くさせませんでしたね。一方的にボールを奪い続け、ブロックし、3点を決め続け、ひたすらリングにボールを沈め続ける40分間でした。最終的にはその点差は32点まで開き、Butlerのバスケの歴史の中でも二十年来無かったほどの最悪の大差だったようです。Bradはそれでも流石というか、一流のコーチたるコメントを残しています。
最初の20分が終了した時点で既に24点差でしたが、後半でも決して追いつかせることはありませんでした。バトラーが我々に得点差で勝っていたのは最初の一分ちょっとの2点差だけでした。
能力があって意気込みがある人間達が周到に準備して組織的に相手に襲いかかるとこれほどまでに恐ろしい結末を産み出すのかと、見ていて素直には喜べないほどの凶暴なものを感じました。確かに素晴らし勝利ではあったのですが、これほどの大差だと次回以降の試合に何らかの心理的影響を残すのではないかと逆に考えてしまうほどです。
多分、こういうネガティブな面の影響を考えているのはかなりの少数派かとは思うのですが多分、コーチ・スマートはそういう点も当然のように思考の中に入れているのでしょう。名前そのもののスマートさで。
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