2012年9月7日金曜日

震災から何も学ばぬアホ行政

極めて日本らしい「馬鹿丸出し」の行政。
怒りで笑うてしまいました。ニュースのリンクを追っていた時に出てきた共同通信の記事。言いたいね、100万回くらい。馬鹿かあんた達は?と。事の中身は簡単で、岩手の歯科医師会が総合防災訓練で協力を申し出たところ「(震災の)行方不明者もいる段階で死者の身元確認を前提にするのは好ましくない」との理由でその再三の協力要請を断っていた、というもの。おまけに昨年は「「県民の被災の記憶が生々しい」などの理由で大掛かりな防災訓練を行わなかった」ということです。
関係機関の責任者本人の頭の中にあるのは、生々しい被災者達の記憶を呼び戻して傷口に触れさせたくないということなのでしょうか。見たくないものには蓋をする。
私は思うんですよね、ここは全く反対の対応を取るべきではないかと。ここは行政側と歯科医師会とが共同で震災に対応する訓練をする機会であって、そこには当然、最悪の場合を想定するという行政側の当然かつ基本的責務があるわけで、それを恥知らずにも放棄しているとしか思えません。日本でよくある「有り得ないような」理想的な状況での災害を想定して、「有り得ないような」理想的な対応をしたと想定して、「有り得ないような」最終リポートを作成してシャンシャンと終了、という愚を再び犯す気なのでしょうか。
今しないといけない事はその真逆であるべきで、最悪の事が起きた地域、かつその真実を受入ざるを得なかった地域だからこそ、その最悪の状況が再び起きた時の先進的な対応をする為のモデルに成り得るはずの機会を、自らの安っぽいセンチメンタリズムでドブに叩き捨てているとしか思えません。何が今被災者の方を苦しめているかという事の大きな要素の一つに「被災者の方々の身元確認が出来なかった」「大量の行方不明者の存在」というのがあった事をスッカリ忘れているのでしょうか。忘れてはいない上で、敢えてこういう対応をしているのならまさに被災者にとっても悲劇でしょう。法歯学の遺体確認における力は今回の震災で十二分に認識されたのではないかと思っていたのですが、、、。
防災無線での悲劇的な役所の若い女性の話にしても、決して悲劇のヒロインで終わらせる事ではなく、行政側が本来対応すべきであった「想定外」の話を如何にして「想定内」に落とし込めるようにするのかという「想定の輪」を広げるのが亡くなった方々への弔いと、生き残った方への責務ではないでしょうか。
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