2012年4月19日木曜日

Doctoral defense

今日は昼過ぎからバイオ・エンジニアリングの学生のディフェンスが行われた。
3Dカルチャーシステムに関する新規素材の開発が彼女の課題だったのだが、一言でいうとあちこちが「甘い」発表で、とてもとても博士号を取れるレベルのものではないと思った。コミッティミーティングもかなり紛糾したようだが、最終的にどうなったかは明日わかるだろう。
内容的には突っ込みどころ満載で、ありとあらゆる細かい点に突き崩すための素材が散りばめられている感じでした。あんまりロシア人女学生にタフな質問をしても厳しいかなあとは思うんですが、実は多くの博士号論文で「甘い査定」が行われている大学が存在していることも聞いていますし、自分がいる大学がそう有ってはいけないし、そういうことには大反対。彼女自身のためにもなりません。絶対に。
無論、これはアメリカの中に限らず、世界のあちこちで色々な「博士号取得レベル」の差があると思うんですけど、この差をできるだけ解消する最も良い審査の基準がpeer reviewed paperを提出して学外の公平な眼で見てもらい、その格差をできる限り収斂させることでしょう。この女の子の場合は既に彼女のやっていることの第一段階は彼女自身の手で論文化されていたんですが、口頭で多くの聴衆の前で発表してみると、あちこちに水漏れ、しかもザーザーと水が漏れているのが見つかっていく感じで、ちょっと可哀想なくらいでしたが。
まあ、日本の旧帝国大学の一部でさえ、 peer reviewed paper(s)の提出無しで博士号を授与する様なトンチキなところもありますが。どこかは言わずとも、自分自身でそうだと知っている人は知っているわけで、敢えて外から突付くまでもありませんか、、、。
そんな博士号は昔から言うところの、所謂「足の裏の米粒」等と自虐するレベルのものなのでしょうか。 人気ブログランキングへ

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