2012年4月10日火曜日

子供の日本語力

昨日はちょっと笑ってしまう事がありました。
家にいる長女・17歳はメリーランドに居た時までは日本語学校に行っていました。それも、小学五年生くらいまでだったのですが、結構、ドリルとかも自分でやっていたので中学に入ってからも比較的日本語の読み書きは出来ていると思っていました。実際に任天堂DSのその手の漢字能力検定テストをさせてみても大体は学齢-1くらいで推移していたので親としては「まあ、海外子女で学校行ってない人間ならこんなもんじゃろ」位で放っておきました。
ところがやっぱそうは問屋が卸さないんですね。システマティックに教えられていないとどういう穴ぼこが知識に出来るかというのをまざまざと見せ付けられたのが昨日の出来事。それは、夕方の事で、私と長女がトマトスパゲッティを食べ終わって寛いでいたところ、おなかが一杯だし、今日はパスタの気分じゃないと言って、「自分で作る」宣言をしていた次女が、やおらクックパッドからタピオカのメニューをプリントアウトしてきたようです。
それはそれでよかったのですが、何せ日本語力のめちゃくちゃ弱い次女ですから書いてある漢字が結構読めません。お姉ちゃんにそのメニューを持っていて、解読を依頼しているようでした。(笑)そこで、私が助け舟を出すつもりでチラッと覗き込むとプリント一杯にルビが振ってあります。笑い出しそうになるのをこらえてみていると、一緒にルビ付けをしていた長女が「お父さんこれなんて読むの?」と聞いてくる漢字がありました。それは「蓋」というのと「沸騰」という漢字でした。まあ、これは読めんかもなと思って眺めていると、、、あれあれ、長女が教えたルビの中にオカシナ振り仮名が「弱火」という単語に振ってあります。小さい字なんですがよーーーーく見てみると
じゃくひ
と書いてあるのでした。ガックリ。orz 僕自身生まれて初めて聞く単語です。
そのことを指摘すると苦笑い。そのあと、思わずお互いに大笑いしてしまいました。まあ、「弱」を「じゃく」と読めただけでも3ポイントとしましょうか。w 体系的、網羅的な日本語教育、やっぱり必要ですね。体験的日本語学習でした。(笑)日本語自由に話せるように見えても、やっぱ日常生活でいろんなシチュエーションで接する時間が少ないとこういう「穴」が開くんでしょうね。そう考えると、私の英語なんてきっと、、、。(まあ、これ以上はほじくり返しますまい。w)
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