2012年3月31日土曜日

二番煎じ

この前からグーグルがこっそり新しいサービスを付け加えてるのに気づいたのですが、どれくらい成功するのかな。このグーグル・プレイという冴えない名前からして、なんとなく先行きが怪しいような気もするんですが、どうなるのか様子を見ていこうと思います。
それにしても、グーグルって言うのは最近レベルの一つ落ちる二番煎じがやたらと多いように思うんですよね、個人的には。
Google+しかり、それにこのgoogle playもアマゾンなんかのサイトと比べれば本当にマダマダという感じです。何か最近、グーグルも昔のマイクロソフトのようになってしまった感じがあります。しかもごく短期間で。やっぱりイキイキと創造性を働かせることが出来る最適なサイズの会社というのが存在するのかもしれません。
小さいときは無論個人の力が最大限に天才を要するものなのでしょうが、ある程度大きくなってきて、凡人が作り上げた金や制度の存在がその天才の前に立ちはだかってその創造性を最大限に邪魔しにかかるんでしょうか、、、。
Facebookを見ていても、今回のIPOを通じて同じような感じを受けます。
しかし!今日のグーグルマップの新しいボタン「ぼうけん」にはグーグル魂を久しぶりに感じました〜!これこそ我々がグーグルに求めているものなのです。

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2012年3月30日金曜日

嫁さんの誕生祝いのつもりが、、、

今日は嫁さんの誕生日、いわゆる早生まれというやつですかね?
学年的には遅生まれというべきなんでしょうが、そういう習わしなので仕方がない。とにかくこの早生まれの人のメリットといえば、女性にとって何時でもクラスの中でほぼ最も若い人に当たるということだろうか。確かに、4月の第二週生まれの嫁さんの友達なんかは、あっと言う間に嫁さんとはまた一歳年齢違いの年上になってしまうので、何時も羨ましがられているようですが、、、。(俺にはどうでも良い事)
というわけで、今日は手料理でもして祝ってやろうかと考えていたんですが、ラボの学生指導で遅くなってしまい、急遽外食による誕生祝いへと予定変更。家に急いで帰って、家族のメンバーを誘っていると、突然上の階から娘がヒャーッと叫んでいるのが聞こえた。隣にいた嫁さんと「また虫が出たんかいな、あーあ」とか言い合って苦笑いしていたら、「受かったー」という声が聞こえてきたのでした。どこに受かったんかなと思っていたら「Johns Hopkins!」と言ってます。わたしは娘がJHUを受けている事自体をハッキリ言って知りませんでした。(笑)
まあ、しばらくは娘も興奮していましたが、あっと言う間に冷静になりました。ほぼ同時にCornell Univeristyからも通知があったらしく、そちらは残念賞とのこと。まあ、ぼちぼちですね。
そのまま、家族全員で近所のメキシコ料理店へ行きました。
嫁さんは今まで頼もうと思って注文出来なかったへんてこな料理を注文して案の定量が多すぎて後悔していました。(笑)子供達も大量に食べたため、支払いは少し多めになりましたが、二重にお祝いとなった日なので、何と言うか気前よくチップをつけました~。嫁さんの誕生祝いの意味が少し小さくなってしまいましたが、まあ、気にはしてないでしょう。
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2012年3月29日木曜日

葉桜祭り

本日はDCへ行って上の娘と息子の分の新規パスポートを取得してきた。
子供は20歳になるまでは5年ごとの更新だ。まあ、この年頃というのは顔の形がどんどん変わるので致し方ないという点はあるにしても、一回の交信で一人124ドルが飛んで行くのは痛い、おまけに大使館の人によると4月1日より更に更新料が上がるということで、どうしてもこの3月中にしておかねばならなかったので、学校はハーフデイという事もあわせると、今日が最適な日だった。
奇跡的に全く混むこともなく、二時間ちょっとで大使館まで到着し、あっと言う間に終了。途中でポトマック沿いの今年100周年記念となっている、ワシントンの桜祭りは完全な「葉桜祭り」になっていた。取り敢えず、写真は撮ったのだが、寂しいものでした。(笑)
帰りにはポトマックミルズというモールにあるforever21という女性の店に寄って娘の服と嫁さんの服を買う。勿論男性陣は何も面白く無く、金魚の糞の様に付いて回るのみ。orz
3時には家に帰りつき、何事もなかったかのごとく一日を無事に終えました。
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2012年3月28日水曜日

なんちゅうか、、、世の中厳しいのう、、、(笑)

一昨日、実はあるグラントから評価が返って来た。
残念ながら結果はダメ。しかし評価自体は三人のレビュワからexcellent/excellent/outstandingとの御講評。ディー・オー・ディーといって、この世界ではよく知られたディフェンス絡みのグラントなんですが、全体では今回、たったの7.9%しか採用されませんでした。167件中の13件と言う採用状況で、もろに政府の予算削減と不景気の影響を被っているのがマザマザです。
こんなにパーセンテージの低い採用率なら、今のNIHのR01グラントのほうが「下がったとは言え」まだ採択率だけならこれよりかは少し上ですから、鬼というか何というか、、、。orz
しかし収穫もありました。勿論もともとそれを狙っていたのもあるのですが、まともなコメントが返って来たので、これを新しい肉として取り込んで、更に次回のグラントに繋げることが出来るわけです。こうやって、貧乏研究者は少しづつデータと改良を加えて最後には大きく高い壁を突破するようにしか手がありません。
それにしても、今朝は朝遅くまで別のグラントの仕上げをしていたせいで変にリズムが狂ってしまい、酒を飲み過ぎた翌日のように頭が痛くて二時間ほど困り果てました。いやはや、歳ですな~!20代の頃のような無茶苦茶な大学院生活の時のようながんばりはなかなか効きません。自戒自戒です。 人気ブログランキングへ

2012年3月26日月曜日

深夜までグラント書き込み

今、午前三時すぎですが、明日までにグラントを提出するためにちょっとした書き込み中。
今回の焦点は前回コメントをくれたレビュワーを以下にして納得させるかという一点に尽きる。一人の、統計学者の方のコメントはバイオロジーを全く理解しない上でのコメントだったのだが、このコメンテーターによるコメントはキッチリとあるスマートな手段を使って完全に抑え込んだ自信がある。
二人目のコメントは大方的を射ているモノだったので、ロジックに従って一つづつ質問と疑問に応える方法で処理していく。問題はその中で、実際には予算額と与えられた期間では「絶対にSF小説レベル」と思える実験方法をサジェストしている部分。ちょっと呆れるような空想科学論が述べられているのだが、ここはレビュワーを刺激しないように巧く丸め込まねばならない。
明日は、共同研究者の先生と共にこの部分をフィニッシュさせて終了と願いたいものです。 人気ブログランキングへ

2012年3月25日日曜日

アメリカの外食産業

今日は夕方、ベトナム料理を食べに行った。
上の娘の友人達がソーシャルスタディーの授業の中で使うビデオ教材制作の作成をメインダイニングのiMacで行うため、今日の夕食を作ろうにも場所がタイトになりすぎるし、お互いがその存在が邪魔なので(笑)我々残りの四人が外食に出ることによってお互いが干渉しないようにしました。
ここのベトナム料理はもともとベトナム人が経営していたものなんですが、数年前に経営者が韓国人に変わりました。しかし実際には味が変わることなく、以前のように美味しいベトナム料理が出され続けましたので、結構経営者がバトンタッチした時に料理の訓練厳しくされたんじゃないかと内心では思っています。
この国ではあちこちにXX料理といういろんな国の背景を持った人が持ち込んだ多国籍料理の展開がされています。田舎のほうにまず出てくるのは日本でもそうでしょうが、まず中華?同じ感じでメキシカン系統の中南米料理。更に進むとコリアンバーベキューと言う名の焼肉料理店。そのあとは実に様々で、日本料理や中東料理その他の料理が入り込んでくる感じでしょうかね。あくまで私個人の感覚的な話なので統計をとったり見てるわけではないのですが、中華とメキシカンがどのエリアでもまずは入ってくるというのはきっと大きく間違った事実ではないと思います。
それにしてもファストフードとこれらのエスニック系のレストラン、後、アメリカのカントリー系のレストランがごちゃまぜになって、いろいろと美味いのとマズイのをサーブしてるわけですけど、本当に周りのレストランの興亡を見ていると、食べ物を取り扱う仕事は、他人ごとながら本当に経営が難しいんだろうなと痛感します。
この前まであった店が、あっと言う間にたたまれたかと思ったら次のレストランに変わってしまうなんて言うのは日本でもそうなんでしょうが、一体どれくらいの人が入ってどれくらいの値段を設定して、どこからどれくらいの値段の食材を入れて、人件費の支払いはどうで、初期費用にかかったローンの支払を考えて、、、などというようなマルチプルファクターを考慮し始めると、「物凄く慎重に」開店しても、お客の入りが悪ければとか、食中毒が一度起きればとか、、、難しすいですよね。
美味しいお店がいつまでも近所で繁盛し続けてくれることを祈るばかりです。
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2012年3月24日土曜日

Youtubeと映画

最近驚いているのがYoutubeの中に増えてきているフルに観ることの出来る映画やテレビ番組の存在です。
何と言ってもこの世界では違法なアップロードは御法度ですから、そんなものがyoutubeの中に存在すると言う事自体が信じられなかったのですが、最初は海外のテレビ局の中から進んでコンテンツの提供をはじめる放送局が出始めて今では結構多くのところがコンテンツをYoutubeに流し込んでいるようです。
Google自体もチャンネルを持っていて、古い映画コンテンツから色々持ってきたりしてるみたいですからね。無料なのはこっち、有料なのはこっちということなんですが、如何せん見ていただければ判るように圧倒的に日本版のコンテンツの中身がスカスカということですよね。まあ、アメリカ国内の通常版もたいしたこと無いんですが、こういうのが時間をかけて拡張されていくのかそれとも、通常のHULUやNETFLIXのような強烈な奴が暫くは優勢なのかは今の段階では個人的な推測の域を出ません。しかし、確かなのは日本のサービスは徹底的にFar behindということでしょうか。まあ、いつものことなので著作権云々と言ってるうちにまたまた数周回の遅れになっていくんでしょうね。(笑)こればかりは自分が何と言った所で変わりもしませんので。
さて、話はもう少し先のところに行くのですが、いわゆるグレーゾーンと思われるコンテンツですね。多分著作権に関しては真っ黒けのアップロードもあるんですけど、そういうのは消えるのも速いですね。アップロードに関しては20分を超えるコンテンツに関しては確か、いくつかの基準をクリアした人間しかアップできないはずなんですけど、今の段階では明らかに「マジですか?」というような映画がアチラコチラに無数にアップされていて、しかもフルに二時間を超える映画も一本のアップされたコンテンツとしてあるんですよね。
一体全体どうなっているんでしょうか。時間が解決してこういうものは淘汰されるのか、それとも何時までもイタチごっこという状態が続くんでしょうか。
10年後の答えが知りたいですね。まだまだ何らかの大きな商機が眠っているような気がします。 人気ブログランキングへ

ちょっと良い知らせ

ロウイングの練習が終わって家へ帰ってみたら嫁さんがつつっと寄ってきて囁いた。
「UVAアクセプトされたよ~」良かった良かった。取り敢えずこれで2つ目のアクセプトとなった。アプライがどの大学に対しても、締め切り前日とか締め切り当日とか、どこかの親父さんそっくりの応募方法を取っていたので、内心では「オイオイお前さん、そんなにのんびりしてて大丈夫かい?」と思っていたのだが、ゆっくり応募した分、ゆっくり返事も帰って来ているようだ。
アーリー・デシジョンや非常に速くアプライした人達の中には略一ヶ月ほど前には既に返事を受け取った学生達も居たので、ちょっと心配していたのだが、取り敢えず選べるカレッジが2つにはなったということで、、、。
後、幾つ応募したのか実は親の私知らないんですね。(笑)娘によると、私の家にアンマリお金が無いということを了解しているようで、アプリケーション・フィー自体(一つ$60-$90程度)も積もれば馬鹿にならないと言って増やさなかったんだそうです。ガックリ。orz
しかも、後、残っているのはIVYリーグとか、それに準ずるようなところばかりで、世界の大学ランキングで10番に入るようなところばかり。私自身は「まあ、無理でしょ~。君のように特別に何の準備も無しでそんなとこに入るのは!」と思っているんですけど、アメリカのカレッジのシステムは、何だかよくわからん様々な要素が絡み合ってアドミッションオフィスが決定してきますので、単なるペーパーテストだけではきまらないんですね。
一体どうなることやら、、、。全ての答えが出るまでにこれから一ヶ月以上かかることはないでしょう。しかし、娘には常に言っているんですけどね、本当の勝負はカレッジでは無い!グラジュエイトスクールだ!と。理解してくれるのはもう少し先かな。
まあ、何れにしても、今度は親がお金の心配をする番ですね。娘のスカラーシップとグラントが沢山見積もられますように!(笑)
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2012年3月22日木曜日

ウホ!コレは朗報かも!

これはもしかしたら自分のような立場の人間には良いかもと思うような記事。
記事はココにあったちょっとした記事なんですけど、「加藤茶が長生きするのかもしれない」と書いてあるのにちょっと興味を惹かれて読んでみたらなるほど、そういう論法でお話を持ってきますかという、ちょっと笑ってしまうような話なのですが、、、。
読んでいただくと解るように元記事はさらにAFPのこの記事なんですが、その話にもまた大本の論文が当然あって、それをPubMedでいつもの様に検索してみると、、、ありましたありました。これがそうです
要するにこのDrosophila melanogaster(研究者にはお馴染みのハエです。)の研究者が作ったsuperoxide dimustaseという酵素の変異を導入したハエをもともと長寿のハエや若いハエなどと混ぜて飼育した所、ストレス耐性や運動能の著明な改善があったという報告で、既に発表自体は2008年のものなんですね。
若い人の「エキス」とでもいうべき何かが今流行りの「アンチエイジング」とでも言うべき作用を何らかの形で人に及ぼしているのでしょうか。僕が面白い思ったのは、この研究者達が、こういうsocial interactionをハエ同士でさせてみてその結果を引き出したというところです。
まあ、結果自体も面白いのですが、それ以上にこういう事を考えだしたと土台というか素地がこの人達の発想の中にあったという事実に強い興味を持ちました。
色々研究の中で考える実験はあっても、実は頭の中で時間、お金、人員の都合などで、あれこれと試行していく上での障害要因がないかどうかを必ずバーチャルに考えてみるのです。その結果、グラントなどでもそういう部分で現実にはどうも達成できそうにないレベルのことは自然とグラント提出時のタイム・フレームの中から事前に除外というか削除してしまうことが多いんですね。
なぜかというと、実際にレビューをしている人間も現場の感覚を持った現役であるかぎり、その実験がだいたいどんな感じで進んでいって、実際にはどれくらいの確率で成功なり失敗なりしそうで、、、なんてことを値踏みして来ますから、「これ、無理ちゃうん?」とクレームを付けてくるわけです。
しかし、本来こういう思考実験は際限があってはいけないはずで、その点ちょっと反省ですね。生地自体は何とも無い加藤茶とその寿命を占うという、良く考えたらちょっと失礼な記事ですが、(笑)考えてみると、そこから自分でたどり着いた結論は日頃の実験考案に対する自戒なのでした。
本当は今日は、大学で若い連中相手に仕事してる自分にはその効果がフィードバックされてるのかも?と言いたかったのですが、どうもその連中から貰う苦労のほうが多くて相殺以上の効果が還って来てるようで。(笑)
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Mayo clinicから来た研究者の残念な講演

今日は昼にMayo Clinicから来られたある研究者の講演。
ミネソタから来られたんですだが、まず最初のパートの内容はGBM(Glioblastoma Multiforme)患者から採取した患者検体を、プラスチックウェアを介さず、直接マウスの生体を用いて継代培養することによる遺伝子変化の有無とその知見の応用。次のパートの話はもう一歩踏み込んで、このGBMの患者さんに対して実際に応用されたドラッグがどの程度の効果を発揮したのか、そしてその限界は等というものでした。
メチレーションの差によるこのドラッグの効き具合の差や、PARPインヒビタとのコンビネーションで起きる治療効果の差などを説明してくれたんですが、、、。残念ながらコンテンツと使われている巨額のバジェットとの釣り合いが全くとれていないなというのが正直な感想でした。R01だけでも2つ、それにMayo自身からの有名なファンドと、その他の有名なファンドの組み合わせで今日の発表のコンテンツをカバーする8個ほどのファンドが書きこまれていたのですが、正直「何処にも頭脳を使っていない力任せのテクニシャン仕事」だと思いました。しかも、臨床でのこのドラッグの効果も確かに統計学的な有意差を超えて効いてはいるのですが、やはり患者の大部分は数ヶ月の延命効果を得られたのみということで少し寂しいアウトプット。ドラマがありませんでした。
「こんな仕事」が他の研究者から諸々のバジェットを吸い取っているのかと思うとちょっと呆れてしまったというのが偽らざる気持ちでした。大金と多くの研究要員を使っているならもちょっとましなことをやってほしいと正直に思います。何でも大金を叩きこめば良いというものではない事がよく判る講演でした。
期待していただけに残念!
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2012年3月20日火曜日

マニュアル

何でもかんでもマニュアルで対策が練られているこの世の中、こんなものまで対策の対象なんだね、と感心してしまったのが医学部面接マニュアル
でも逆に言えば、こんなのこそ勿論、真っ先にマニュアル化の対象になりますよね。こう言うこと気にしたことが無いので改めてこういうものを実際に読んでみると「なるほどね~」と笑ってしまうようなことが一杯書いてあります。探してみれば、あるはあるは、ネット上にありとあらゆる医学部受験の対策本が散らかっていました。もう、ビックリのレベルです。(笑)俺たちの時代にこんなもんあったんかいな?単に俺が探したこと無いだけだったのかな。予備校とかでは試験対策の一貫として出されていたのかもしれませんが。(予備校とか塾行ったことが無いのでコメントできない弱みがあります。)
では何だか、こんなマニュアルで対策を練って医学部に入ってきた人間達が、面白くも可笑しくもない金太郎飴の様な人間として医師になるのかと言えば実際には「少なくとも自分の世代は」金太郎飴的な集団とはまさに正反対で、実に多様な人間達の集合体でしたね。自分を含めオカシイのも居ましたが(笑)、基本的には皆、個々の能力が高く、いざ一旦真面目になるとあっと言う間に高い所に駆け上がるだけのポテンシャルを持っているのが殆どだったと思います。(私は違いましたが!orz)
特に、普段真面目だった人間と比べて不真面目で博打や飲酒ばっかりしてたような人間がまじめにやりだした時に、「目の覚めるような学業上の活躍」が見かけられたのは本当です。何で日頃からやらないか、、、というかそういう習慣が無かったのか、やれば出来るから普段はしないという魂胆だったのか、、、。何れにしても今となっては聞き様も無いですが、FB経由ででも聞いてみるか、、、。
まあ、野暮だから止めて、今度一緒に日本で酒を飲んだ時にでも肴にしますかね。 今日のは毒にも薬にもならない独白でした。
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2012年3月19日月曜日

二重国籍

今日はある方からのメールで国籍の話が出てきてちょっと驚く噂話が書いてあった。
中身がどういうものであったかはここでは詳らかにしませんが、数行と短いながらもインパクトのあるコンテンツで、私には十分この事に関して考えさせられるものでした。
本来国籍という概念がどういうものとして取り扱われてきたのかは、私の知らないような長い長い歴史的、法的、行政上の、国家間の、、、と挙げ出したらきりがないような長い長いバックグラウンドがあるのでしょうが、この件に関して様々な側面からこの問題を論じている素晴らしい文章があったのでここにリンクを張っておきたいと思います。この文章自体は転載された文章の様ですが、下手に私などがブツクサ語らずともこの国籍という問題に関して実にあらゆる側面から光を当てて論じているのに驚きました。多分、私が知らなかっただけで有名なサイトなんでしょうね。
無論、国際法や民法などの教科書レベルではもっともっといろんな立場の人がいろんな考えを所謂「学派」という囲いの中から論じているものも無数にあるのでしょうが、そこまでいくと門外漢には訳がわからぬ世界が出現するのでこの手の簡約化された文章が最も理解しやすいですね。簡単だからといって本質を外しているとも思えませんので。
ただ、実際に選挙と国籍という国家の本質に関する部分となると、、、本人たちの利便性を超えた難しい問題ですよね。
私個人は、多重国籍者でも選挙権は一国家に限定というようなシステムだと良いのではないかと思うんですが、こんなのはいくらでも反例を挙げれば、実務的にマズイが出てきますから悪意の介在を許すような緩さでは全く理想論でしか有りませんし、、、。
難しい話です。
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公務員の定数削減

先日、Bethesdaに行った時に日本人会に出席したことは少しここに書きましたが、実際にあそこでは多くの日本人研究者のみならず、医師、行政職、ベンチャー、製薬会社の方も参加されているので、発表会後の懇親会で話を聞くことは自分の世界以外の出来事に関して見聞を拡げる非常にいい機会でもあるわけです。
もともと臨床をしていた頃も患者さんやその家族の方々からいろいろな世界の違った話を伺うのは大好きでしたが、今回もそれに近いものでした。
その中でいくつも面白いお話は出てきたのですが、とりわけ厚労省の方に伺った公務員削減に関する話は面白かったですね。マスゴミが報じる公務員たたきは本当に一方向で恣意的にストーリーを作った上でそれに沿った話を針小棒大に流すだけというのは解ってはいたんですが、実際に中にいる霞が関の中の人間がどれほど公務員削減の煽りを受けていのかという部分に関しては実感がこもっていて、既に仕事量がかなりサチュレートしている感じがよく解りました。
更に、霞が関の中のキャリア官僚の中にもやはり飛び抜けて文章作成能力、書類作成能力の高い文官がいるという話を聞いた時には、内心「そういう人達って学校で当然、勉強もできたんだろうな(I種に容易に通るんですから当然ですが!笑)」と思いましたね。だって、「学校の勉強」というのは要するにどこが要点なのかを素早く把握して、それを纏め上げた上で効率よく他の共通事項に応用していく訓練そのものですから。
こういう少数精鋭の人間と、更にそれをサポートする有能なII種の人達がいるのでしょうが、この手の「国家をスムースにまわすのに必要な人材」を大阪市の清掃局その他の「馴れ合い採用組」と同レベルで数だけ合わせる愚を犯しているのが某政府なんですから、やっぱ、この国の弱体化を狙ってるんでしょうかね。やっぱり。
能力に見合った給与を出す事は大変重要なことです。
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2012年3月18日日曜日

敗退

61-63
本日は我が校の敗退決定。結果は二点差。
対戦相手はインディアナ大学。負け方が悔しかった。最後に立て続けに3PTを決められてこちらの方のファウルスローがまた立て続けに入らずという負け方。
しかし、この懸念は年初来判っていたことであったからその傷口が土壇場になってパッカリと開いたといったほうが正解か。前から勝ち続けてきたとは言え、「きっといつかタイトな試合で入らなかったフリースローを後悔することになる日が来る」と思っていましたが、それがこの全米の最上位32校を選ぶ日にやってきただけのことなのでした。
全米で6番目に若いチームがここまでこれたことをよしとするべきでしょう。昨年はファイナル4まで行きましたが、今年は内心で感じていた通り、口には出しませんでしたがやはり敗退しました。しかし、色々と素晴らしい来年の芽が見えた年でもありました。これはきっと来年はかなり違った意味で強いチームになりそうです。何と言ってもBurgessが抜けた穴は小さくないのですが、Red shirt組(他所のチームから移籍してきて1年間は出場できない選手達)の中に実は凄い逸材が居るのです。
来年、弱点を埋めた我が校がどこまで行くのか。上を向いて歩こうと言う心境です。
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2012年3月17日土曜日

NIHへ、そして日本人の方々と

久しぶりに今日はNIHへ行った。
目的はある新進気鋭の日本人PIの方のlymphangiogenesisに関するデータを見せていただくことと、その周辺の発見、知見に関する総説を伺うため。更には日本人ポスドク達の主催する金曜会というNIH内のミーティングと懇親会に参加すること等だった。
予想通り、その日本人PIの研究のコンテンツは素晴らしい物で、ラボと予算の規模、そして何よりもスマートなアイデアに感心させられるばかりだった。こういうラボをNIHに持てたらいいなと夢想するばかり。また、もう一人の腎臓の機能異常をあらわす遺伝子の異常を研究されている日本人研究者の実験室も訪問させていただいた。
こちらも、ある腎臓研究では有名な大ボスのもとで素晴らしくクリアカットな研究成果を出されているスタッフサイエンティストである。研究室の端っこには、邦貨換算で一台二千万円するという50センチ四方の大きさの高価な機械その他が所狭しと並べられ、NIHの力を久しぶりに見せつけられた思いだった。
金曜会の話も大変お面白かったです。また、夜の懇親会でも旧友とも会い旧交を温めることが出来ました。それにしてもいろいろと職業や研究分野の違う人の話を短時間で聞けるこういう懇親会はなかなか良いもんだなと思うと共に、日本人も以前より減ったとは言え、地方にある我々の大学などとは比べるべくもない数の日本人コミュニティーがあることを再確認しました。最後に気づいたんですが、今回、意外と京大卒の人がNIH内で多いことに気づきました。同じ学部で違う卒業年でかつ近くで働いているのに話す機会がなくて単純にすれ違っていたり、、、。人的交流の活性化という意味ではこういう懇親会は結構良いもんですね。 家に帰り着いたのは午前二時過ぎでした。疲れた。
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2012年3月15日木曜日

よっしゃ~!勝った~!

62-59
これが本日の第一ラウンドの結果。対戦相手はWichita Stateだったが、終始一貫して勝っていたわけではなく、いつもの様に2 digitsの差をつけた後で徐々に詰められて最後は凌いで勝つという心臓によくないやり方、、、。ホンマにどうにかしてください、あんた達。(笑)まあ、勝ったからそれでいいんですが、こんなことしてたら次のインディアナは危ないよ、、、。
今回もESPNのフロント飾りました。
Wichita stateはニックネームがShockersと言うところから来てるセリフです。
何と言っても今回も12番シードのVCUが5番シードのWichita Stateを破ったことがまず話題になりました。ランキングでシードが5つ以上違う所でアップセットを食らわせると、Giant eaterと呼ばれるのですが、今年も一番乗りは我が校でした。昨年は5回あったうちの3回、今年はまず最初の一回と景気はいいのですが、どうなることやら。取り敢えず、自分のブラケットはUconnが負けるまでは無傷でいったのですが、どうやら今年はUconnも後半で監督が病気で一時抜けて失速したのがそのまま悪いリズムになってしまったようです。
明日も大量の試合が組まれていますが、どうなることやら。
ところでこんなニュースがありました。w
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2012年3月14日水曜日

盗っ人猛々しいとはこの事で、、、w

こんなニュースがありました。w

<不当徴収>車検巡り年1億円 社団法人の北海道窓口

毎日新聞 3月15日(木)1時58分配信社団法人「全国軽自動車協会連合会」(東京都港区)の北海道内にある出先窓口が、軽自動車の自動車検査証(車検)に関する事務手続きの際、法令で定めのない「協力金」や「書類確認費用」などを車の所有者側から徴収していた。同連合会によると、1973年から続けており、最近は年間1億円以上を集めていた。国土交通省から「法定手数料と誤解を招きかねない」として2月末に改善指導を受け、徴収をやめたという。同連合会や国交省によると、徴収していたのは札幌市や旭川市、函館市などにある7カ所の窓口。車検証の名義・住所変更や継続などで訪れた所有者や代行業者から、1件300~650円を徴収していた。内容を説明しないケースもあったという。08~10年度だけで計約3億7000万円に上り、人件費や施設維持費に充てていた。返還しない方針 車検証の継続などは費用がかかるが、記載内容の変更は無料。2月下旬に協力金を求められた札幌市の利用者が不審に思い、国交省に通報した。同連合会の村上太助常務理事は「道内は広いうえ、軽自動車の割合が少なく、運営が厳しかった。窓口で協力を要請している場合もあるが、忙しくて言わないケースもあったようだ。反省している」と話したが、徴収分は返還しない方針という。窓口を訪れるのは8割程度が業者。札幌市東区で車検代行会社を経営する男性(37)は「5年ほど、この仕事をしているが(支払う時に)説明を受けた覚えがない」と話した。同連合会は、国交省が認可した特別民間法人「軽自動車検査協会」から、車検証の事務手続きを請け負っている。全国53カ所に窓口がある。【片平知宏】
本当に懲りない連中としか言い様もない薄汚い仕業。
なんか、コソコソ、コソコソと下っ端の小役人が後ろめたさを感じつつも、天下りの警察OBの信任を陰ながら得て小銭を必死でかき集めている醜い絵柄が丸見えという感じです。何だか昭和の臭いがプンプンする交通安全協会とかその手の「糞」レベルの団体がまだこんなことやってるんですね。何ともオメデタイことです。脳味噌にカビが生えてるんでしょうか。(笑)
しかも言うに事欠いて「頂いた金は返さない」という「スカっと爽やかな」気持ち良い程のクズっぷりには頭が下がる思いです。個人的な感想としては、「またお前らかい!」というだけ。なんかまとめて鉄の鎖で一束に繋いで海にでもぶち込めば魚の餌くらいにはなるんじゃないかな。
交通安全協会に関する上記wikiをみても、本当に何の意味もない純粋な国家への寄生虫としての天下り団体多すぎ。罰則規定を設けたガンガン取り締まるべきなんですが、、、取り締まる側が作ってるんだから盗人に追い銭か。www
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2012年3月13日火曜日

ポカポカ陽気

リッチモンドが本格的に春に突入したのはもう、昨日の春一番でよく判りましたが、今日はダメを押すように更に暖かかった、と言うより暑かったです。
それが証拠に、今日は77度で設定していた家の二階の冷房のスイッチがオンになりました。もう春を飛び越して初夏から真夏へ飛び込んでいくのも時間の問題かも。この暖かくなり始める時期になると段々と花粉の心配をする人達が増えてきます。実際、外に駐車しておくとエリアによっては車が花粉で真っ黄色になるような日々が続くこともザラですから。私も、花がズルズル出たりするようなことはないんですけど時々頭痛がしたり具合が悪くなる時がありますから、そういう意味では時に花粉症の一形態に私自身も悩まされていると言えるかもしれません。
取り敢えず、今年は暑さが並でないような予感がします。自分自身は寒さには弱いのですが、暑さには強いので汗がいくら出ようと構わないのですが、嫁さんはそうもいかないようで、この夏はフガフガ言うのではないかと予想されます。w
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サマータイムに馬鹿丸出し!春も来た!

今日は朝からちょっとしたサプライズ。
共同研究者の先生から電話で、「リッチモンドの中心部にあるKOBEという日本食の料理屋のお食事券が今日までになっているので、お昼でも如何?」と言うお誘い。通常、育ち盛りの中年を自称する私が、朝の10時くらいから何時も早弁をして、後残りの一日を過ごす一瞬を過ごしていたまさにその瞬間にこの電話。慌てて残りの白いご飯粒を弁当箱の中に押し戻してお昼に備えました。約束は11時45分に研究棟のビルの前で、と言っていたのですが、ここで馬鹿な間違いを起こします。
今朝、車を運転してくる途中に「昨日がサマータイム導入日だから、今日は間違いなく時間の間違いを犯す輩がいるな~!w」等と一人ニヤニヤしていたのですが、実はその馬鹿の一人に入ってしまいました。w 朝もサマータイムに合わせて行動し、きちんとラボには来たものの、ラボのオフィスにおいている時計の針を一時間進めるのをすっかり忘れていました。最近は、腕時計は持たず、専ら携帯で時間を確認するか、PCの時計をちらりと見て終わり。
10時50分過ぎ、、、(自分ではそう思い込んでいる)携帯が鳴って、先生からの電話。受話器を取った瞬間に(この時計!!)間違いに気づき一目散でダッシュ。過ちを詫び、先生には申し訳ない気持ちで一杯でした。
春一番と思われる風が吹き付ける中をKOBEへと到着。注文を待っている間に人は満杯になりました。さすが金融の街、お金持ちが昼でも食べに来るのかな?と思いましたが、プレートだけなら7-8ドルです。戴いた御飯はなかなか美味しいもので、全然アメリカ風の癖もついてなくてなかなかのものでした。
二人でいろいろな話をしながら一時間ほどでラボに引き上げて行きました。
これならまた行ってもいいなと思える味覚と価格比のコンテンツを持った料理でした。
それにしても、サマータイムは曲者だ!って、俺が間抜けなだけか、、、。

Virginia Capitolにも春が来ました
KOBEに行く途中、脇から見たCapitolです
警察の覆面が何時もココにはずらりと、、、
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2012年3月12日月曜日

チキン南蛮作った

ここ数日、確実に春が周辺に押し寄せてきているのが判る。
遠景の木々も薄赤く芽吹くものが多く、洋梨の木に至っては真っ白な花がほぼ満開、家の梅の花も結構今年は元気なようだ。地面からは毎年恒例の真っ黒いチューリップが沢山の球根の塊から芽を出し始めている。後二週間くらいで花が咲くのではないかな。
カレッジ・バスケットのブラケットも発表になった。我がVCUはWichita Stateとの再戦だ。もう一回キッチリ叩き潰しておかねばなるまい。それにしても問題なのはその次、何とあの優勝候補ケンタッキーを避けて通れないのだ!これは厳しい。この優勝候補を退けた所で初めてSweet16Elite8という悪夢のような厳しい組み合わせ。もしケンタッキーでなくともあのUconnですぞ。twitterでも、ここの厳しさは話題になっていました。w
そのブラケットロジーを見ながら今週末の手料理を仕込んでいきました。今週のお題はチキン南蛮。嫁さんの指示で油の量を減らすべく、揚げ物としてではなく、炒め物として南蛮を作りました。自分で言うのも何ですが、実に簡単に出来、且つ美味かったです。最後にタルタルソースを付けて食べるのですが、これはちょっと繰り返し作る定番メニューになりそうです。
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2012年3月10日土曜日

あれからもう一年、、、そして東京大空襲から67年

月日が経つのは早い。
この歳になると、それはそれはもう昔とは比べ物にならない位、時間の経過が速く感じます。気づけば朝、気づけば夕方、そして気づけばもうこんな時間、これの繰り返しで、一週間、一月、半年、一年と時間が飛び去って行きます。
昨年のこの日、この3月11日には日本で東日本大震災が発生しました。ネットやテレビの画面から刻々と流されてくる信じられないような津波の映像や24時間流される感じで経過が伝えられつつも、一向に内部の被災状況が伝わってこない原子力発電所関連の報道と共に、二度とは戻ってこない今までの日本の姿が伝わって来ました。一瞬にして亡くなられた二万人もの人々。中には恐怖と絶望の中で、流され、押しつぶされ、目の前で最愛の人を失った数多くの人達が居ました。痛ましいなどという言葉では語れない悲劇は今後も語り伝えるのが我々の義務になりました。
放射性物質が拡散してく危機的状況を創りだした無能な宰相と政府の馬鹿。危機管理などという言葉とはおそらく最も遠い対極点に居た人間達が国家の中枢に居る時に限って起こるこの国難。阪神淡路大震災の社会党政権時の悪夢が再び繰り返されてしまったことを痛感しました。
あれから一年経って、未だに34万人の日本人が避難を続けているとか、、、一年経って未だに何十万単位とか本当に冗談のような数字ですが、現実にこれが悪夢のような事実なのですからおぞましい結果だとしか言い様がありません。家族を亡くされ、家財を無くされ、住む場を失った多くの方々を日本の中で「流浪の民」にでもしようとしているのでしょうか、この日本政府は。
結局、復興は「民」の自律的な動きが大きくものを言うのでしょう。数々の人の知恵と人の力が少しずつ少しずつ積みかさなり、時間をかけながら戻ってくるものはきっと戻って来るはずです。
もう一つ忘れてならないのは67年前の昨日起きた東京大空襲です。八万人以上の方が一夜にして亡くなったアメリカ軍による計画的な大虐殺でした。後にこの計画の指揮官カーチス・ルメイは日本から勲章を授けられています。理由は航空自衛隊の創設における貢献。馬鹿も休み休みに言えというのはこのことでしょうか。原爆の「二度と過ちは犯しません」の碑文といい、この国は戦争に負けて徹底的に洗脳された歴史がありますが、いくら捏造をしようと事実は時間をかけて戻ってきます。
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